Fate/stay night[Realta Nua] #03
- ジャンル:[ゲーム]
- テーマ:[Fate/stay night[Realta Nua]]
今回は凛ルート「Unlimited Blade Works(以下、UBW)」です。凛ルートはセイバールートと違ってTrue endとGood endがあったようで、実はちょっと苦労しましたσ(^◇^;) まぁ、大きな違いはラストくらいだったんですが、そこに至るまでの好感度具合がなかなか......。
そんなことも踏まえ、続きはOPENからどうぞ。
凛ルート
「Unlimited Blade Works」
セイバールートクリア後に通るのが凛ルートです。セイバールートがセイバーを中心に描いた割と王道な展開が多かったのに対し、凛ルートは王道と言うより士郎とアーチャーを中心に描いた物語です。なぜアーチャーなのかは、ネタバレなので以下反転↓
アーチャーの真名が英霊エミヤ。つまるところ、凛が契約したアーチャーは士郎が将来辿り着くかもしれない可能性の一つなわけで、それにより士郎とアーチャーが中心に描かれているのです。まぁ、こんなことわざわざ書くまでもないかと思いますが。アニメ版でも、アーチャーがvsバーサーカー戦で消滅した直後に凛がランサーに心臓を貫かれた士郎を助けるために使った宝石が映されています。あれは凛曰く「この世に一つしかないもの」。これが意味することは書くまでもないでしょう。
凛ルートは総じてセイバールートに比べて士郎が利口です( ̄∇ ̄;) 利口と言うか、セイバールートよりも魔術師としての思考の割合が強いし、選択肢も特に後半は無鉄砲だと即DEAD ENDになったりしますので、そう言った意味ではセイバールートよりも、士郎がより普通にプレイヤーに近い感じでした。
一番好きなのは、やはりvsアーチャーでしょうかね。相手が相手なだけにその言葉は士郎の胸を突き刺し、抉っている。技量でも勝てる要素は低い。それでも、否だからこそ決して心だけは負けまいと攻撃を続ける士郎の姿が良かったです。
あとは、エピローグ直前に聖杯の肉塊に取り囲まれた凛(+慎二)を最後の最後、この瞬間のためだけに独りで生きながらえていたアーチャーが最後の力で凛を救ったシーンは良かったです。まさか最後の最後でアーチャーが出て来るとは思わなかったですから。
私的ベストシーン(セリフはうろ覚えなので微妙に違うと思いますが、雰囲気や感じで「あ、あそこか」と察してくれると助かりますσ(^◇^;))
「―――理想を抱いて溺死しろ」(アアーチャー)
各所でアーチャーの代名詞みたいに言われているセリフ。確かに物騒だけどカッコいい。個人的には「いいから走れ~」の方が好きですけど。
「信じられない。男の子に泣かされた」(遠坂凛)
色んなことがあって互いにサーヴァントを失った状態で教会から脱出した士郎の優しさに、(一応)涙するシーン。凛は普段強気なので、こう言うシーンはそのギャップにやられます(ノ∀`*)
「言っとくけど遠坂はやらないからな」以下凛・ランサーとのやり取り(衛宮士郎・遠坂凛・ランサー)
ランサーと共闘することになった際の士郎・凛・ランサーのやり取り。何が良いって、平静を保つのが士郎とランサーで凛が一人慌てふためいて赤面してるところ(ぇ
「Unlimited Blade Works」「いくぞ英雄王――――武器の貯蔵は充分か」(衛宮士郎)
UBW発動の詠唱。そして、ギルガメッシュとの戦い。士郎が普通に主人公でカッコイイと思えた瞬間。まぁ、凛ルートは比較的カッコいいと思えるシーンが多かったけど、ここはずば抜けてた。魔術回路がうっすらと浮かぶ士郎のアップのCGが一層良く魅せてくれた。
「いいから走れ。そのような泣きごと、聞く耳もたん」(アーチャー)
ギルガメッシュの宝具に貫かれ消滅したと見せかけて、残りわずかの魔力でかろうじて生き残り、最後の戦いを見守りつつ、最後の最後で凛を助けたアーチャーの一言。本当に震えました。本当に予想していなかったので、一層カッコいいと思わせてくれました。
「答えは得た。大丈夫だよ、遠坂。俺もこれから頑張るから」(アーチャー)
震えが止まらんかった。あの笑顔のCGはやられたっ!と思った。「凛」ではなく「遠坂」ってのがミソ。笑顔も前髪が下りてすっかり、彼そのものだったし。
○True End「Brilliant Years」
卒業後の進路について教室で話す士郎と凛。卒業後、ロンドンに行くと言う凛と士郎のやり取りが、「あぁ、一生士郎は凛に敷かれて生きていくな」と思わせてくれる( ̄∇ ̄;) まぁ、これは声を当てた植田さん(凛のCV)のおかげでもありますが、凄い甘々な感じでした。
○Good End「Sunny Day」
セイバーが凛との契約を続行し、現界したままのEND。二次創作でよく見るEDパターンですね。士郎は両手に花の状態。羨ましいσ(^◇^;) 士郎とセイバーのやり取りで、危機感とヤキモチを妬く凛も良いですね。セイバーの抱える「間違い」は本来セイバールートで解決されるべきものですが、それも解決されるかもしれないと言う将来性を残した辺りも良い。個人的にはGood Endの方が好きですね。
凛ルートは、士郎がカッコよかったのでプレイしていて楽しかった。ただ、欲を言うならもう少し凛との絡みが欲しかったかなぁ……。セイバールートだと明らかに士郎とセイバーが恋仲になったけれど、凛ルートだと割とそう言うのがハッキリしない(士郎が凛を好きで愛してるのは判るのだけど、凛が士郎に対してどう思っているかツンツンしている場面が多過ぎて、セイバールートに比べて甘くない感じ)。救いは、終盤やエピローグでヤキモチを妬いたり、甘い声を出したりする凛が描かれたこと。そんなのを見せるのは士郎の前だけでしょうしね。
次回は桜ルートです。
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