エル・カザド 第13話
エル・カザド 第13話「隠す女」
<あらすじ>
謎の伝染病で閉鎖された村に到着したナディとエリス。しかし、入った途端、武装隊に襲われる。相手の激しい銃弾の雨の中、ナディは先にエリスを逃すが、エリスは無意識のうちに自らの力を発動させてしまい、ナディと完全に離れ離れになってしまう。
エリスは、ナディと別れたまま、ただ引き寄せられるように村の一角にある二本の塔を目指して進む。
「知っている……」
そこを自分は知っていると言う確信をもって。そんなエリスを監視し、武装隊を排除するL.A.
一方、武装隊をやり過ごし、エリスを探すナディ。
そんな中、ナディは地下水路で人骨と思われるモノを発見する......。
続きは、OPENからどうぞ。
<あらすじ(続き)>
地下水路からエリスが向かおうとしている塔の中へと辿り着いたナディ。そこで、研究施設を発見する。そこにあったのは破壊された生体ポッドと研究所であった。
そこでマイクロフィルムを見つけた。わずかな光から中を覗いたナディは、その中に同じ服を着たエリスとエリスに似た少年少女たちを垣間見、研究施設の様相からエリスが人工的に生み出された存在だと感づいた。
一方、エリスは塔でL.A.と邂逅していた。エリスが人工的に生み出された魔女と呼ばれる力を持つ存在であること、今はまだ自分の力では操れないがいずれ操れるようになること、そしてエリスにとって自分は絶対に必要な人物だと言うL.A.。自分と一緒に来るよう促すL.A.だが、エリスは「嫌い」と言い残し、ナディの下へ向かう。
「ナディには気をつけるんだよ」
「意味解らない」
ナディがエリスの味方ではないような言葉を気にかけながら、エリスは塔を降りた。塔直下の施設のロビーで合流したナディとエリス。ナディの機転で、武装隊から何とか逃れる。
「南に向かおう」
そう言うエリスに従い、さらなる南下とエリスは自分の命をかけて護ると心に決めたナディ。この日、互いに互いには打ち明けられない秘密を持つことになったとしても......。
<感想>
多少、ネタバレってことでしょうね。
エリスに関しては、いろんなところで推測されていたように魔女の遺伝子を組み込んだ実験体でした。まぁ、まさか同じ存在が複数いて生き残りがエリスとL.A.だけ、と言うのは意外でしたが。
でも、普通に考えればこう言う実験って失敗の可能性を常に孕んでいるわけですから、出来るだけ多く作り出しておくのは当然なのかも。マイクロフィルムには五人しか映ってませんでしたが、もっとたくさんいた可能性も考えられますね。
しかし、残ったマイクロフィルムは全部見せて欲しかったなぁ( ̄∇ ̄;) まぁ、今の視聴者には明かせない秘密も描かれていたんでしょうね。そう、例えばナディがエリスが人工的に生み出されたモノだと強く確信させるようなものが。まぁ、生体ポッドとあのマイクロフィルムがあればそれで十分なような気もしますが。
L.A.もエリスと同じ魔女の遺伝子を利用した存在。だけど、男だから力は使えないらしい。まぁ、別の能力を持っている可能性もありますけどね。
L.A.がエリスは必ず自分を必要とする、と言うのはこの世界で唯一の同胞だからでしょう。普通の人間でない以上、普通の人間からは忌み嫌われる。自然に生まれた魔女ではない以上、魔女たちからは嫌悪される。彼らが解り合えるのは、同じ存在のみ。故に、L.A.は必ずエリスが自分を必要とする、と思っているのでしょう。
男女、と言うのも一つの因果かも。仮に彼らが子孫を残すとすれば、他の種族ではない方が好ましいとL.A.が思っている可能性もありますし。
次回「メイプルリーフ」。過去話へ……。今よりも、より自然な笑顔のエリスが眩しい(ぇ
<MVC>
リカルド
何気にフリーター男が仕事をしています(w ここまでは、ローゼンバーグに雇われた者としか思えませんし、今回完全に置いてきぼりな感じもしますが、はたしてこれからどう関わってくるのか......。
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
・http://angelnotes.blog46.fc2.com/blog-entry-1022.html
・http://blog.goo.ne.jp/shionlink/e/f5bec03cd4d31aeb241f351832f4b6cf
・http://blog.goo.ne.jp/shionlink/e/419ff56cca1e10c81c971157b4e6f54c
・http://blog.goo.ne.jp/sweet-lovely/e/45c31c11d69b7e870ae4c7dce0860f1c
・http://blog.kansai.com/aimugi/651
・http://blog.livedoor.jp/darth_mayuge/archives/50893022.html
・http://blog.livedoor.jp/paprika200502/archives/51110363.html
・http://freeagent.blog34.fc2.com/blog-entry-512.html
・http://hukahireke.seesaa.net/article/45956940.html
・http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-244.html
・http://plaza.rakuten.co.jp/accessairphoto/diary/200706260003/
・http://plaza.rakuten.co.jp/avene/diary/200706260000/
・http://rincolu.blog15.fc2.com/blog-entry-1441.html
・http://seraraku.blog58.fc2.com/blog-entry-935.html
・http://takoyaki-tako-tako.de-blog.jp/takotako/2007/06/post_d1a4.html
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