2007.08/02 [Thu]
ひぐらしのなく頃に解 第4話
- ジャンル：[アニメ・コミック]
- テーマ：[ひぐらしのなく頃に解]
アニメ感想
ひぐらしのなく頃に解
第3話「厄醒し編 其の参『予定調和』」
＜あらすじ＞
※あらすじ・考察は「月の静寂、星の歌」様の記事を活用させていただいております。
遂に始まった綿流し祭。部活メンバーが、今年から加わった圭一を交え楽しそうに部活動特別版に楽しんでいる中、梨花は一人また同じことの繰り返しを嘆いていた。
しかし、いつもとは違う部分が見つかってしまった。
普段は決してほつれることのなかった房の一つに糸のほつれがあったのだ。普段と変わらない世界だと思っていたのは自分だけだったと気づかされた梨花。しかし、もう演舞間近。気づくのは、あまりに遅かった…。
圭一たちが見守る中、演舞をやり切る梨花はすぐあとに境内を走り抜けて裏手の道へ出る。今ならまだ変えられるかもしれないと一抹の望みを持って駆け抜ける。
そして、森の中で富竹と出逢った。梨花を見てどこかバツの悪そうな顔を浮かべる富竹を見て、梨花は気付いた。もう富竹は祭具殿に入ってしまったことを。
―――結局、何も変えることは出来ない
変化を信じられず、直前まで気付けず、自らの手で繰り返し続ける未来から脱却出来たかもしれない可能性を手放した梨花は、ただ絶望に打ちひしがれ泣くことしか出来なかった。
その姿を、沙都子に見られているとも気づかずに......。
続きは、OPENからどうぞ。
※管理人は、原作未プレイ・PS2未プレイ・第一期閲覧済みの状態で本記事（主に考察）を書いています。
＜あらすじ（続き）＞
翌朝、分校の小中学生の間でも話題になるほど富竹と鷹野の死は広まっていた。梨花の下を訪れた大石に、羞恥を装った嘘を吐くがそれは一部始終を覗き見していた沙都子によって見抜かれていた。
何かあるなら相談して欲しいと声を大にする沙都子。だが、もう変えられないと諦めてしまったこと、沙都子を巻き込みたくないと言う想いから梨花は笑ってごまかすことしかできなかった。
そんな中、沙都子にも変調が見られ始めた。梨花が気づかぬ足音や人の気配を感じ取るようになっていた。
しかし、それは梨花も、魅音も、レナも信じてはくれなかった。
どうしたらいいのか悩む沙都子。寝たフリをした彼女の横で声を押し殺して泣く梨花の気配に、こうなったら自分が梨花を守らなければならないと沙都子は誓う。
翌朝、梨花に気づかれぬよう自慢のトラップを応用して疑似的な警報装置の一種である鳴子を作り、さらに戸締りの際に葉っぱを挟むことで家のドアを開けばその形跡が残るように細工した。
さらに、忘れ物を取りに帰ると嘘をついて沙都子は入江に相談を持ちかけようとする。事前にアポイントメントは、今朝方早朝に取り付けてある。相談するなら早い方が良いと思った沙都子だったが、その期待は裏切られる。
入江は睡眠薬摂取による服毒自殺をした遺体で発見されていた。今朝、いつでも相談に来ればいいと言ってくれたのに、なぜ自殺なんか…。
その話を聞いた大石の部下・熊谷は、沙都子の並々ならぬ気迫に嘘ではないと感じたのか、駐在所の警察官を見回りに行かせるから、その時警察官に相談してごらんとアドバイスを送る。
しかし、熊谷は偶然通った道で通信施設の施錠を壊している者を発見する。声をかけようとした矢先、相手の手には拳銃が。サイレンサーによって音を抑えられた弾丸が発射される......。
時間は夜の0時を超えようとしていた。しかし、まだ沙都子の下に熊谷が巡回させると言っていた警察官は来ていない。
その時、鳴子が音を上げた。その音に、梨花が寝ている隣で沙都子は恐怖を感じずにはいられなかった......。
＜感想＞
富竹、鷹野、お疲れ(o￣∀￣)ノ
正しく予定調和。見事に、決して例外なくお亡くなりになられました。いやー、ここまで予定調和だとねぇ…。
考察には関係ないことを幾つか。
魅音&レナ…ここはちょっと冴えが足りなかったですね。沙都子にレナとの会話が聞かれてるなんて思ってもみなかったんでしょうけど。ただ、もうちょっと仲間の大切さを押しだしてほしかったなぁ…これも他の世界を経験していない別世界故か？
詩音…「罰ゲームも倍です♪」って言う部分がやたら胸が強調されてましたねσ(^◇^;) 詩音についてそのことしか覚えてないくらいインパクトが強かった。
＜MVC＞
熊谷刑事
もう退場しちゃっただろうけど、カッコよかったです。大石の部下だったと思いますが、そうなると興宮署の刑事だからか、沙都子にも普通に接してましたし。
＜私的推理＞
1.見つかった変化
考察と言うより、自論。
房の糸がほつれている、と言う変化をようやく見つけた梨花。でも、ちゃんと変化は前々からあったと思うんですよね。
それは「北条沙都子」の存在。他の編には見られなかった、自分への気遣いと周囲へ感じる気配を訴える沙都子って言う存在が、そもそもこの世界での変化だったと思うんですよね。
まぁ、もし今の世界の沙都子と同じことを別の世界の沙都子がしていたのなら話は別だと思うのですが。
でも、そうはいっても梨花からすれば「疲れちゃった」んでしょうね。もう何度繰り返しているのかは知りませんけど。
2.沙都子の感じた気配
考えられるのは2つ。
A.幻聴・幻覚
B.本当に誰かいる
Aの場合は、鬼隠し編の圭一みたいな状態なのかもしれません。あるいは、レナだったり他のキャラも感じてたりしますが、例えば足跡が聞こえたり、ウジ虫が湧いているように見えたり...。
これまで、主に対象は圭一・レナ・詩音（？）くらいで、沙都子は外れていましたけど、これで沙都子も…って感じになる。仮にAであれば、の話だが。
そうなると、お腹に刺していた注射はやはりこれに関連しているのだろうか？
Bの場合だと、やはりところどころで出て来たあの作業着の男たち、と言うことになるのだろう。ことあるごとに出てきては、編の主人公たちを狙うそぶりを常に見せていたし、熊谷刑事も殺している（？）のだろうからそれなりの組織だと思われる。
ただ、これまでだと園崎家や園崎グループの関連者じゃないかと思ってきたが、ちょっとその線は怪しいのかもしれない。あの通信施設がどのような場所でどこが管理しているかは知らないが、園崎家が絡んでいれば圧力をかけて鍵（もしくはそのスペアだったり、合鍵）を手に入れることは決して難しくないはず。
わざわざ壊すと言う手間のかかることをしている、と言うことは園崎家をはじめとした御三家ではなく、そう言ったモノとはかかわり合いの薄い組織だと考える方が妥当かもしれない。
そうなると目的が解らないが…仮の通信施設を掌握するのであれば、雛見沢とその他外部を隔離して、雛見沢を孤立させることが狙いか？
余談として、沙都子の凄いところはこれらを経験して鬼隠し編の圭一みたいに自己防衛ではなく、梨花を守ろうと他者防衛に入るところでしょう。まぁ、梨花の泣く姿やウソなどその他の要因があるにせよ、沙都子の梨花に対する想いを再認識させられました。
3.入江の自殺
明らかに嘘です、他殺です。
普通に考えれば相談者が来ると解ってて、それを自ら了承していて殺される、と言うことは普通ならない。そうなると睡眠薬を服薬した服毒自殺に見せかけられた、と考えるのが妥当。
目的は…なんでしょう？ 入江が個人的に怨みを買っていたのか…とも思えないですよね、あの性格だと。あとは、彼が雛見沢唯一（？）の医師と言うことも理由なのか？？
次回は厄醒し編 其の四『雛見沢大災害』。大災害が起きた？ 血塗れの沙都子……その沙都子が発狂していると言うことは、予言通り梨花は…。
＜TB先 参照リンク（URLアルファベット順）＞
・http://aaillnv.blog16.fc2.com/blog-entry-780.html
・http://angelnotes.blog46.fc2.com/blog-entry-1079.html
・http://blogs.yahoo.co.jp/beni_koji/23176990.html
・http://blog.goo.ne.jp/sweet-lovely/e/0f5bde37bc3a37d94c16013fc3cfdeb6
・http://blog.livedoor.jp/darth_mayuge/archives/50909901.html
・http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/50813144.html
・http://blog.livedoor.jp/natsu_ki00/archives/50604720.html?1186054385
・http://blog.livedoor.jp/paprika200502/archives/51152804.html
・http://blog.livedoor.jp/puzzlize/archives/51009015.html
・http://blog.livedoor.jp/radical_weapon/archives/50987094.html
・http://blog.livedoor.jp/shibachi1/archives/51033106.html
・http://fwp5sxrt.blog101.fc2.com/blog-entry-150.html
・http://happy2material.blog41.fc2.com/blog-entry-881.html
・http://happyuki-blog.at.webry.info/200707/article_54.html
・http://honwoyominagara.seesaa.net/article/49975711.html
・http://hqtargz.blog106.fc2.com/blog-entry-105.html
・http://joch.blog55.fc2.com/blog-entry-616.html
・http://kagamipani.blog95.fc2.com/blog-entry-180.html
・http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-305.html
・http://lessiy.jugem.jp/?eid=771
・http://maguni.com/diary.cgi?no=200
・http://maruton.blog55.fc2.com/blog-entry-1385.html
・http://mekatama.blog21.fc2.com/blog-entry-822.html
・http://omochiyasan.blog69.fc2.com/blog-entry-721.html
・http://plaza.rakuten.co.jp/accessairphoto/diary/200707310003/
・http://plaza.rakuten.co.jp/aoi78/diary/200707270000/
・http://seraraku.blog58.fc2.com/blog-entry-1054.html
・http://takoyaki-tako-tako.de-blog.jp/takotako/2007/07/post_35a3.html
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ひぐらしのなく頃に解
第3話「厄醒し編 其の参『予定調和』」
＜あらすじ＞
※あらすじ・考察は「月の静寂、星の歌」様の記事を活用させていただいております。
遂に始まった綿流し祭。部活メンバーが、今年から加わった圭一を交え楽しそうに部活動特別版に楽しんでいる中、梨花は一人また同じことの繰り返しを嘆いていた。
しかし、いつもとは違う部分が見つかってしまった。
普段は決してほつれることのなかった房の一つに糸のほつれがあったのだ。普段と変わらない世界だと思っていたのは自分だけだったと気づかされた梨花。しかし、もう演舞間近。気づくのは、あまりに遅かった…。
圭一たちが見守る中、演舞をやり切る梨花はすぐあとに境内を走り抜けて裏手の道へ出る。今ならまだ変えられるかもしれないと一抹の望みを持って駆け抜ける。
そして、森の中で富竹と出逢った。梨花を見てどこかバツの悪そうな顔を浮かべる富竹を見て、梨花は気付いた。もう富竹は祭具殿に入ってしまったことを。
―――結局、何も変えることは出来ない
変化を信じられず、直前まで気付けず、自らの手で繰り返し続ける未来から脱却出来たかもしれない可能性を手放した梨花は、ただ絶望に打ちひしがれ泣くことしか出来なかった。
その姿を、沙都子に見られているとも気づかずに......。
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※管理人は、原作未プレイ・PS2未プレイ・第一期閲覧済みの状態で本記事（主に考察）を書いています。
＜あらすじ（続き）＞
翌朝、分校の小中学生の間でも話題になるほど富竹と鷹野の死は広まっていた。梨花の下を訪れた大石に、羞恥を装った嘘を吐くがそれは一部始終を覗き見していた沙都子によって見抜かれていた。
何かあるなら相談して欲しいと声を大にする沙都子。だが、もう変えられないと諦めてしまったこと、沙都子を巻き込みたくないと言う想いから梨花は笑ってごまかすことしかできなかった。
そんな中、沙都子にも変調が見られ始めた。梨花が気づかぬ足音や人の気配を感じ取るようになっていた。
しかし、それは梨花も、魅音も、レナも信じてはくれなかった。
どうしたらいいのか悩む沙都子。寝たフリをした彼女の横で声を押し殺して泣く梨花の気配に、こうなったら自分が梨花を守らなければならないと沙都子は誓う。
翌朝、梨花に気づかれぬよう自慢のトラップを応用して疑似的な警報装置の一種である鳴子を作り、さらに戸締りの際に葉っぱを挟むことで家のドアを開けばその形跡が残るように細工した。
さらに、忘れ物を取りに帰ると嘘をついて沙都子は入江に相談を持ちかけようとする。事前にアポイントメントは、今朝方早朝に取り付けてある。相談するなら早い方が良いと思った沙都子だったが、その期待は裏切られる。
入江は睡眠薬摂取による服毒自殺をした遺体で発見されていた。今朝、いつでも相談に来ればいいと言ってくれたのに、なぜ自殺なんか…。
その話を聞いた大石の部下・熊谷は、沙都子の並々ならぬ気迫に嘘ではないと感じたのか、駐在所の警察官を見回りに行かせるから、その時警察官に相談してごらんとアドバイスを送る。
しかし、熊谷は偶然通った道で通信施設の施錠を壊している者を発見する。声をかけようとした矢先、相手の手には拳銃が。サイレンサーによって音を抑えられた弾丸が発射される......。
時間は夜の0時を超えようとしていた。しかし、まだ沙都子の下に熊谷が巡回させると言っていた警察官は来ていない。
その時、鳴子が音を上げた。その音に、梨花が寝ている隣で沙都子は恐怖を感じずにはいられなかった......。
＜感想＞
富竹、鷹野、お疲れ(o￣∀￣)ノ
正しく予定調和。見事に、決して例外なくお亡くなりになられました。いやー、ここまで予定調和だとねぇ…。
考察には関係ないことを幾つか。
魅音&レナ…ここはちょっと冴えが足りなかったですね。沙都子にレナとの会話が聞かれてるなんて思ってもみなかったんでしょうけど。ただ、もうちょっと仲間の大切さを押しだしてほしかったなぁ…これも他の世界を経験していない別世界故か？
詩音…「罰ゲームも倍です♪」って言う部分がやたら胸が強調されてましたねσ(^◇^;) 詩音についてそのことしか覚えてないくらいインパクトが強かった。
＜MVC＞
熊谷刑事
もう退場しちゃっただろうけど、カッコよかったです。大石の部下だったと思いますが、そうなると興宮署の刑事だからか、沙都子にも普通に接してましたし。
＜私的推理＞
1.見つかった変化
考察と言うより、自論。
房の糸がほつれている、と言う変化をようやく見つけた梨花。でも、ちゃんと変化は前々からあったと思うんですよね。
それは「北条沙都子」の存在。他の編には見られなかった、自分への気遣いと周囲へ感じる気配を訴える沙都子って言う存在が、そもそもこの世界での変化だったと思うんですよね。
まぁ、もし今の世界の沙都子と同じことを別の世界の沙都子がしていたのなら話は別だと思うのですが。
でも、そうはいっても梨花からすれば「疲れちゃった」んでしょうね。もう何度繰り返しているのかは知りませんけど。
2.沙都子の感じた気配
考えられるのは2つ。
A.幻聴・幻覚
B.本当に誰かいる
Aの場合は、鬼隠し編の圭一みたいな状態なのかもしれません。あるいは、レナだったり他のキャラも感じてたりしますが、例えば足跡が聞こえたり、ウジ虫が湧いているように見えたり...。
これまで、主に対象は圭一・レナ・詩音（？）くらいで、沙都子は外れていましたけど、これで沙都子も…って感じになる。仮にAであれば、の話だが。
そうなると、お腹に刺していた注射はやはりこれに関連しているのだろうか？
Bの場合だと、やはりところどころで出て来たあの作業着の男たち、と言うことになるのだろう。ことあるごとに出てきては、編の主人公たちを狙うそぶりを常に見せていたし、熊谷刑事も殺している（？）のだろうからそれなりの組織だと思われる。
ただ、これまでだと園崎家や園崎グループの関連者じゃないかと思ってきたが、ちょっとその線は怪しいのかもしれない。あの通信施設がどのような場所でどこが管理しているかは知らないが、園崎家が絡んでいれば圧力をかけて鍵（もしくはそのスペアだったり、合鍵）を手に入れることは決して難しくないはず。
わざわざ壊すと言う手間のかかることをしている、と言うことは園崎家をはじめとした御三家ではなく、そう言ったモノとはかかわり合いの薄い組織だと考える方が妥当かもしれない。
そうなると目的が解らないが…仮の通信施設を掌握するのであれば、雛見沢とその他外部を隔離して、雛見沢を孤立させることが狙いか？
余談として、沙都子の凄いところはこれらを経験して鬼隠し編の圭一みたいに自己防衛ではなく、梨花を守ろうと他者防衛に入るところでしょう。まぁ、梨花の泣く姿やウソなどその他の要因があるにせよ、沙都子の梨花に対する想いを再認識させられました。
3.入江の自殺
明らかに嘘です、他殺です。
普通に考えれば相談者が来ると解ってて、それを自ら了承していて殺される、と言うことは普通ならない。そうなると睡眠薬を服薬した服毒自殺に見せかけられた、と考えるのが妥当。
目的は…なんでしょう？ 入江が個人的に怨みを買っていたのか…とも思えないですよね、あの性格だと。あとは、彼が雛見沢唯一（？）の医師と言うことも理由なのか？？
次回は厄醒し編 其の四『雛見沢大災害』。大災害が起きた？ 血塗れの沙都子……その沙都子が発狂していると言うことは、予言通り梨花は…。
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