聖夜の帰還 -HGAC 宇宙用リーオー-

まずは閲覧していただきありがとうございます。
今回はプレミアムバンダイで発売された宇宙用リーオーを製作しました。タイトルは書かせていただいた通り「聖夜の帰還」。統一国家軍の主力MSとして、EVE WARSにおいて敵であるホワイトファングのMD・ビルゴIIと戦い抜いて無事生還した宇宙用リーオーという設定です。
基本、綺麗に塗装して仕上げることがほとんどの私ですが、今回は成型色そのままの素組みをベースに久しぶりにウェザリングで仕上げてみました。
いつもとはまた違った雰囲気の作品になったと思いますので、よろしくお願いします。


久しぶりのウェザリングです。リーオーは以前、オリジナルでリーオーストライカーとして作製していたのでなにか違うアイディアがないかと考えていた時に、思いつきました。もちろんガンダムでもこういった損傷をウェザリングで再現することは可能ですが、この手のウェザリングは量産機の方が映えるかな、と。


EVE WARSという激戦。相手はビーム兵器オンリーのMDであるビルゴシリーズであることを踏まえると、リーオーに残るダメージ痕はビームの高熱による融解や装甲版の歪みだと考えて、ざっと全体にも熱を加えて少しゆがめる形で。直撃しなくても至近距離を、ビルゴやビルゴIIのメガビーム砲が通過すればリーオーの装甲なら歪んでもおかしくないかなと。

一番目立つのはたぶんこの左腕部の損傷ですね。正直、他人に言えるような内容ではないのですが…。左腕部を適当な位置で切断、ライターで炙るという力技ののち、廃棄する電化製品からケーブルを流用して埋め込むという力技に力技を重ねた結果となっていますw


宇宙戦なのでソール部分にウェザリングは本来なら不要なのですが、ちょっと寂しかったので。


宇宙用リーオーの追加バックパック。理想は左右のドラム部が回転することですが、さすがにHGでそれは無理でしたね。


もちろんウェザリングなので、ライター炙りはおまけです。基本は全体に、以前用いたアクアオイルカラーデュオでウォッシング(アクアオイルカラーデュオは水で溶けるので使い過ぎてもエナメル溶剤で溶かすやり方に比べてパーツ破損の確率がかなり低い)。その後、バーニア周囲や角にはドライブラシをしているほか、タミヤのウェザリングマスターも使用しています。


左腕部と同じやり方で右太ももの付け根もコードを埋め込んでます。ちょうどこの右フロントアーマーから右太もも、その後ろのバックパック下部分ギリギリをメガビーム砲が通過した、という設定です。


それにしても良い子は真似しちゃダメなんだけど、ライター炙りも使い方次第でなかなかいい味が…。古くはろうそくとか線香でやっている方もいるようですね。


ビームライフルにも過負荷をかけた感じで損傷を。

ウェザリング内容
・ウォッシング(アクアオイルカラーデュオ)
・ドライブラシ
・タミヤウェザリングマスター
・熱加工
・コード埋め込み

最後まで見て下さり、ありがとうございました。
NoTitle