執事 西園寺の名推理2 第1話
第1シーズンを観ていたので、そのままの流れで視聴。ネットでは視聴率以上の評価をされているテレ東だが、やはりスポンサーなどの広告料を考えると視聴率低迷は苦しいようだ。そうした中での本作の第2シーズンというのは、それなりに期待がある作品ということか。オタクの私が「苦なく観れるドラマ」としては貴重なので、シリーズ化されるならそれはそれでありがたいが。
さて、第2シーズンの特徴は配役の変更か。八千草薫さんが治療に専念するため休業してしまっているため、百合子役が吉行和子さんに変更。これが想像以上にやはり違和感がある。まぁ、第1シーズンあってのことなのでそこは致し方ないところではあるので、これから「慣れる」かどうかといったところか。ただ、吉行さんもちょっと声がかすれている感があるのは演技なのかどうなのかが気になった。
他にも女性メイド一人が本場への留学中という設定で写真のみ(今後登場有り? それとも降板?)、第1シーズンでは上村演じるパーフェクトバトラーな西園寺とあっちこっちついて回った新米執事助手・澤田も1話で大けがを追ってしまい、それに代わるキャラも登場したことからしばらくは出なくなるのか?
まぁ、そういったところで丸山はじめ刑事三人組はそのままなのが唯一の安心材料か。
第2シーズンのキーマンは友情出演扱いの観月ありささん。こちらも案の定、西園寺の過去を知っているようだが……それはプラスなのかマイナスなのか。ド定番なら西園寺を恨む美女ってことになるだろうが、プラスなら西園寺の元カノと言う可能性も?(ぉ
そうした中での1話目。プリンセス天功をゲストに招いて、さらに殺される被害者というなかなかにテレ東も思い切った配役でスタート(ギャラどれくらいなんだろう、とか下衆なことを想ったりw)。もともとがトリックだらけのイリュージョン(マジック)なので、殺人にトリックが使われてもさほど違和感がなかったのは、ネタ選びの優秀さゆえか。ここは素直に1話目として視聴者に違和感をあまり与えない感じにしてきたと思える。
ストーリーは、各部で諸般の事情によって変更されたキャストとは裏腹に第1シーズンから変わらない「金曜八時放送」「ゴールデンタイムでミステリ」「人情味がある勧善懲悪さ」というベースがどっしりと変わらずに安定している。
そういう意味ではイリュージョンを舞台にしたミステリというのは、最適だったのかもしれない。
2話目以降も視聴予定。
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