ナナリー/咲世子編
今回はナナリーと咲世子と言うルルーシュにとって重要なキャラクター2人です。ナナリーはもうちょっと早めにやりたかったですが、なかなか組み合わせられるキャラクターがいなくて。
では、続きはOPENからどうぞ。
「ルルーシュにとって全て」
ナナリー=ランペルージ/ナナリー=ヴィ=ブリタニア
ルルーシュの妹。彼女もまた元皇族。マリアンヌが殺害された際、マリアンヌと共に悲劇に見舞われるもマリアンヌに庇われたため、失明と両足の機能不全で一命を取り留めた。彼女の存在こそがルルーシュの行動原理の一つである。
第1期 「全ての拠り所」
ルルーシュにとっては、ですね。ルルーシュにってやっぱりナナリーの存在は、あらゆることの拠り所。ゼロとしての活動はそもそも、ナナリーが平和に暮らせる世界を作るため。もしかしたら、ルルーシュにとってブリタニアへの復讐と言うのは、ナナリーの足の不自由と盲目を恨んでのことかもしれないし。
決して揺れ動くことのない、ルルーシュにとって神聖な領域が彼女とその周囲の空間なのかもしれない。
一度だけそれが明確に崩れたのは、マオとの対決の時。ナナリーをマオの手に取られてしまった時のルルーシュの焦りようだったり、マオとのチェス対決で負けた時の落胆ぶりだったりを見れば、ルルーシュにとってナナリーがいかにウェイトの重い存在かが伺える。
それ故に、ルルーシュにとって全てのことの始まりは、彼にとって無意識であってもナナリーに起因してしまうわけで。
ゼロとしての活動、黒の騎士団創設、独立合衆国ニッポン、それらはすべてナナリーのため。
だからこそ、ユーフェミアの彼女にとって善意と思われたナナリーのスザクへの想いを奪う行為は、結果としてルルーシュをあのような行動に移させ、不運だったとはいえギアスの暴走によってあのような惨劇になってしまった。
だから彼女はルルーシュにとって全ての拠り所であると同時に、全ての根源でもあると言える。
第1.5期+2期 「ルルーシュを左右する者」
色んな意味でルルーシュを左右出来る。それだけルルーシュがナナリーに依存していることは、第1期の欄で書いた通り。
複数の可能性が考えられるし、ある意味じゃどんな可能性だってあり得る。彼女が絡めば、ルルーシュはその通りに動くだろうから、それはある意味当然なのだけど。
可能性として高いものを挙げていくとすれば、まずは「戦死説」だろうか。ユフィと言う大事な者を失ったスザクが、(あり得ないと信じたいが)その哀しみをルルーシュにも味合わせようとしてナナリーを(この場合はおそらくルルーシュの目の前で)殺す説。あるいは、黒の騎士団とブリタニア軍との戦乱の中で、運悪く流れ弾が当たるなどして死亡する説。可能性としては後者の方が高いだろうか。スザクの場合、幾ら復讐心でいっぱいでもナナリーの命は奪えないと思う。ただ、スザクが絡む場合、「誘拐説」の方が有力になる。つまり、ルルーシュの下からナナリーを奪い去る。奪い去った後は判らんけど、スザクがゼロの正体さえ黙っていれば、ユフィを失った反動でコーネリア辺りに可愛がってもらえそう。
次は、ミレイもしくは咲世子の手で黒の騎士団側へと移る「入団説」。正確にはルルーシュが入団を許さないだろうから、黒の騎士団での保護と言う形にはなると思うが、これまたルルーシュが手放すとも思えないので事実上の入団になるのかな。
ミレイか咲世子の動き次第。戦果が激しくなって、この2人のどちらかがゼロの正体を知れば可能性はそれなりにある(咲世子の場合は、アシュフォード家に雇われているだけなので、どこまでこの兄妹を想っているかにもよる)。ゼロの正体なんて知れるのか? と思うかもしれませんが、スザクが外部スピーカーを使って、正しくロボット物のようにルルーシュと激論を交わしながら戦えばバレる可能性は高いし、学園側にはシャーリーと彼女の保有する手紙と言う存在があるので、可能性はゼロではない(むしろ高いくらい)。
あともいろいろあるだろうけど、有力なのは学園と言う中立の場を1.5期もしくは2期では離れてしまうのではないか、と思うのです。ルルーシュはギアスの暴走で戻れなくなるので、学園と言う中立の部分が消えるでしょうから、その分ナナリーが重要な役割を果たすにはその必要があると考えるので。
「正体不明のお手伝い」
篠崎咲世子
ルルーシュとナナリー(主にナナリー)の世話をするランペルージ家に雇われたお手伝いさん。しかし、その正体はディートハルトによって潜入調査を依頼された隠密員......。
第1期 「陰に徹したメイド」
21話でのディートハルトとの会話は意外と言う以外何もなかった。OPで彼女が黒の騎士団側で映っていることから、少なからず今後絡むのだろうとは思っていたが、まさかディートハルトの密偵だなんて誰が思っただろうか。
そう言った意味で、意外性がとても高いキャラクターであり、まだまったくその実態が掴めない。
そもそも、彼女がディートハルトの密偵と言うのは凄く不自然な気もしていたくらい。なぜなら彼女はイレブンで、ディートハルトはブリタニア人だから。ブリタニア人の下で働くのは、今のイレブンでは当たり前だが、裏の世界でまでブリタニアに仕えるだろうか?
かといって、彼女が黒の騎士団に現在時点で入団している可能性はゼロに近い。なぜなら、入団に関してはルルーシュがチェックしているはずだからだ(C.C.が深夜のプールで泳いでいたシーンのように)。彼からすれば、自分の―――しかもナナリーの最も身近な人間の一人を入団させるとは思えない。バレた時のリスクが大きすぎるからだ。
カレンはどうなる、と言うことになるが、カレンの場合はもともとレジスタンス活動をしていたことに加え、ルルーシュにとって即戦力であったためやむを得ず、と言った具合ではなかろうか。それにカレンがバレたところで、ブリタニアの手がルルーシュはともかくナナリーにまで及ぶとは考えにくい。むしろ、及ぶとすれば彼女の実家の方になるだろう。
そうなると、ディートハルトが私設として雇っている可能性が高いか。その場合、きっとディートハルトはゼロへの申告はしていないだろうし、そうなるとルルーシュが知らないのも納得がいく。
もっとも、これまで描写されなかっただけで、実はルルーシュによって入団を認められていた、と言うご都合設定が登場することも否めないが。
1.5期+2期 「密偵」
大きな問題は、彼女が何に対する密偵か、と言うことだ。21話のところでも考察したが、難しいところ。
咲世子が、オレンジやヴィレッタの依頼を受けたディートハルトの命で密偵をしている可能性もなくはないが、それではあまりにご都合主義過ぎる(なぜなら、そのずっと前から咲世子はアシュフォード家に雇われてランペルージ兄妹の世話をしていたはずだから)。
そうなると、もっと前―――つまり、咲世子がアシュフォード家に雇われる時にはすでに密偵だった、と考える方が自然だろう。何の密偵をしていたかは不明だが、考えられるものがあるとすればマリアンヌの暗殺事件で失墜したアシュフォード家を追うドキュメンタリーか何かを撮ろうとして、その事前調査で送り込んだと言うのが自然か。
どの道、1.5期もしくは2期で彼女が敵にならないことだけを祈るところだろう。敵になった場合、ルルーシュにとっては最悪だから。敵になったら、咲世子が真っ先に人質に出来るのは足が不自由で盲目のナナリーに違いなく、またルルーシュは咲世子にすでにギアスを使用してしまっているからだ。
まぁ、OPを信じるならそんなことはないと思うが......。
簡単ではありますが、私が1期を観て来た中で感じたことと今後の展望について纏めてみました。賛否両論、いろいろなご意見があると思いますが、こう言った考え方を持つ人もいると言うことで1つお願いします。もちろん、何かご意見があれば遠慮なく忌憚ないご意見をコメントに残してもらえれば、私としても嬉しいです。
