闇芝居(第七期) 第2話・第3話
『眠れない子供』『応接間』
≪あらすじ≫
とある郊外の一軒家。
夫の帰りを待つ佐和子は幼い息子と二人きり。
心細い夜を過ごす中、佐和子の不安はやがて恐怖へと変わっていく…。
(眠れない子供)
長い人生を共に歩んできた、ある老夫婦のお話。
子どもに恵まれなかった二人のもとに、ある日、女児の人形が届く。
いたずらに過ぎていく時間の中で、夫婦と人形の運命が交差する…。
(応接間)
(公式HP あらすじ 1話より抜粋)
≪感想≫
スケジュールの都合で放映されなかった分含めて2話連続。
2話の『眠れない子供』は、自業自得系。明確には語られなかったが、暗に「佐和子が轢き殺してしまった子供。隠蔽するため埋めて隠したのだけど、その子供が」という辺りの示し方など全体的にホラーとしては正統派かな、という印象。
3話の『応接間』は、いろいろな解釈が出来そうな変化球系。老夫婦が我が子のように死ぬまで面倒を見た人形が、最期には動き出すという。いろいろな解釈が出来そうというのは、その人形が最後に「ありがとう」と口にしたことから「老夫婦の命を吸い取って自我を得て動けた」のか、あるいは「老夫婦が気持ちを込めて丁寧に扱ってくれたから魂が宿れた」のか、というところ。前者なら恐怖だけど、後者ならある意味感動系かな、と。
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