闇芝居(第七期) 第7話
『公衆電話』
≪あらすじ≫
仕事中の千恵に突然、妹からの電話が。
助けを求める妹に言われるがまま訪れたある公衆電話。
そこには異様な光景が…妹の身に何があったのか?
(公式HP あらすじ 7話より抜粋)
≪感想≫
怪奇系都市伝説。呼び出されて罠にかかって殺されて、殺された人が次の罠になるという典型的なオカルトパターン。
面白いのは、「公衆電話(電話ボックス)」を使っている、ということだろう。携帯電話、スマホが普及し徐々に電話ボックスは撤去されて数が少なくなっている昨今。その現状を考慮した時、「公衆電話」という存在がすでにたぶん異質なのだ。これが十年前、二十年前ならたぶんこの話は成り立たなかっただろう――それは、携帯電話が普及しておらず、街中に電話ボックスがあるのが当たり前だったからだ。
ただ、今は違う。すでに珍しいものになっている公衆電話だからこそ、それが怪異の起点になり得る。
まぁ、あとは電話ボックスは外界と内界を完全にボックス(匣)として分断し区分けする役割があるから、昔から怪異の起点にはなりやすかったんだけどね。
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