グランベルム 第4話
『満月に鐘は鳴る 』
≪あらすじ≫
満月が体験する2度目の“グランベルム”。
それぞれの想いが交錯し、戦いが激しくなる中で、寧々のアルマノクス「ジーグァンロン」が行動を開始する。
遠距離攻撃を得意とする「ジーグァンロン」に苦戦する満月たち。そんな中、とある騎体が寧々たちに迫っていた…。
(公式HP STORY 4話より抜粋)
≪感想≫
正直、ちょっとブレてきたかなぁという印象がある。まぁ、そんなことは脚本や絵コンテ段階でだいぶ分かりそうなものだから、たぶんそれを逆手にとったストーリー展開をしていってくれるんじゃないかなぁ、という予兆でもあるのかもしれない。
そう感じたのはやはり満月の意思だろう。意思というか、直感。グランベルムに、自分の特別さを求めて参戦した満月。だが、九音に「いつかは戦うことになる」と指摘されても「たぶん、新月ちゃんとは戦わないよ」と直感で言い切る。他にも九音との同盟もそうだし、戦闘中の直感頼りの回避行動を含めて、満月の「直感」と言う部分に視聴者は良くも悪くも振り回された印象。
なんだろう……なんかこう、満月の中にあった「熱量」みたいなのが薄れてしまった印象を強く覚えてしまった。
あの狂気にも等しい熱量があったからこそ、満月は満月足り得た。ある意味で、アンナと満月は近いかもしれない。狂気にも似た想いで動くタイプだ。新月のように胸の内に秘めた決意で動くタイプとはちょっとと違う。
話がそれてしまったけれど、満月の熱量って家系とか血統とかを無視して魔術師としてグランベルムに参加する資格があるのなら戦いたいという――平凡で自分には「何もない」と言えてしまう自分に「特別」があることを信じて戦いたいという願いであり、希望であり、野望だったはずなのに。
それが薄れた。消えてはいないと思うけど……似たタイプのアンナの激情が狂気へと変質するほど鬼気迫る感情表現が続いているだけに、余計にその対比で厳しい。
こういっちゃ悪いが、悪い意味で一気に普通の作品になったなというか、こういう方向性なら最初からそういう風に作れなかったのかというか……それで次回予告では満月の両目に紋章でしょ。これが良い意味なのか悪い意味なのかは観ないと分からないところだけど、うーん、これはそろそろ視聴を辞めてしかまもしれない。
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