からかい上手の高木さん② 総評

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※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。

からかい上手の高木さん②　総評
放映日：2019年07月～2019年09月（全12話）　
私が視聴した放映局：TOKYO MX

総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。


シナリオ構成 評価:S
一期は結構進展しないというか、いつまでも友達以上恋人未満な感じで、二期もそのままそれが延々続くのかと思いきや、少しずつ仲は進展。もう終わりくらいは八割くらい付き合ってるよね、あれ（笑

でも、ちゃんと物語が進んでいくのは良い。スピンオフが正史ならこの二人の行く末というか結末も決まってるし（爆

地味に二期は授業シーンがそこまで多くなく、そのおかげで「西片、おまえ真面目に授業受けろや」と思う回数が劇的に減ったのもありがたいw


演出 評価:A
この作品の意外なところは、案外中学生の内面を描いていない点にあるのかな、と思う。思春期の中学生の内面と呼ぶには、西片の内面は結構良くも悪くも子供っぽく（なにせ高木さんをからかうこと、勝負に勝つことがメインの思考だからね。思春期ならもう少し異性として意識してそう）、からかいまくって西片の思考もお見通しな高木さんは若干思春期の思考と呼ぶには達観している感じが強い。

でも、だからこそ西片がちゃんと異性として高木さんを意識するシーンや高木さんが西片のクリティカルにやられてしまうシーン、明示されていないけれど旅行スケジュールで母親とケンカしたことはキュンとするのだろう。


作画 評価:B
一期と変わらず良い出来。作風に合わせているからか、ちょっと野暮ったいというかそういう印象もあるけど。


CAST 評価:A
本当に高橋さんの高木さんはバッチリはまるな、と。あとは基本、一期からの続投なので安定感が増している感じかな。


OP/ED/BGM 評価:S
EDはやっぱり好き。曲もそうだけど、演出も好み。


総合 評価:A
内訳：S評価（5点）×2+A評価（4点）×2+B評価（3点）×1＝A（4.2点）
ランク的には第一期と同じだが、具体的には前回が平均4.0でA評価だったので、平均0.2点上がっていることになるので、素直に二期で確実に進化してきた作品だな、と私でも感じることが出来たということだろう。

ブレないコンセプトの中に、第二期では少しずつ、けれど着実に高木さんがより一層西片に惚れて行く感じが出ていたのは、さらに高木さんを可愛く見えるから良かったと思う。

三期も出来そうだけど、三期やるともう正式に付き合いそうだな（笑