新米姉妹のふたりごはん 12品目(最終回)
『ローストチキン』
≪あらすじ≫
親の再婚により、突然姉妹となったサチ(山田杏奈)とあやり(大友花恋)。
海外にいるサチから、年内には帰れそうにないと連絡があり、落ち込むあやり。クリスマス当日、あやりは絵梨(田中芽衣)となおなお(芋生悠)の実家の甘味屋を訪れる。楽しい時間を過ごしたあやりは、家に戻りひとりで夜ご飯を食べることに。一息つくあやりは、今までのサチとの思い出を振り返り…。新米姉妹のクッキングストーリー、ついに最終回!!
(公式HP STORY より抜粋)
≪感想≫
最後は一応、纏められたのかな、と思う。
あやり視点一辺倒なのでどうしてもあやりばかりの想いが目についてしまうのが難点ではあるけれど、サチもちゃんとあやりを想っていたし、逢いたかった。ただ、そこのところの描写がやっぱり欠けていたかな、という部分は否めない。「そこ」というのは、サチのあやりへの想いかな。あやりへの想いよりも、父に写真を習うことを優先した。それが悪いことだとは思わないのだけれど、この作品でそれをすることがどこまで正しかったのか、というのがね。
いや、それ以上にあやりの依存度の高さにちょっと引いてしまった部分が大きいか。あれじゃ姉妹じゃなくて恋人とか夫婦だよ(苦笑 『ダメ男(夫)に尽くす彼女(妻)』みたいな一方的な構図になってしまったのは、どうかなと思う。
そういったところに引っ張られたせいか、料理シーンもちょっと他の回と比べると最終話なのに雑に見えてしまった。
本当に10話までは良い空気感だったのに、それを自分たちで壊してしまったのは勿体ない。
管理人のみ閲覧できます