ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note- 第3話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[Fate/stay night]
『雷鳴と地下迷宮』
≪あらすじ≫
教室で騒がしく繰り広げられるのはいつもの現代魔術科の光景と思いきやロード・エルメロイⅡ世の様子がおかしい。聴講に来たルヴィアがグレイにその理由を尋ねると、お気に入りの喫茶店が休業状態になったためだという。
このままでは仕事が捗らないと喫茶店へ事情を聞きに向かったロード・エルメロイⅡ世だが、調査に入った地下水道で不気味な影に襲われてしまう。調査から一向に戻らない彼を心配したグレイは、フラットとスヴィンに助けを求める。
(公式HP STORY 3話より抜粋)
≪感想≫
正直、フラットとスヴィンの紹介以外には中身のない回だった気がしないでもない(笑
一応強引にあれこれ解釈をするのであれば、「ホーム(居場所)」というものが一つのテーマとして描いたのだろう。そもそも、TYPE-MOONに限らず魔術師にとって自らの工房(領地、研究場所)というのは、絶対的なホームだ。例外は幾つもあるだろうが、基本はそこに安らぎがありつつ、自身が魔術師としてさらなる研鑽を積める場所ということになっている。
フラットとスヴィン、そしてグレイはその代表格と言えるだろう。彼らにとってエルメロイ教室、そしてロード・エルメロイII世のいる場所というものが自分たちにとっての「ホーム」なのだ。そのホームを護るためなら多少の――いやそれ以上の無茶もやり通す。
一方でそれぞれの派閥も見え隠れする。現代魔術科はもちろん、他の科にとっても自分たちの専科というのは領域でありホームだ。それを超えてロード・エルメロイII世への依頼があるということが、一つの問題の大きさを示しているのだと思う。
まぁ、その割には単発回として終わっちゃったんだけどね。
さて、そうこう書きながらロード・エルメロイII世のホームは現代魔術科やエルメロイ教室なのだろうか、とも思う。少なくとも今回のロード・エルメロイII世にとっては、馴染の喫茶店というのが「ホーム」だった。それは間違いない。
しかし、真の意味では彼の心には今なお第四次聖杯戦争のライダー(イスカンダル)がいて、その近くこそが彼が自分で考え理想としているホームなのかもしれない。だからこそ、第五次聖杯戦争の話が出てきた時には驚いていたのだろうし(もっとも、原作段階ではすでに協会枠が厳しいことは分かっていた気もするが)。
そもそも聖杯戦争の話にルヴィアが普通に絡んでいるのが違和感もあるけどw エーデルフェルトにとって聖杯戦争はある種の禁句的な感じもしたが、最新設定では緩和されたのかね。あぁ、そもそもエーデルフェルトは第三次の時に負けて聖杯戦争が嫌いになったのではなく、日本(冬木)が嫌いになっただけだったか。まぁ、どうでも良いけど。
念を押すけどどうでも良い。フリじゃなく、どうでも良いことだから!
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通りすがりの幻想殺し
「隠蔽さえ万全なら一般人を犠牲にしても問題ない」
そっちの方が魔術師として正常で凛やウェイバーみたいな心の贅肉を纏ったお人好しの方が例外ってアニメだけだと実はわかりにくいんですよ
あと省いた原作1巻の代わりにエルメロイ二世が生徒たちの才能に嫉妬してるけど、それを普段は抑え込んで指導してる事とか
エルメロイ二世が魔術師としては二流どまりである説明(ちなみに地下道に一人で行ったのは迂闊という見方もあるけど、あの時点では行きつけの喫茶店のためという完全な私情だったのでグレイたちを巻き込んでなくても不自然では無いと思ってます)
それに魔眼列車で出番のあるカウレスの顔出しもしておきたかったのでしょう