痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 第1巻・第2巻


著:おいもとじろう 原著:夕蜜柑 デザイン:狐印 発行元(出版): 小学館(角川コミックス・エース)
≪あらすじ≫
『移動要塞型』新人、出発進行!!
ゲームなどの知識に乏しくステータスポイントを全て防御力(VIT)に振ってしまったメイプル。でもそのお陰で絶対防御のスキルが手に入って――!?防御×毒スキルの『移動要塞型』新人、ワクワク冒険スタート!!
(裏表紙より抜粋)
≪感想≫
ジャケ買い(表紙買い)は良くコミック、ラノベではやるんだけど、設定買いは初めてかも。アニメ化企画進行中。
いいんじゃん、いいじゃん。攻撃力でも機動力でもなく防御力に全振り(極振り)する辺りの設定が素敵でツボ。実際、自分がゲームとかやってもなかなか防御に極振りってやりたくてもプレイ効率とか考えると出来ないんだよね。どうしても殲滅力重視で攻撃力に入れたり、移動力重視で機動力に入れたりしちゃう。あとはバランスよく上げてしまう。
そんな私にとってはある種の願望に近い設定を漫画(原作はWeb小説)にしてくれた。
一巻は極振りとしてメイプルが極めてレア的な成功例となっていく過程が描かれている。
二巻ではアップデートによって弱体化してしまったのでどうしようかと考え、悩み、新しいスタイルを確立していく形が描かれる。
一巻はメイプルがソロプレイヤーとして、二巻はリアルでも友達のサリーと一緒にペアプレイをしていく流れで、そういう意味でも一巻から二巻で割と大きく内容が変わっていく。まぁ、マンネリ化を避けて行くという意味でも妥当なところか。
ただ二巻は、サリーメインなところも多く、さすがに防御極振りキャラだけではすでにこの時点でねた的にはマンネリなのかなとも。原作は小説なので続いているのだろうけれど、三巻目くらいが正念場か。
まぁ、MMO系RPGならギルド・パーティ作ったり、本格的なクエストやダンジョン攻略やったりってところだろうけど。
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