魔法少女リリカルなのはStrikerS 第8話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[魔法少女リリカルなのはStrikerS]
魔法少女リリカルなのはStrikerS 第8話「願い、ふたりで」
<あらすじ>
味方を誤射すると言う大きなミスを実戦で犯してしまったティアナ。その責任感とさらなる焦りがその心を圧迫していた。なのはからは、特に大きな叱りもお咎めもなかったが、それでもチーム戦における自分たちセンターガードが担う役割の意味と周囲には味方がいるのだから肩を張り過ぎないようにすることに念を押され、最後に約束を交わした。
少しでも失敗を取り戻し、自らの夢に近づきたいティアナはその日の夜から自主練を開始する。彼女の夢。それは、首都航空魔導師だった兄が受けた汚名を返上するため、兄も兄が教えてくれた精密射撃や魔法も決して役立たずではないと証明するためだった。ヴァイスに咎められながらも、それでも訓練を止めないティアナに、次の日からスバルも付き合う。
より強くなるために―――
その想いに突き動かされる二人。そして、通常訓練と自主練の末になのはとの模擬戦を迎える。強くなるために、なのはとの約束を破り、なのはの指導を無視した動きと危険な判断を繰り返す二人になのはは遂に......。
続きは、OPENからどうぞ。
<感想>
なのは怖ぇー
(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
うわ、凄っ。容赦ないです。でも、こう言う展開は好きです(ぇ 暴走して周りの見えないティアナにも、それを親友とかパートナーとか言いながら止めるどころか助長したスバルにもお仕置きは必要です。
ティアナは論外。訓練通りじゃないとかなのはとの約束を破っているとかそれも重要な部分もあるけど、根本的にそれ以前に、二話でなのはに言われたこと(確か「自分すら救えない者に他人は救えない」とか何とか)が守れていない。センターガードが前線に出て来るなんて自殺行為も良いところ(まぁ、相手がなのはと言うこともあるけど)。
もっとも近い位置にある自分の命を顧みない人間に他者の命を顧みることは出来ないと思うし、なのはもそう言っていた。まぁ技術が高くなれば、それだけ結果として多くの人の命を救うような戦果をあげるかもしれませんが、逆を言えばそれは結果としてついて来ただけ。自分の命を大事に出来ない人なら他人の命など言うに及ばず、結果として奪われる命の重みすら知らずに精神的に未熟なまま技術だけ成長し危険な魔導師にしてしまう。彼女を指導した身として、なのはが自らの手で厳しい制裁を下すのはある意味必然。なぜなら、彼女がそうさせてしまったのだから、自らの手で引導を下さなければならないでしょう。
スバルに関しては、もうティアナの暴走を止めるどころか助長しただけですでに同罪でしょう。逆ギレも良いところ。前回、絶対本人のためにならないだろうフォローを入れたかと思えば、今回は輪をかけて本人のためにならないことばかり。なのはを裏切る(訓練通りにやらない、信頼を裏切る)ことになるけど良いのかとティアナに訊かれた時、ティアナを戒めるどころかそれに参加ってオイ!と言う具合です。ティアナにその無謀と危険性を指摘出来ない時点で、他者から見れば彼女はティアナの親友ではなく傀儡にしか見えない。優しさと甘やかしは違うのです。端的に表れていると思ったのは、結果を残せば認めてくれると戯けな発言をした時は、正しくティアナに感化されていると感じた。私の勝手な先入観かもしれませんが、結果を重視するのはティアナの方でスバルは過程も重視するタイプだと感じてましたから。ちょっと失望。
結論だけ言えば、結局二人ともなのはの優しさに甘えようとしただけなんですよね。なのはなら許してくれる、なのはなら認めてくれる、なのはなら大丈夫だろう、なのはなら怒らないはずだ、なのはなら、なのはなら...と。でも、それは間違い。なのはは優しいけど、その優しさは甘さでもなければ慣れ合いでもないのだから。
今回はなのはのやり方や度合で結構賛否両論分かれそうだけど、私は賛成です。スバルもティアナも、若いし経験も不足しているのは判るけど自分勝手にも程がある(もちろん2クールあるわけで、最終的には現時点でそんな彼女たちがどう成長したか、を観るものだと思うので、現時点ではこれでOKなのですけど)。
彼女たちが理解していないのは、彼女たちは今はコンビではなくチームだと言うこと。何のためにそれぞれチームとして役割が与えられたのか? それは個人の圧倒的な力だけではなく、コンビの限定されたコンビネーションでもなく、チーム全体の力で任務に取りかかるためでしょう(なのはたちがずば抜けているのでそう見えにくいのですが)。チーム戦で大切なのはチームワークなのに、本番でチームメイトの実力や特性を加味して練りに練られて行われている訓練(今回、なのはがそんなことをしているとフェイトの証言もありました)以外のことをやられたらチームが全滅する可能性が高くなる。それは指導している側としてもチームを預かる隊長としても絶対認められないし、虐待に見えたほどの攻撃は裏を返せばそれだけはチームプレイとして絶対にしてはならない、と言うことに他ならない(スバルやティアナがそれを理解するかどうかは解らないけど)。私はそう言うことだと思っているので、アレだけひどいことをしても当然なんだと思います。それくらい、彼女たちは絶対にしてはならないことをしたのです。
ティアナに関してはもう一言だけ言うと、忠告を無視して突っ走ることが本当に兄の汚名を晴らし、その跡を継いで執務官になり、兄の力は役に立つと証明することなのか、と思います。力が欲しくて手段を選らばず命を軽んじる戦法を取るのは、兄を卑下した上官と何も変わらないのではないか、と。そんな戦い方や力では汚名を晴らすどころか、一層泥を塗りたくるだけ。やっぱ、一度挫折と言うかお仕置きを味わうのは必要だと思います。あそこまで攻撃されたのも、そもそもなのはの言葉を無視して約束を破って模擬戦を行ったのだから、ある意味自業自得。
まぁ、なのはの教え方にも若干問題はあったとは思います。戦技隊方式で実戦形式のトレーニングのみで技術ばっかり成長させておいて、精神的なメンタルトレーニングを欠かしたがために起きたことですから。どんなに技術を身に付け、磨こうともそれを扱うのは人なのだから、人としての成長を促すトレーニングは絶対に欠かしてはならないと思うのです。実際、結果として実技ばかりの訓練にスバルやティアナに「結果さえあればいい」と誤認させてしまっている。
あと、ティアナ限定ですが座学も必要だったかなと思います。立ち位置や立ち回り方と言うのは、確かに身体で覚えた方が早いですが、ティアナのような論理思考タイプには座学で学ぶ部分も多かれ少なかれあるし、こう言うタイプは戦場でそれを重視する可能性があるわけだし。
そう言う意味で、確か序盤でティアナに「指揮官訓練受けてみる?」と提案したなのはは正しかった。指揮官訓練はさすがに実技だけじゃないでしょうし。それさえ受けてれば、今回の結果も異なっただろうに……。
なんかスバルの表情とか観てると種デス展開もあるか?とか変な不安を覚えます(だって最後の顔は「アンタって人はーっ!!!」ですからねσ(^◇^;)) 種デス展開と言うより、単にスバルとティアナが離反してしばらくそちらの視点なんだけど、最終的に視聴者の視点がなのはたちに移って気がつけば新キャラ無視で彼女たちが立ち回って終わると言う展開です。あぁ、でも最初から主人公はなのはっぽいし、それだと種デス展開とは言わないのか。まぁ、それなら別に良いか(良いのか!?
と言うわけで、メインの部分でだいぶ長文になってしまったので他のこと(なのはとユーノのこととか、密輸品は奪われたけど指摘無しで良いのかとか)はスルーな方向で(ぇ まぁ、今回のメインはあの模擬戦だったわけですし、たまにはこんな感想も良いでしょう。
素直に疑問。
ティアナの兄と上官の言葉に疑問があるのですが、ティアナの兄は上官から要は「死んでも犯人を捕らえるべき」「役立たずは死ね」と言う言葉を受けたみたいですが、ティアナの兄ってその任務で死んだっぽいセリフもあったのですがσ(^◇^;) その場合、上官の言葉って無意味ですよね。だって犯人を捕らえられなかったけど命をかけたんだから。それとも上官の言葉にショックを受けて自殺したとかそう言うこと?
次回「たいせつなこと」。なのはが重傷を負った時のエピソード? この辺(なのはが重傷を負った原因)が、ティアナの暴走と結びつくところがあるのでしょうか?
<MVC>
高町なのは
良いです、ええ凄く。作画のおかげ(せい?)でもありますが、あの黒楓もびっくりな表情と攻撃は最高です(ぇ こう言った展開を観て「今までで一番良かった」と感想が出て来る私はある意味もう末期なのでしょう(マテ
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- [アニメ(放送終了):魔法少女リリカルなのはStrikerS]
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- [Edit]
「なのはさん」すげぇぇぇよっ!
では、