トニカクカワイイ 第4巻

著:畑 健次郎 発行元(出版): 小学館(少年サンデーコミックス)
≪あらすじ≫
幸せな新婚生活に…衝撃展開!?
ハネムーンを終えて
東京のアパートに戻ったナサと司夫婦に…
まさかの衝撃展開!!
それでも…
二人の新婚生活は始まったばっかり!
一緒に暮らして初めて知る
お互いの事も盛りだくさん!
二人の「初めて」だらけの毎日、
ますますラブラブな第4巻!
(裏表紙より抜粋)
≪感想≫
第4巻。新婚旅行編&実家挨拶編の後編からの居候編。
ナサの両親への挨拶編の後編部分は、どちらかというと司の異次元的な部分というか古代から生き続けている要素(日本刀を難なく扱ったり、普通の人が絶対に読めないだろう中世以前の和歌を読めたり)が強く出ているが、とりわけ特筆すべき点はこれくらいかな、といったところ。
残りはいつも通りの「トニカクカワイイ」。ナサを好きだった綾にあっさり結婚がバレてしまうけど、綾は綾で前向きにあっさりなる辺りがこの作品らしさといって良いだろう(普通の作品ならこのネタだけで一巻分引っ張ってシリアスにしてしまってもおかしくない)。
それにしても少ないキャラ数で話を回すためなのか、基本ナサも司も超人だよな(笑 司はともかくナサも苦手な分野や学科ほぼない(古いパソコンをあっと言う間に直すスキルまでw)し。司は司で料理上手という、なんというか普通に考えれば彼女は平安時代かそこらからの不老不死なのか、転生体なのかとかそんな感じで、そうなると料理とかの家事って縁遠い気もするんだけどそうじゃないみたいだし。
さて、5巻がもう数日後に発売ってね。なんでこんなに感想が遅いかって言うと、他でもなく売ってなかったから。どこ行っても4巻売り切れだったんだよなぁ……スゲェな、この作品。前作のこともあるし、あっさりアニメ化するんじゃないか、この作品。まぁ、アニメ化したところで司の秘密にはたどり着けないから、ストーリー的に問題ありそうだからしないかもだけど。
やはり司はかぐや姫なんでしょうかねえ?