ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note- 第8話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[Fate/stay night]
『魔眼蒐集列車2/6 神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)と征服王の記憶』
≪あらすじ≫
魔眼蒐集列車(レール・ツェッペリン)の車中で、トリシャ・フェローズが何者かによって殺害される事件が発生する。事件の捜査に乗り出したロード・エルメロイⅡ世に対し、オルガマリーは魔術師らしからぬ彼の在り方に対して疑問を抱くのだった。その一方で、ライネスの命を受けた獅子劫とルヴィアは独自の捜査を進めていく。
再び走り出した魔眼蒐集列車でロード・エルメロイⅡ世たちの前に突如現れた人物。圧倒的な力をもって2人に襲い掛かったのは、人類史に刻まれた英霊の具現化――サーヴァントで――。
(公式HP STORY 8
話より抜粋)
≪感想≫
良くも悪くも私が知っているのは、ここまで――。
ということで、8話。あと4/6話分残っているはずなんだけど、上巻分終了。この駆け足さが良いのか悪いのかは終わってから判断するとしよう。
ただ現段階としては、どうしても演出の「ブツ切り」感が気になってしまう。最たる部分は最後のグレイとカウレスの会話だろう。背中が焼けただれるロード・エルメロイII世の治療の最中に語られた、カウレスの家系のこと。それに対するグレイの微笑みを浮かべた助言と、その後ロード・エルメロイII世を慮る苦悩の表情のギャップ。それぞれのシーンはとてもいいシーンなんだと思う。ただそれを連続で続けられると、「え?」となってしまう。
点と線。
思えばそれは、ミステリにおいてはとても大切なことだ。起きた事件に対して、たくさんの伏線である「点」を繋ぎ合わせて一つの「線」として事件を浮かび上がらせる。
果たしてこの魔眼蒐集列車篇ではどんな線を描くのか。
前述のように私が知っているのは上巻の内容までなので、ここまで。どういった結末を描いてくれるのか楽しみにしたい。
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