HG ガンダムサンドロック(EWカラー)

まずは閲覧していただきありがとうございます。今回はプレミアムバンダイで初の完全オリジナルMGキットとなるF90を購入、製作しました。
ミッション・パックも購入し、順次作っていく予定なので、それに合わせての製作としています(後述)。
それでは、よろしくお願いします。
◆ 素体 ◆




優秀なプロポーション。でも、ちょっと足が長すぎるかな、と思ったりw




各部をサンドロック改EWでカラーリングに。

関節可動域はさすがの最新フォーマット。普通にヒートショーテルを持てます。

バックパックはこんな感じ

あまり観ない片手ヒートショーテル。


専用の持ち手つき。

シールドも本体に合わせて配色パターンを変えています


やっぱりサンドロックといえば両手ヒートショーテル。

カッコいい


さすがにプッピガンは無理だったw

こんなポーズも。


両手持ちってロマンだよね


赤色形態は差し替えで再現

クリアパーツなので映えます。


クロスクラッシャー


赤熱状態もOK

ずっと思ってきた疑問。それはどうしてメインスラスターが敵側を向いているのか、ということ。

普通、こうじゃない? メインスラスターで加速するんじゃないのかなぁ?


こうだろ! まぁ妄想だけど。

こんなSDガンダムいたよね(笑

本当はこうだけどね。
◆ カラーレシピ ◆

カラーレシピです
本体白:ガンダムカラースプレー・MSホワイト
本体青紫:タミヤカラースプレー・ブルーヴァイオレット
本体水色:ガンダムカラースプレー・MSライトブルー
本体黒:Mr.カラースプレー・セミグロスブラック
本体赤:ガンダムカラースプレー・MSサザビーレッド
本体金:Mr.カラースプレー・ゴールド
刀身、バーニア:Mr.カラースプレー・シルバー
フレーム:ガンダムカラースプレー・MSファントムグレー
スミ入れはタミヤの市販のスミ入れ塗料(グレー、ブラック)です。
◆ 総評 ◆

まさかのHG化となったサンドロック。まぁ、アルトロンはカスタム機が出ているとはいえ、ウイング、ウイングゼロに次ぐW系のHGがサンドロックとはね(マグアナックを出すこととも連動しているのだろうけど)。
最新フォーマットのHGだけあって可動域は広く、色分けも十分過ぎるレベルと言えるもの。往年のファンからすると、良く言えばスタイリッシュになっていて足が細くて長いモデル体型となので、本来あるサンドロックの武骨さや力強さみたいなものが薄れているのは残念だと思う。まぁ、そこは好みの問題かな。
欲を言えば、ホーミングミサイルはちゃんとミサイルの色(画像は塗り分け)になってくれるとありがたかった。
キットとしては、最新HGとしては平均的かな。画像にあるように、赤熱状態のクリアパーツ刀身とヒートショーテル用の専用持ち手が付いてくるほか、クロスクラッシャーも専用パーツ不要で再現可能。どうせサンドロック改を出す気なんてないんだろうから(まぁ、少しの変更で出せるからプレバンで出す可能性はあるのかもしれないが)、いっそビームマシンガンつけてくれても良かったんじゃないかな? とは思ってしまったところ。
可動やスタイリッシュさが最新の物となったHG。ただキットバリューとしては必ずしも突出したものがあるわけではなく、往年のファンからすると良くも悪くもスタイリッシュになったのでサンドロックらしさみたいなのを感じ辛いキットかな、と思う。ただ2019年最新フォーマットでサンドロックと、別売りながらマグアナックが揃えられるというのはWファンからすれば長年の希望の一つが叶えられたんじゃないかな、と思う。
ガンプラ取説風妄想インスト
注意事項)ここで書かれていることは製作者が従来の設定をベースにマスターグレードのインスト風に考えた「妄想」設定です。決してサンライズおよびバンダイを始め公式の設定ではありませんので、説明文を鵜呑みにしないで下さい。
解説

アフターコロニー195年4月7日。地球連合軍 特務機関「OZ」をターゲットとした、一部過激派コロニー住民たちによって行われた反抗作戦「オペレーション・メテオ」が発動、L4コロニー群の一角からもスペースシャトルを模した大気圏突入ポッドが中東へと降下した。それが本機XXXG-01SR ガンダムサンドロックである。その開発はL4コロニー群の名家ウィナー家の庇護下において、OZ-MS00 トールギスおよびXXXG-00W0 ウイングガンダムゼロの主要設計技師の一人であるH教授によって行われ、専任パイロットにはそのウィナー家の長男であるカトル・ラバーバ・ウィナーが当主である父親ザイードの反対を押し切る形で就任している。
誤解されることも多いが、本機は砂漠での運用を前提とした機体ではなく、砂漠を含めた極度な高低温下や不整地など悪環境においてもガンダニュウム合金の特性を最大限引き出すことで十全にその性能が発揮出来るよう開発されたスタンドアロン性を高めたモビルスーツである。
その背景には、本来のオペレーション・メテオが「コロニーを地球に落下させ、それによる混乱に乗じて各ガンダムおよび支援機によって地球連合ならびに各国の主要人物を暗殺すること」であることが大きい。コロニーが落下した地球では破壊され瓦礫まみれとなる都市部はもちろん、通常では考えられない規模での異常気象をもたらすことが容易に想定出来、そうした劣悪な環境においても確実に任務を遂行出来るモビルスーツが必要とされたわけである。実際にはコロニーは落下せず地球環境も変化しなかったためにこの点は焦点が当てられないことも多い。ただ本機に限らずガンダム各機は高い適応性と汎用性を分子レベルで実現するガンダニュウム合金をメイン建材としているために劣悪な環境下でも一定値の性能を維持することが可能だが、本機はそれよりも数ランク上での性能維持と運用が可能になるよう設計・開発されているのである。事実、ガンダムサンドロックは地球降下直後に真昼の砂漠でも現地で防塵などの調整が施されたであろう敵のOZ-06MS リーオーや味方のWMS-03 マグアナックと比べても遜色がないどころか、遥かに上回る性能で敵部隊を一掃している。
現地でのマグアナック隊との連携した運用や、その後Gチームとも呼ばれたガンダム部隊の指揮官機としても運用されたことから高度な通信機能や情報収集能力に注目されがちだが、本機は他のガンダムを圧倒するハイパワーチューニングされた各トルク系と、集中砲火を浴びながらも敵に突貫出来るだけの分厚い装甲による重防御性能を併せ持ちつつ一定の機動力を維持することで高い白兵戦・格闘戦を可能とした高レベルな近接戦闘型のモビルスーツであることを決して忘れてはならない。事実、部隊運用・連携での戦果と同じかそれ以上に、本機は単独での任務でも高い戦果を残しているのである。
アビリティポイント

ファイティングアビリティ :120
ウェポンアビリティ :120
スピードアビリティ :110
パワーアビリティ :150
アーマードアビリティ :160
(リーオーのアビリティポイントを100として換算)
特筆すべきはパワーアビリティとアーマードアビリティであることは言うまでもない。パワーアビリティはオペレーション・メテオに参加したガンダム最高値というだけでなく、アフターコロニーのガンダムにおいて最強とされるウイングゼロを超え、OZ-13MS ガンダムエピオンと同値であり、アーマードアビリティに関して言えばオペレーション・メテオ時点のガンダムながらウイングゼロ、エピオンを含む以後に登場するすべてのガンダム、モビルスーツにおいて最高値を示している。
ただ欲を言えば、機体としては近接型のモビルスーツであるためファイティングアビリティやスピードアビリティがもう少し欲しいところではあった。
武装解説
ヒートショーテル – Heat Shotel -

本機の主兵装。使用しない際にはバックパックにマウントすることが出来、その運用はアフターコロニー製のガンダム、モビルスーツにおいては珍しく二刀流での運用を想定・前提としている。

その名の通り、本装備は刀身を高熱・赤熱化させることが出来る大型の曲刀である。ショーテルとあるが、生身の人間が扱う同名の武器のように「相手の盾を避けて敵を攻撃するため」にこの形状となったのではなく、高熱化させた刀身で斬る際に長時間対象に押し付け切れ味を少しでも上げることを考慮した結果、この形状となっただけである。故に本装備は、そもそも両刃で刀身が高熱化することもあり刀身の外側、内側どちらでも攻撃が可能であり、サンドロックは状況や時期に応じてそれを使い分けていた節もある。また本装備を相手に投擲して対象を破壊するという使い方もされたが、これは本機のハイパワーがあってこそ実現可能な戦闘方法だと言えるだろう。

ちなみに他の近接型のガンダムであるXXXG-01D ガンダムデスサイズやXXXG-01S シェンロンガンダムが格闘用にビーム兵装を用いる中、本機は敢えてヒート兵装を採用しているがその理由は不明である。ガンダムが用いるビーム兵器はその発生原理によって他のモビルスーツが減衰率の問題からビーム兵器が使えない水中であっても一定の出力を保ったまま使えるため、悪化した地球環境に対応しようとしたわけではないことは間違いない。考えられるのは、二刀流を前提としているためビーム型ではエネルギー消耗が激しいと判断されたか、あるいはビーム型ではなく実体型ということで敵を「引っ掛ける」「なぎ倒す」などの物理的な格闘バリエーションを増やす目的があったのではないか、というくらいだがいずれにおいても真偽のほどは定かではない。
バルカン砲、ホーミングミサイル – Vulcan Cannon, Homing Missile -

バルカン砲とは頭部に二門設けられた小型機関砲、ホーミングミサイルとは胸肩部に二門設けられた小型の高誘導型ミサイルである。
いずれも主兵装とするには威力、装弾数ともに心もとなく予備的な兵装であったが、パイロットであるカトル・ラバーバ・ウィナーの技量によって最適な形で運用され、この装備でも多くのモビルスーツ、モビルドールを撃破している。
シールド - Shield -

本機専用のシールド。そのデザインはコブラの頭部をモチーフにしているとも言われる。材質は当然ガンダニュウム合金が用いられ、本体と同等以上の分厚い装甲と耐ビームコーティングによって高い防御性能を有する。
本装備の特徴は多様性であり、盾として使う以外にも先端部はコブラの「牙」を模しており打突やクローなど格闘に転用出来るほか、さらにコブラの「目」の部分は近距離において強烈な発光によって相手の目をくらますフラッシュ機構が設けられ、後述するクロスクラッシャーの装備の一端も担う。
クロスクラッシャー – Cross-Crusher -

ヒートショーテル、シールド、バックパックを合体させて用いる武装。原理は不明だが、ヒートショーテルをマウントするバックパック側に機体腕部を超える高トルクモーターが内蔵され、シールド側からもエネルギーが供給されることでヒートショーテルをマニピュレータで通常運用する以上のハイパワーを生み出すのではないかと想定される(シールドが外側に装着されるので、そのまま「盾」としても使えるのだろう)。構造的には、後のXXXG-01S2 アルトロンガンダム(EW)のドラゴンハングに近いため、クローとして相手を挟み込むことでより確実に相手を撃破するための形態とも考えられる。

その威力は戦車すらも粉砕する威力があると言われ、実際の運用ではエアリーズですら一撃で両断しているほどのパワーを有する。ただ三つの装備や部位を合体させ、さらにそれを片手で運用する仕組みのため本機のハイパワーがあって初めて成立する装備だと言うことも出来るだろう。
しかし主推進機関があるバックパックが使えなくなるなどその実用性には疑問もあったのか使用された回数は極めて少なく、後の宇宙用改修の際には使用出来なくなっている。これは宇宙用バーニアの増設位置の問題が大きいものの、改修を担当したマイク・ハワードが本装備を考慮しないはずもなく、カトル・ラバーバ・ウィナーとの会話や運用データなどから本装備を「不要」と判断したのだと思われる。
その代替装備としてビームサブマシンガン(TV)や大型ビームライフル(敗者)が用意されて戦闘力の維持が図られたと言われる。
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