コードギアス 反逆のルルーシュ Sound EpisodeⅣ
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[コードギアス 反逆のルルーシュ]

今回はSEⅣ。今回は連続ドラマが個人的に良作だったかな、と思う(ルルーシュの心情と言うか、彼にも年相応の感情があることを明確に出してきたと言う、意味のある一話だったと言う意味で)。あとは、SEシリーズにしては起伏の少ない、落ち着いた話が多い。
その辺りも踏まえて、続きはOPENからどうぞ。
<収録内容>
・キャラクターソング「プラチナ・ソウル」(カレン(小清水亜美))
カレンのキャラクターソング。シャーリーと同じくらい意外な曲選択。むしろシャーリーが歌いそうな曲をカレンが歌っていて、カレンが歌いそう…でもないか、シャーリーのキャラソンはσ(^◇^;)
とにかく、それくらいアップテンポで明るい曲。ラジオ「反逆の山々」では、カレン役小清水亜美さんも、最初に曲をもらった時は驚いたそうで、この曲は年相応にカレンが持ちながらもレジスタンスとして活動するがために心の奥底に閉じ込めた女の子として一面、と同曲を聴いた同ラジオのパーソナリティ・杉山さん(リヴァル役)は述べていました。
実際、その通りかな、と。製作スタッフが、バトルの多いカレンに合わせて激しい曲を使わなかったのは、そう言った劇中では絶対表現出来ないカレンの一面を描きたかったからなのかもしれない。
曲自体は、アップテンポで良い曲です。これがカレンのキャラソンと言われても、イマイチピンとこない部分がまだありますが(汗
・STAGE 06.113「王の名前」
一騒動の終わった後、騒動の元凶とも言うべき猫を生徒会で飼うことになった。そんなこんなで始まったのは猫の名前決め。それぞれに案を出す中、スザクはすでにその猫には「アーサー」と言う名前があることを言い出せず…。
アーサー誕生秘話。美味しいところは全部ナナリーが持って行ってしまった感じが強かった、と言うのが感想でしょうか。それ以外は、展開としては凄く普通でよく言えば落ち着いていて、悪く言えば起伏に欠けた。生徒会メンバーとルルーシュ&スザクの会話は、SEⅡのようにステレオを活かすような内容でも良かったかな、と思った。
・STAGE 15.631「女の斗い」
黒の騎士団で買出しに出掛けることになったカレンと玉城。文句を言いながらも人手が常に足りない黒の騎士団では幹部も雑務で動かなければならないことも多い。玉城を促し、出発しようとするカレン。しかし、その車にはすでにC.C.が乗っていた!? カレンとC.C.。玉城を置いて、二人のゼロに近い女の斗いが始まる…
カレンとC.C.をメインとした一話。しかし、カレンのゼロへの想いやC.C.のゼロに対する考え方と言ったモノは、比較的劇中でよく語られていたことのため、新鮮味が薄い(例えば、SEⅢの「他人ごっこ」のように劇中で語られなかった部分が描かれたわけでもないし)。そう言った意味で、シリアス削除・コメディ限定と言った一話。
その辺を念頭に置けば楽しめる一話だと思う。玉城のザコっぷりも見られるし(マテ ただ個人的には、最後のルルーシュとC.C.のやり取りはいらなかったと思うが。
・連続ドラマ「戻らない夏の日」よりSTAGE 0.533「はじめての友達」
ナナリー捜索の一件からわだかまりもすっかり消えて、遠い昔からの親友のようにふるまうスザクとルルーシュ。そんな二人をナナリーは微笑ましく思っていた。そんな平和に彩られた束の間の夏の日の一時…
直接的に前回の続きではないが、一応連続ドラマなのでルルーシュとスザクの関係はだいぶ改善されている。
個人的には、ルルーシュが麓の町に消防車が来て消火訓練をする、と言うスザクの言葉を聞いてはしゃいだシーンが意外と言うか、ルルーシュにも年相応の喜ぶモノがあると言うことを明確にしてくれたかな、と思う。ああいったシーンを見ると、今回のカレンのキャラソンじゃないけど、ルルーシュもきっと心の奥底には今も昔も年相応の男の子としての感情がきっと封印されているんだろうな、と感じられる。
非情に好印象の一話。
全体的に、これまでのSEシリーズの出来には及ばないかなぁ。連続ドラマが良かったことを除けばあとは平均的。「女の斗い」は、面白くはあるけど個人的に終わり方があまり納得していないし。
やはり最初のⅠ・Ⅱの出来が良過ぎたって感じが強いかな。ちょっと手厳しい評価だとは思うけど。
- at 12:30
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