雑記5/2
たまには雑記でも。内容は2つだけですけど、現状については報告するまでもないので。
ラインナップ
・中日金本ウエーバー取り消し問題
・高校野球特待生問題
・らき☆すた監督交代劇
ちなみに、どれも私論ですので、読んでいただけるのであればそこに一念置いて読んでもらえればと思います。スポーツの話題にアニメが混ざってるあたり、なんかこのBlogらしいと思ったり( ̄∇ ̄;)
今回の雑記はOPEN以降に書いてあるのでそちらからどうぞ。
中日のウエーバー公示取り消し=金本選手の扱いで、プロ野球セ・リーグ
5月1日21時32分配信 時事通信
セ・リーグの大越英雄事務局長は1日、中日に対し、4月26日に申請があった金本明博選手のウエーバー公示を取り消すと通告した。中日は拒否したが、同リーグは豊蔵一会長名で関係者に公示の無効を伝えた。
中日は支配下選手登録枠(70人)を1枠空けるために、金本選手を登録から外す手続きを取った。しかし、育成枠での再契約を前提にしたものとみられたため、日本プロ野球選手会が反発。複数球団からも「制度の使い方がおかしい」との指摘があったという。
大越事務局長は「育成枠は、野球を志す若者らの受け皿とするもの。支配下登録から外して育成選手とするのは本来の趣旨と違う」としている。
これに対し、中日の西川順之助球団社長は「会長が取り消すのはおかしい。公示と育成枠の問題は切り離して考えるべきだ」とした上で、「もう1度ウエーバーの手続きをするか、コミッショナーの裁定をもらう。顧問弁護士を呼んで詰め、オーナーも含め相談する。法廷闘争も辞さない」などと語り不快感を示した。
(以上、Yahoo!ニュースより一部抜粋。記事はこちら)
私としては、ライブドア事件に似ているような気がするのですよ。たぶん、言われてみればそうかも、と思う方もいるかもしれませんが、ルール・制度の隙間を縫ったやり方なんですから、中日のやり方と言うのは。だから、ルール上問題じゃないわけです。これは事実。
じゃあルール上問題にならないからOKかと言われると......うーむ、と唸るしかないわけで。本来、育成枠と言うのはアマの選手の受け皿のはず。そこで支配下選手を目指すわけです。文字通り育成し、結果が出れば支配下に入れるための枠に対して、(多少偏見がありますが)中日は支配下選手枠が70人になってしまったから、新しく外国人選手獲得による補強のために1枠空けたくて、ウエーバー公示をし、ダメなら育成枠で再契約しようと言う、育成枠を本来とは少々違う旨で使っている。
ただ、プロの世界なので実力がなければ契約を解除(つまりクビ)にされることも多々あるので、厳しい言い方ですがその金本選手に支配下選手として居続けるだけの実力がないのかも。ただ、それならそれで秋の時点で契約しなければ良かったのに、と思ってしまう。プロ選手の契約がどう言ったものか判らないのですが、選手会が怒ってるのはこう言う部分も少なからずあるのかも、と思う。
70人の枠があって、各球団とも怪我人が出た場合や将来の才能に先行投資の形でギリギリのところでやりくりしている。かといって、70人の枠を撤廃すれば良いのかといえば、そうなると資金力の差で選手の保有数に差が出るので、好ましくないと思う(特に某資金力にものを言わせる球団とか)。
要は、もっとちゃんとしたルールを作ってから制度を適用させるべきだった、と言うことです。もしくは、さっさと何かしらのルールを作って対応すべきだと。
個人的には中日の言い分も解らないでもないですが、やっぱり本来の主旨と異なる使い方は、誤解を与えるのでやめるべきだったと思います。あぁ、ただでさえ裏金問題でさらに野球離れが出てきそうなこの時期に......。
野球憲章抵触の特待生制度、作新学院など新たに38校
5月1日20時43分配信 読売新聞
日本高野連は1日、日本学生野球憲章に抵触する特待生制度があったとして、福知山成美(京都)など、新たに38校(春季大会出場辞退2校)を発表。文星芸大付、作新学院、白鴎大足利(いずれも栃木)の3校は硬式、軟式の両方で制度を設けていた。
すでに違反申告している埼玉栄、花咲徳栄(いずれも埼玉)の両校も、4日以降の春季大会出場を辞退した。日本高野連は2日に加盟校の申告を締め切る。
(以上、Yahoo!ニュースより一部抜粋。記事はこちら)
で、ますます野球人気低下に拍車をかけるかもしれないのが、これですね。プロ野球の方は長々と書いてしまったので、ちと反省して簡潔に行きます。
特待生制度はあっても良いのだと思うのです。野球はお金のかかるスポーツです(野球に関わらずスポーツと言うのは、より高みを目指せば目指すほどお金はかかるのですが)。私も、埼玉県内で有名な某私立高に通っていたので、そこの野球部員とも知り合いなので良く聞いていましたが、本当にお金がかかる。「えっ、マジ?」と思ったことも少なくない。良くそんなお金払えるなぁ、とその同級生より同級生の両親に感嘆しました。
それが出来るのも、特待生制度があったから、と思ってます。高野連の言い分は「高校野球は教育の一環」と言うこと。まぁ、それはそうなのですが、やっぱりお金のかかるスポーツなのですよ、野球は。お金がないと野球が出来ない、お金の余裕のある人は野球が出来るってそれは教育の一環として良いのかどうか......。野球界としてもそうだけど、学生たちにとっても生まれた家の富に関係なく、才能と努力次第で進学の道を進めるのであれば、それで良いと思うのです。
「お金のない人は奨学金で」と言うかもしれませんが、奨学金をもらうほどではないが、野球の費用を払うと経済的に厳しくなると言う場合はどうなのでしょう? (まぁ、もしかしたらちゃんとサポートしてるのかもしれませんけど)。
要は高野連はやり方が極端すぎるのですよ。現に、いきなり特待制度の全面中止を言ったものだから、私立がほとんどの強豪校が次々に大会を辞退している。今年の三年生は不幸としか言いようがない。彼らの未来は、高野連の極端すぎるやり方によって潰されたのですから。
もっと折衷案はあったはず。野球憲章にだって、経済的な理由などでの特待制度は認めてるのだし、高野連は有望な選手争奪過渡となって中学に対するあっせんや金銭授与、野球留学に警戒を示してるのだから、その部分を締め付けていけば良いのに、と思うのです。
物事を根底から変えて不正の温床を取り除きたいのも解りますが、だったらもっと時期をずらすべきだ。よりにもよってこの時期、三年生の進路だってかかってるのに、やるなら夏以降で秋季大会前だと思うのだが......。
TVアニメーション作品「らき☆すた」監督交代のお知らせ
「らき☆すた」監督の山本寛は、監督において、まだ、その域に達していないと弊社は判断し、交代いたしました。
放送第5話から新監督武本康弘のもとスタッフ一丸となって作品制作をしていきます。引き続きよろしくお願いいたします。
(以上、京都アニメーションHPより抜粋。記事はこちら)
まぁ、こんなBlogですので、やっぱり一回は取り上げないと、と思って。
とは言え、どうして交代なのか、と言うことには興味がありません。興味がないと言うより、そう言ったことは他のBlog様やサイト様で延々と推論がなされているでしょうから、今さらやらないと言うだけで。
私が問題視しているのは、京アニがこう言った発表をしたことです。旧監督(5話から新監督であるなら、アニメ自体は2~3週間くらい前に完成してるでしょうから、現場ではとっくの昔の降板してるはず)が、何をしたかは知りません。どう言った理由で、京アニ側が監督不相応と判断したのかも知りませんが、それにしたってもう少し発表の形があったのではないか、と。
こう言った場合、「体調不良」「多忙」「諸事情」等々周囲の推測は生んでもそれで終わる無難な言い回しは多々あったはず。それが、ハッキリと「監督において、まだ、その域に達していない」と技量不足を明言するのは、いかがなものなのだろうか。
まぁ、旧監督がこれから挽回していけば良いだけの話とは言え、このような形で発表されると、監督とかまで注目してアニメを観ている人はそれだけでマイナスイメージを抱く可能性があって、決してこの業界にとってプラスになるところはない。プラスになることと言えば、どんな理由か判らないけど「らき☆すた」と言うアニメーション及びそれを制作している側にとってだけでしょう。
降板の理由はいろいろ囁かれていますが、京アニの対応もいろいろ言われそう。まぁ、メインはあくまで降板理由でしょうから、そこまで飛び火しないと思いますけどね。でも、この業界やあるいはその監督の将来を考えた、大人な対応と言うか大人の言葉での発表を期待したかった。
例外として、旧監督本人がこの言葉で発表してくれ、と言っていたならそれはそれで別問題であって、やっぱり問題なのですが。
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