24・25話がおそらく大都市圏では放映され、あとは各地で徐々に放映されていくかと思いますが、熱が冷めないうちに24・25話について自論を展開しておきたいと思います。
今回もピンポイント考察ですが( ̄∇ ̄;)
では、続きはOPENからどうぞ。
※24・25話のネタバレが多分に含まれます。未視聴の方は、閲覧は自己責任でお願い致します。また、私の自論は完全中立ではなくルルーシュ擁護派の意見が多いかと思いますが、その辺りを許容していただけるようお願い致します。
今回のテーマ
「なぜルルーシュはスザクにキレたのか?」
始めに
これまた各Blog様の感想を閲覧していて、C.C.の独白シーンの前の事実上のラストシーンである、ルルーシュとスザクが銃口を向け合うシーンで、ルルーシュは自己の存在意義をスザクに「君は世界からはじき出されたんだ」と否定されたから銃を向けた、と言う感想を多く拝見。
ただ、それとは別の理由もあるのではないかと思って、ひとつ提唱してみたいかな、と。
考察・結論
結論から言えば、スザクが「ナナリーは俺が」と発言したから、です。それが全てと言っていいでしょう。
では、まず世界からルルーシュを否定する言葉ではないのか、と言う説明から。
理由1:ルルーシュにとっての存在意義
そもそも今のルルーシュにとって世界から否定されることが、そこまで重要なことだとは思わない(第二期予告とか観ると、気にしているような言葉が出てますが)。幼い頃、皇帝に受けた言葉(劇中第7話の回想)が影響しているとも考えられますが、それは世界からの否定を意味するような言葉ではなかったわけですし。
なら、今のルルーシュにとって何が重要なのかと問われれば当然それはナナリーなわけです。マリアンヌの死の真相を知ること(復讐も?)もそうですが、黒の騎士団になったことも合衆国構想も全てナナリーのため。実際、C.C.にはルルーシュが戦う意義をそこに見出しており、25話ではナナリーのために全指揮権を藤堂に移譲してまでナナリー救出に向かっている。
ここまで来れば、ルルーシュにとっての存在意義は誰であっても、自他共にナナリーだと言うことは認めざるを得ないだろう。
理由2:ルルーシュを刺激した言葉
ハッキリ言ってスザクによって世界から否定された言葉はそこまで重要ではなかったように思える。むしろ重要だったのは「君の願いはかなえちゃいけないのだ」と言う言葉だったと思う。
ルルーシュの願いは言うまでもなく、ナナリーが平和に安全に暮らしていける世界を創ること。その否定は、同時にナナリーがそう言った世界で暮らすことの否定に等しい(実際は、スザクはルルーシュの願いの前半ではなく後半部分を否定していて、具体的には「君が創る世界はNO」と言っていると考えられるので微妙に違うのだが、ルルーシュの視点から物事を考えてスザクの発言を受け取ると、こうなると思う)。
その世界の否定は、ルルーシュにとって存在意義の崩壊に近い。ナナリーのために戦っているのに、ナナリーが生きていける世界を創ることを否定されたのだから(まぁ、一番の崩壊はルルーシュの行動をナナリーが否定することなのだが…)。
理由3:ルルーシュをキレさせた言葉
とどめの一言は、私はスザクの最後の一言だったと思う。
「ナナリーは俺が!」
こう言った瞬間、ルルーシュはキレて(?)銃を取り出し、スザクに向けた。
言葉の続きは不明だが、「(ナナリーは俺が)殺す、傷つける、君から奪う」などの言葉はおそらく出てこないだろう。暴走状態のスザクなら目なら目を、でルルーシュにも愛しい者を奪われる痛みを味わわせるとも考えられるが、この場合もし本当にそうなら「ナナリーは俺が」ではなく「ナナリーも俺が」だろう(銃をルルーシュに向けており、撃ち殺す気マンマンなわけだし)。
おそらく言葉の続きは「(ナナリーは俺が)幸せにする、護る」と言った旨の言葉だったと思う。そして、ルルーシュもそう感じたと思う。
これらの発言の中にルルーシュにとって許せない点があったのは言うまでもない。(ルルーシュの解釈では)スザクはナナリーが平和に暮らせる世界を創ることを否定しておきながら、直後にナナリーは自分が護ると言う旨の発言をしようとしていたのだ。
さらに重要だったのは、ルルーシュの観点から見ればスザクはナナリーではなくユーフェミアを選んだと言う事実があるからだ。尤も、スザクはナナリーとユーフェミアの二択を迫られてユーフェミアを選んだわけではないのだが、再会したナナリーではなくユーフェミアに恋心を向けたのは事実。
ルルーシュからすれば「ユーフェミアを選んでおきながら、いなくなったら(死んだら)都合よくナナリーを選ぶのか!」と激怒したに違いない。いや、実際にこの一言で激怒し、銃を向けたと私は思っている。
中には「ルルーシュは一度、スザクに協力打診してるから、その激怒は矛盾してないか?」と思う方もいるだろう。確かにルルーシュは一時休戦を訴えた。だが、それはあくまでナナリーを救うためで、その後ナナリーをスザクに預けるつもりなど欠片も無かっただろう。故に、矛盾はしてないと思う。
以上のことから、ルルーシュは「ナナリーは俺が」と言うスザクの一言でキレたのだと考えられる。
最後に
と言うわけで、ルルーシュ擁護第二弾の自論でしたが、いかがでしたでしょうか?σ(^◇^;)
でも、幼い頃のトラウマを考えれば世界からの否定=皇帝の「死んでいる」の言葉につながれば、多少ルルーシュをキレさせる要因の蓄積にはなったかとは思ってます。
それくらい、スザクの発言は全てにおいてルルーシュの感情を逆なでしていたと取れる。
まぁ、個人的にはこの解釈が当たっていることを祈ります。そうじゃないと、ルルーシュはナナリーに向けられた方ではなく世界から否定された方でキレる、と言う彼の存在意義が揺るぎかねないことになるかと思うからです。
ただ、第二期の次回予告で「間違っていたのは俺じゃない。世界の方だ」と言うセリフが、もしあのラストシーンでスザクに言われた一言から繋がっているのだとすれば、だいぶ望み薄だと思いますが( ̄∇ ̄;)
