コードギアス 反逆のルルーシュ Sound EpisodeⅢ
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[コードギアス 反逆のルルーシュ]

今回はSEⅢ。ミレイとリヴァルのやり取りを交えたSTAGE15.447「他人ごっこ」は、ミレイ好きとしては揺れる心を巧く描いていたので面白かったと思います。ミレイってあまり本編じゃ、そう言った部分を強く見せませんでしたし。
その辺りも踏まえて、続きはOPENからどうぞ。
<収録内容>
・キャラクターソング「晴れのち夏の雨」(シャーリー(折笠富美子))
シャーリーのキャラクターソング。正直、シャーリーならもっとアップテンポの明るい曲が来ると思っていたのですが、意外としっとりとした曲でした。これに関しては、シャーリー役の折笠さんも意外だった旨が、ラジオ(反逆の山々)で語られていました。
どちらかと言うと、記憶をなくして間もない頃のシャーリーのキャラソンと言った感じでしょうか。ただ、シャーリーは劇中で記憶を失ったこともあって尤も感情や立ち位置が変わってしまったので、このキャラソン=シャーリーにつながらないかもしれない方も多いかもしれませんが。
・STAGE 11.351「拘束衣の女」
ルルーシュが自室に戻ると、C.C.がブリタニア軍に捕らわれていた時の拘束衣を直していた。ルルーシュの新しい服を購入すると言う提言を跳ね除け、拘束衣に拘るC.C.。その意図を知ったルルーシュは…
C.C.の拘束衣に対する拘りと、それに反発するルルーシュを描いた一話。むしろメインは、弱さを持ちながら時にC.C.以上の精神力を見せたルルーシュと言ったところでしょうか? ナナリー乱入(?)での誤解を招くやり取りやルルーシュに多少影響を受けるC.C.など、短い中にもそれなりにいろいろな要素を組み入れている。ただ、立ち位置としては微妙な一話になってしまった感じも否めない。シリアスならシリアス一辺倒でも良かったかな、と思う。
・STAGE 15.447「他人ごっこ」
徹底しているルルーシュとシャーリーの「他人ごっこ」。それに触発されたミレイとリヴァルも、「思い出づくり」と称して他人ごっこを始める。意外に良い雰囲気となった展開で、リヴァルは遂に自らの想いを打ち明けようとするが…
ミレイと言うキャラクターを巧く描いた一話。視聴者なら誰しもが知るロイドとの婚約、そして誰にも語られなかったルルーシュへの想いを胸に秘めた上でのリヴァルとのやり取り。ミレイ役の大原さやかさんがラジオ「反逆の山々」でもルルーシュへの想いがある裏設定(?)を暗示していたりしますし、そう言うのを知った上で聴いていると、面白いのに切ないです。
リヴァルの一生懸命さと報われた一瞬が良かった。まぁ、でもカレン、スザクと立て続けに邪魔が入ったり、実はニーナが最初からいたりとコメディな要素もあってのリヴァルではあるのですが( ̄∇ ̄;) っていうか、ニーナ影薄いな。
・連続ドラマ「戻らない夏の日」よりSTAGE 0.522「秘密基地の唄」
行方不明のナナリーを探すルルーシュと、そのルルーシュとはち合わせになったスザク。口論の末、スザクは勝手に探すと言って探し始めてしまう。一人で何でもすると誓ったルルーシュの目には、その行動は苛立ちと共に、どこか「枢木スザク」と言う人間への見解を改める一瞬となる。そして、ナナリーを探すルルーシュはひまわり柄の着物を着た女性と出逢う…
前回からの続きの一話。予想外な展開は、C.C.と思われる人物とルルーシュが出逢っていたことでしょうか? 明確にC.C.だと断言はできませんが、「頼まれて様子を見にきた」と言うのは正しくC.C.がマリアンヌと交信を可能にしている証ではないか、と思えたり。
そうなると、C.C.がスザクを見て何かを感じ取った(確か「血染めのユフィ」の時)のも、このころに起因しているのかも、と思ってみたり。
ルルーシュとナナリーとスザク。三人の友情が始まったことを示した一話である以上に、物語の謎に迫れる要素を与えてくれる一話だったと思います。
全体的に、SEⅡの出来には及ばないかなぁ。でも、「他人ごっこ」と「秘密基地の唄」は良かったです。前者はなかなか本編では描かれないミレイと言うキャラクターが巧く描かれていた点、後者は物語の謎に近づける点があると言う意味で。
- at 12:00
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