ロード・エルメロイII世の事件簿 5 「case.魔眼蒐集列車(下)」
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[Fate/stay night]

著:三田 誠 原案・原著:TYPE-MOON 発行元(出版): KADOKAWA
≪あらすじ≫
「腑海林の仔」に囚われ停車を余儀なくされた魔眼蒐集列車内では、ヘファイスティオンの宝具で負傷したエルメロイ2世の治療が行われていた。窮地を脱するべく、グレイは代行者カラボー、自称スパイのイヴェット、そして途中乗場したメルヴィンと共に行動を開始する。未来視の魔眼を持つ者を殺した方法、7年前の事件の真相、2世を襲った英霊を召喚した人物。多くの謎を残したまま、ついに魔眼オークションが開催される。
(裏表紙より抜粋)
感想は追記からどうぞ。
≪感想≫
結局、アニメ放映中には読まなかった魔眼蒐集列車の下巻。
ただ、率直に面白かった。ファンが先の二篇を無視してでもこの魔眼蒐集列車篇のアニメ化で良いのだと言える人がいるということを、少しだけその気持ちを分かってあげられそうな気もする。
今更アニメ版との対比やら何やらをするつもりはないけれど、そこはやっぱり媒体の違いというものなのだろう。圧倒的な情報量、描写の仕方の差異などで綺麗に纏まっているし、ウェイバー・ベルベットとしてもロード・エルメロイII世としても意味のあるエピソードだった。
ミステリとしては、ある意味盲点で、ある意味で卑怯な感じの前学部長の登場。まぁ、そりゃあそうだよな、と納得するしかない部分ではある(笑
しかしまぁ、アニメで先を知ってしまっていると書くことがないね。前述のようにあんまり対比をしても仕方ないし。
評価は、★★★★★(5点 / 5点)。
- at 10:58
- [アニメ(放送中):ロード・エルメロイII世の事件簿]
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