グランベルム 第3話
『満月に鐘は鳴る 』
≪あらすじ≫
学校でアンナと鉢合わせになった満月は、アンナから自分の家をめちゃくちゃにしたのは新月だと教えられる。
次の日の昼休み、新月とお弁当を食べる満月は“グランベルム”に参加することを告げる。満月に手伝いを申し出た新月だったが、そこへアンナたちを乗せた車が通りかかるのだった…。
(公式HP STORY 3話より抜粋)
≪感想≫
◆ 共闘? 同情? ◆
まぁ、これは考察ではなく単純な疑問。
もちろん、「最後の一人が残るまで戦うのがグランベルム」だからといって、最初から最後まで独りで戦う必要はない。勝ち残ることを考えれば、ある程度チームを構築して勝ち残り、最後にそのチーム内でバトルロワイヤルをやった方が効率は良いのだろう。実際、アンナはそういう姿勢なのだろうし、弟子である二人でチームを組んでいる。
そこまでは良い。
じゃあ、新月は?
彼女にも戦う目的はあった。けれど、満月にアレコレと指導することはどういうことなんだろうか、とも思ってしまう。今の満月なら逆立ちしても自分には勝てないと思っているから余裕なのか? だが、ロサと彼女のアルマノクス・クレストアンスを一撃で葬った威力を彼女は知っている。そこを侮っているとはちょっと信じがたい。
そうなると、新月が満月を助けている理由は同情なのかな、と思った。同情というか、そこに過去の自分を――フーゴ家にいて、まだアンナに魔法を教わっていた頃の自分を重ねているのかな、と。
魔術師としての家系を続けるための交流がおそらくエルネスタ家とフーゴ家の間にはあったのだろう。そして、養子の話が出ている以上、エルネスタ家はもうすでにない。
満月は「自分には何もない」という。それに対して新月には「自分には魔術しかない」と思っているのかもしれない。自分のアイデンティティーであると同時に、それ以外の存在意義を見つけ出せない。
アンナと対峙した時にはビンタを軽く止めたけれど、アンナの母や妹と出くわしたあとは反応できなかったのかわざとなのかビンタを甘んじて受けていた。
なんとなくそういったところに、新月の複雑な胸裡を示しているのかな、と思った。
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