カレン/シャーリー編
今回はカレンとシャーリー。
カレンについては、難しいです。1期でだいたいの秘密が明らかにされてしまいましたし、ゼロへの忠誠心の塊みたいなものですから。
どちらかと言えば、シャーリーメインの考察かもしれません。
では、続きはOPENからどうぞ。
「全てはゼロと母のために」
紅月カレン(カレン=シュタットフェルト)
アシュフォード学園に通う病弱な生徒会役員……と言うのは表向きの顔。イレブンとのハーフで、黒の騎士団創設前からレジスタンス活動をしていたKMFパイロット。ゼロとの邂逅後、黒の騎士団創設から所属し、現在ゼロ直属の0番隊隊長を務める。リフレインと言う麻薬の後遺症で意思疎通こそ出来ないが、母との確執も溶けてあとはブリタニアを倒すだけだと思われたが、シャーリーの父の死、そして宿敵ランスロットのパイロットがスザクだと判るなど少しずつ混迷が深まっていく
第1期 「出逢い」
彼女にとって第1期は、出逢いだったと思います。ゼロと出逢い、紅蓮弐式と出逢い、これまで疎遠にしてきた学生生活では生徒会のメンバーに出逢っている。また、出逢いではないけれど母の本当の想いとも遭遇することで母との確執も無くなっている。
なので割と序盤から中盤にかけて彼女にスポットが当たって描かれていることも多かったので、実は考察する部分が少ない。あるとすれば、兄の存在だろうか。
今のカレンに、戦わせているきっかけを作ったのは兄だ。初期のEDにはチラリとその姿も見せているが、本編では扇がリーダーを務めていた黒の騎士団の前身となった小さなテロ組織で、扇以前のリーダーを務めていたと言うことくらいしか解っていない。
テロ活動の中で、戦死したと言うのは容易に考えられるし、カレンの中での兄の存在の持つウェイトの占める部分もだいたい想像はつくのでm正直考察の仕方が難しい( ̄∇ ̄;)
第1.5期+2期 「ゼロの剣」
C.C.がゼロ(ルルーシュ)にとって精神的支柱であれば、カレンはゼロにとって自らの野望を遂行するための剣と言える。今の彼女を観る限り、例え全ての団員がゼロを裏切っても彼女だけはゼロについていくだろう。それくらいの忠誠心を感じる。逆に言えば、ルルーシュとしてはカレンのゼロへの崇拝にも似た忠誠心を見抜いたからこそ、親衛隊である0番隊隊長を任せるに到ったと捉えられる。
2期に彼女に期待する部分があるとすれば、それは彼女がゼロの正体を知った後の行動だろう。もちろん、ゼロの正体が最後までバレないで1.5期、2期と終わりを迎える可能性もあるけれど、もしゼロの正体がルルーシュだと知ったらどうなるだろうか、と言うこと。
カレンからすると、他のミレイやシャーリーら生徒会メンバーよりもルルーシュの好感度は低いと思われる(1期では、ルルーシュをゼロと間違えたり(いや間違いではないのだが)、あるいは猫祭りでは「もう猫かぶってるもんな」と自分の正体にとって危機になるようなことを招きかねない言動が多い点などから)。崇拝に近い忠誠心を持つゼロの正体が、あのルルーシュ(しかもブリタニア人で、皇位継承権を持っていた者)だと知った時のギャップは相当のものだろう。
ただ、こう言った期待をしつつも個人的展望では、仮にこのような事態が起きたとしても最終的にカレンの中で割り切って、ゼロとして忠誠を尽くす気がする(カレンも、ルルーシュが身内(ナナリー)のために戦っていることを知れば、同類でもあることを知るわけだし)。彼女の考察は難しいですな( ̄∇ ̄;)
「ルルーシュの日常の具現」
シャーリー=フェネット
アシュフォード学園生徒会と水泳部に所属している少女。感情豊かで、とある事件をきっかけにルルーシュに淡い想いを抱いてきたが、マオによって父を殺したゼロの正体がルルーシュだと知らされて利用されてしまう。そして、精神的に疲弊したところでルルーシュのギアスによって記憶を消されたはずなのだが、記憶が無くなる前の残したメモによってゼロの正体を再度知るが、イレブンを助けるルルーシュの優しさを観てその心は揺れる。
第1期 「想いに突き動かされて」
1期で、ルルーシュ・スザクの主役格を除けば最も激動に巻き込まれたキャラクターと言える。ルルーシュへの淡い想いから、ゼロの正体を知り、そして記憶を消されながらも、過去の自分が残した秘密を知って今なお心が揺れ始めている。
彼女はとても私たちにある意味近くて、ルルーシュのような理想でもなく、スザクのような正義でもなく、カレンのような大義でもなく、感情のまま行動している。視聴者からすれば前3人の理想・正義・大義はちょっと疎遠な感じが強いけど、感情は自分たちに限りなく近い存在。だから、シャーリー=フェネットと言うキャラクターは、感情…つまり、想いのままに行動していたキャラクターである、と。
1期では、今後の行動については以後で考察するとして、少しだけ彼女が担ったものを分析してみます。それは視聴者への感情移入を高めることだったと思います。そして、それと同時にルルーシュに対して精神的にダメージを与えること。
前者については、彼女はあのメンツの中では視聴者に近い存在と言えるでしょう。ブリタニア人ではあるものの、思考や行動は年相応のもの。ルルーシュやスザクのようにお偉いさんの息子でもなければ、カレンのように表と裏の顔のギャップが激しいわけでもない。本当にごく一般的な17歳の女性。だからこそ、彼女は私たちにとって一番近い存在であり、ルルーシュにとって日常の象徴の1つとして描かれたんだと思います。
後者については、ルルーシュに自らの行動の結果、知り合いの被害が及ぶことを改めて突きつけた形になりました……ってこんなこと、本編を観た方には言うまでもないですね。ただ、観たままです。
1.5期+2期 「失った想いの行き先は」
シャーリーの今後で、最大の争点はやはり記憶が戻るのか否か。強力な想いは時に絶対遵守の力をも超える可能性が、ユフィの死によって一応明らかになりました(ただ、ユフィが死の間際にスザク(イレブン)を殺そうとしなかったことが、単に想いの強さが絶対遵守の力を上回っただけとは限らないのですが)。
これにより、シャーリーの記憶が戻る可能性も私を含め多くの方が考察しているかと思います。
結論から言えば、私は記憶は戻らないのではないか、と思います。戻るとすれば、ユフィのように死の間際。理由は、そうでなければ絶対遵守のギアスの力が意味をなさなくなってしまうから。ユフィの場合どうなるのか、と問われるとキツイのですが、死の間際で命令を実行出来るだけの余力がなかったから、とも考えられますし。
それでは記憶の戻らないシャーリーはどうなるかと言えば、もう一度ゼロの状態からルルーシュと接して、再び同じように想いを募らせていくのではないか、と。交通事故のエピソードで高飛車だと思っていたルルーシュの別の一面を見て好意を寄せたと記憶しています。終盤でも、ルルーシュがゼロだと知りながら、イレブンを救ったルルーシュの別の一面を見ている。
前と違うのは、ルルーシュ=ゼロと知っているので別の一面を見てそれが好意へと即座に変わらなかったこと。ただ、彼女の中でルルーシュに対して困惑をしているのは確かでしょう。実際、その日シャーリーはルルーシュとは逢わなかったわけですから。これが何を意味するかは判りませんが、彼女の中で「この秘密は自分の胸にしまっておいた方が良いのかも」と思い始めているのかもしれません。優しい子ですし、周囲のルルーシュへの態度からルルーシュ=ゼロの秘密は自分しか知らないと感じているはずですし。
だから、1.5期あるいは2期で彼女が積極的な行動に出るとすれば、ヴィレッタが記憶を取り戻してゼロの正体を思い出した時かな、と(ヴィレッタの記憶が戻るのは、個人的に確定ではないかと踏んでます)。その時に動く気がします。動いた結果、ヴィレッタの仲間として動くのか、はたまたルルーシュを守るためにまたしてもヴィレッタの行動を阻止しようと動くのかは判りませんけど。現時点では、可能性は半々な気がしています。あともう一手、どちらかに傾くような決定的な決めてがあれば、と思いますが。
最悪の展開としては、ルルーシュを守るためにヴィレッタを撃ってしまい錯乱。しかし、ギアスを使われてしまったためルルーシュには記憶を消すことができず、結果としてその罪に負けて自ら命を絶つ……と言うことですが、それだけはないと信じたいところです。
個人的な主観的希望としては、記憶の復活は別にしてもルルーシュがゼロと知りながらルルーシュの仲間になると面白いかな、と思います。ルルーシュにとっては日常の象徴である彼女の存在は気の休まるモノでしょうし、ギアスが暴走状態にある中でも一度使った彼女には(現時点では)再使用不可なので普通に接することが出来ますし。
あくまで主観的希望です。ゼロによって父を殺されていると知っているとすれば、負の感情が働きかねないので難しい気もするので。
簡単ではありますが、私が1期を観て来た中で感じたことと今後の展望について纏めてみました。賛否両論、いろいろなご意見があると思いますが、こう言った考え方を持つ人もいると言うことで1つお願いします。もちろん、何かご意見があれば遠慮なく忌憚ないご意見をコメントに残してもらえれば、私としても嬉しいです。
