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刹那的虹色世界

アニメ・ゲームのあらすじを主体とした感想や批評のブログ。時折、日記・声優・コミック・スポーツなど幅広くレビューしています。リンクフリー、相互リンク大歓迎♪

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劇場版「Fate/stay night[Heaven's Feel] 第二章Ⅱ.lost butterfly」

劇場版「Fate/stay night[Heaven's Feel] 第二章Ⅱ.lost butterfly」

観てきました。第一章の時のような最速と言う形ではありませんが、「結局観なかった」となるよりはマシかと(笑 あと待てば今年の年末とかやってくれそうだけどwww

感想は続きからどうぞ。ネタバレ、原作ネタバレ、何より原作がもうかなり昔プレイなのでうろ覚えという状態での文章を含むものとなりますので、それを了承・了解された方のみの閲覧でお願い致します。

◆ 考 察 ◆

1.「俺(私)なんか」の末路
正直、PS2版をプレイしていた時から思っていたことだけど、間桐桜ってヒロインは人を選んでしまうヒロインなんだと思う。確かにパッと見はお淑やかで家事万能、三ヒロインの内最もスタイルも良く(しかも床上手)と来ればスペック的にはパーフェクトなんだろうけど、そのスペックを帳消しにするくらいのマイナスがあの性格なんだろう。

彼女の「私なんかが」という内気で自分を必要以上に卑下してしまう部分と、相手役である士郎が十年前の大火災の唯一の生き残りとして「俺なんかが」という類似した性質を持ち合わせてしまっていることがやっぱり悪い形での相乗効果になってしまうのが、ヒロインとしての魅力があまり万人受けしない(結果的に、これだけ人気がある作品ながら映像化されるまで恐ろしいほどの年月を要している)理由の一つなんだと思う。逆に言うと、真逆に引っ張っていく凛や、「王」としては卑下もするが自尊心もしっかりあるセイバーという二人のヒロインは士郎との組み合わせ・相性が良かったとも言え、だからこそ人気も高いと言えるのかもしれない。

さて、この第二章はまさしくそんな「俺(私)なんか」の末路と言えるだろう。桜は救いの手を差し伸べ自分のこの十年の生きがいというか精神的支柱を棄ててくれた士郎も、魔術師としては即刻排除すべき存在なのに人間として甘い部分を優先させて生かしてくれていた凛も、「士郎の傍にいてね」と彼の一番近しい身内からの願いを口にしてくれた大河も全て全て裏切ったのだ。その結末が義兄殺しであり(まぁ、そもそもそれ以前に数十人単位で殺しているのだが)、闇堕ちなのだから……。

士郎も士郎でそんな末路を辿ろうとしてしまった。ゾウケンの言葉で桜を殺そうとしてしまった。まぁ、そこで結局殺していないし、むしろ彼にとってはこの時のことが自分自身の中に在る「歪さ(正義の味方)」との向き合いにはなっているから意味あるところではあるのだけど、桜の出奔を許してしまっている。

日本では自分を遜ることは一種の美徳とされる。私なんかは古い保守的な人間だから、その美徳に共感もする。しかし、物事には限度がある。相手に敬意を払い自分を低い立場とする謙遜そのものは悪いことではないが、それも必要以上ともなれば話は違う。
誤解を恐れずに書くならば、気持ち悪かった。
でも、これは間違っていない感覚だと思う。ここまで自己犠牲をし必要以上に遜るのは、他人から見ていて「気持ち悪い」ものなのだ。度が過ぎたコトは他人からこう見られてしまうのだというのを映画で感じ取るというのは、なかなかに稀有な体験だと思う。


とはいえ、これが作品の「終わり」ではない。来年春の最終章で二人も「~~なんか」と言い続けた自分たちに、それを乗り越えるような答えを出してくれることだろう。


2.「顔」
これはどちらかというと、次回の最終章における一つの考察というかテーマになると思うのだけれど、そのための伏線としてこの第二章でも適時入れられていたな、という印象である。

代表的なキャラクターは二人。面白いことにこの二人が見せる顔はどちらも「姉」「魔術師」がキーワードになっている。

一人はイリヤ。彼女が士郎の前で見せる「顔」。これはネタバレになってしまうが、彼女が切嗣とアイリスフィールの子であり、それ故にその後に切嗣の養子となったために立場上士郎の「姉」にあたることから見せている「姉」としての顔だ。あるいは「人間」としての顔と言ってもいいのかもしれない。ああ見えてあのスキンシップやらなにやらは「妹」としてというより「姉」としてなんだと思う。姉として、自分の能力以上に頑張ろうと背伸びをするけれど時に進むべきを見誤ってしまっている弟を時に励まし、時に頭を撫でで癒す。だからこそアインツベルンの聖杯であるイリヤにとって桜の現状というのは良く分かっていること。だからこそ弟の愛する桜には厳しい言葉も投げかける。

一方でゾウケンと対峙した時に見せたのは「魔術師」としての顔だ。あるいは「聖杯」「ホムンクルス」としての顔とも言えるのかもしれない。冷徹でゾウケンが生きることにしがみつく現状を完全に見下している。
そんな彼女が全く違う第三の顔を見せる瞬間があるとすれば、それはバーサーカーの時だろう。あの時だけは、「姉」でもなく、変な言い方だが「魔術師」でもなく、なんというかパートナー的な何かそんな印象を受ける(実際、イリヤにとってバーサーカーの存在はただのサーヴァントではないのだし)。


もう一人は凛。こちらも「魔術師」としての顔と「姉」としての顔だ。魔術師として桜を殺さないといけないと判断した時の顔と、二人で台所にたって「姉さん」と呼ばれてにやけている時の顔を見比べればもうこれ以上の言葉は不要だろう。

そんな凛が見せる第三の顔は、やはりヒロインとしての顔だろう。つまり士郎と二人きりの時の顔はやはりどこか違う感じがする。まぁルートが違えば士郎と恋人同士になるくらいには下地があるのだから当たり前と言えば当たり前だが。


そういう意味で人としての多面性というものをこの二人のキャラクターは良く示してくれている。そして、人とはそれで良いのだと私は感じ取る。家で見せる顔、仕事場で見せる顔、友人に見せる顔。それらが違うことは悪いことじゃないはずだ。立場が違えば自分が見せるべき顔が違うのも当然なのだから、「そんなことは今更」とも言われるかもしれないが、案外それが難しいのが現代な気がする。表裏なく自然体でいることをやたらと推奨してくる気さえする。それはそれで良いのかもしれないが、TPOという言葉があるようにその場に応じた使い分けはあって然るべきだろう……もちろん、やり過ぎや使い分けが変な形(例えば相手が男女で違うと対応の仕方が性別で変わるようなものとか)はダメだが。



◆ レ ビ ュ ー ◆
さて、小難しい考察はこの辺にして、ここからは少し感情的にというか、率直なレビューを少しだけ。

本作の見どころは、まずはド派手な戦闘シーン。街中、柳洞寺での戦いがメインだった第一章はそういうこともあってやや控えめだったが、今回はアインツベルンの森が主戦場となったためにとにかく派手。オルタセイバー、マジ シンゴジラと言いたくなるくらいには(笑

強いわぁ、オルタ。セイバーも機動力捨てて、後さき考えずに、魔力けちらず、騎士道かなぐり捨てればああいう戦い方が出来るのかと思うと、アーサー王伝説は伊達ではないと思わされる。っていうかあのバーサーカーのパンチ受け止めるどころか弾き返してアッパーカットとか、バーサーカーにボコボコにされても無傷(仮面にちょっとヒビ入るだけ)ってどんな防御力やねん。まぁ、セイバーの場合は防御力と言うより魔力噴射のスキルなんだろうけど。

味方の時には「最優のサーヴァント?(笑」な感じのセイバーだったけれど、汚名返上といったところか。味方でもあれくらい強いセイバーが観たいなぁ(遠い目 まぁ魔力量の問題と周囲への被害、何よりセイバーの騎士道精神からまず無理だろうけど。

対峙したバーサーカーもその存在感を想う存分発揮。十二の試練(ゴッドハンド)ってやっぱ反則なんだなと思いながら、斬られても焼かれても再生していくバーサーカーの、肉体美というか筋肉や骨格の描き込みの凄さもあってある種の負けて散っていながらもそこに「美」があった。まぁ、それはイリヤのために自分の命を(理性がない状態でも)賭して戦う彼の心に打たれている部分もあるのだろうが。

アーチャーも今回は出番があった。まぁ、もともと左腕の移植があるのでアーチャーにとっては第二章が最大の見せ場なんだが(台詞的には最終章の「ついてこれるか――!」になるだろうが)、それにしても良く動き良く戦っていた。尺の都合なのか原作とはシナリオ改変がされており、アーチャーの士郎っぽい姿が観れるのもファンは嬉しいだろう。

シナリオ改変という部分では、正直原作もうろ覚えなのであいまいなところだが、たぶん図書室での戦闘シーンは変わってる気がする。ライダーがあのタイミングで石化の魔眼は使わなかった気がするからなぁ…逆に言うと凄く有名な魔眼で強力なのになかなか使うタイミングがないのでライダーの出番を増やす意味でもこういう改変になったのか(ライダーさん、桜に厳命されてたのにその後のシーンで士郎を助けるシーン皆無だしw)。

あとはイリヤが、桜と大河の会話を立ち聞きしてしまうことで晩年の切嗣が自分に逢いに来ようとしていた、ということを知れたシーンもその後のイリヤの決断を考えれば綺麗な改変と言える。


とはいえ、さすがに尺不足は否めない。

特に感じた点は、やはり「正義の味方」をこの十年余りの時間の自分の生きる「道しるべ」としてきた士郎が、己のその信念を棄てるまでの経緯が弱い。誰か一人を選ぶこと。それは他の人を選ばないということ。故に、正義の味方には許されなかったことだった。衛宮切嗣もまた最後の最後でソレが出来なかった――いや、誰かを(アイリスフィールとイリヤを)選びたかったけれど、もうそれを選べる段階ではなかった――くらい。

それだけに、桜を選ぶということは士郎にとって自分の十年を、信念を、尊敬した切嗣から託された想いを棄てるということ。その「重み」が正直この映画からはあまり感じられなかったのはとても残念。まぁ、HFは桜ルートなんだから桜メイン、と言われれば士郎はこの程度でも良かったのかもしれない。

その桜に関しては、及第点といったところか。桜が暴走して人を殺し喰いまくっている描写をメルヘンな夢チックに仕立て上げたところなんかは、なかなかに見事な切り口と解釈だと思った。ただこちらも描写不足な感じ。桜の場合は心理的描写というよりも、あれもこれもが突発的な感じの強さかな。伏線がないというか、伏線が一章にあってしまったため観てる方が忘れてて伏線として機能してないというか。
どうようの意味では、凛が「桜抹殺」からの心変わりも少しは描いて欲しかったか。まぁ、最終章ではまた展開が変わるのだろうが…。

あと戦闘シーンの素晴らしさを語っているが、気になったのは作画かな。背景シーンのリアルさに引っ張られ、もちろん前述のように戦闘シーンも素晴らしいし、そこには負傷したキャラの作画も含まれる。ただそれ以外のシーンだとキャラの「綺麗さ」がかなり際立っていて背景シーンとミスマッチを引き起こしている気がする。まぁ、アニメのキャラクターなんだから綺麗なのは当たり前なんだけど、あまり背景が進化し過ぎても肝心のキャラとマッチしないなら行き過ぎは「毒」になってしまうのかもしれない。



評価は、★★★★(4点 / 5点)。中間である二章は、最終章への伏線のためストーリー的には厳しく3点前後といったところだが、「セイバーオルタvsバーサーカーなど戦闘シーンのクオリティの高さと充実」と「イリヤなど一部キャラへの良補正・改変」を評価して前作と同じ4点で。


ちなみに、映倫指定でPG12(小学生には助言・指導が必要)になっており、第一章ではG(どなたでも観られます)から引き上げられているので、注意が必要。映倫にはまだPG12指定された理由は公表されてないようだが、おそらくは士郎・桜など多くのキャラが、腕が吹き飛んだり殺されたり、バーサーカーに至っては骨格剥き出しだったり、あるいは士郎と桜の情事やレイプ未遂シーンがあるせいだと思うので、エログロ苦手な人は一応注意された方が良い。

Comment

NoTitle 

>でも、これは間違っていない感覚だと思う。ここまで自己犠牲をし必要以上に遜るのは、他人から見ていて「気持ち悪い」ものなのだ

まあ、英霊エミヤが理解者を得られずに破滅した(本人は少なくとも生前はそれを後悔はしてませんでしたが)原因も理由は違えど根本は同じモノですからその感覚は決して間違いではないかと

ただ11年間も毎日おぞましい蟲の群れに慰み者にされるという異常な虐待をされ常人なら気が狂うレベルの生活をしてきた桜が自分を卑下するのは当然だとも思いますけどね
あの境遇で凛みたいに前向きで活発だったら、それこそ不気味で気持ち悪いです

だからこそ桜は自分と違って前向きで輝いてる凛に憧れる
第1章で「ヒーロー」の話題になった時に桜が凛に貰ったリボンに触れてるのは注目すべき点だと思います
でも、その憧れやヒーロー視は嫉妬や劣等感とも裏表で、桜を依り代にしてた「この世全ての悪」の「影」が凛を狙うのもそれが影響してるのでしょうね

桜がHF以外のルートでは士郎が他のヒロインと結ばれるのを祝福するのも、そもそも自分には士郎と結ばれる資格が無いという悲観からです
HFでは士郎と結ばれて初めて「もう先輩を手放したくない!」という欲望が生まれました
これが結果的に桜の凛への嫉妬と「この世全ての悪」の浸食を強めてしまいました

>ライダーがあのタイミングで石化の魔眼は使わなかった気がするからな

いえあれは普通に原作通りですよ
例え桜がマスターに戻って能力が強化されても石化の魔眼なしでアーチャーを止められるほどのライダーは白兵戦に長けてません
そもそもライダーが魔眼を使うのはアーチャー戦とセイバーオルタ戦だけなので、あそこで使わないと最終決戦で何の脈絡も無く「奥の手」が飛び出してしまいます

あとライダーが石化の魔眼をなかなか使わないのは彼女自身があの魔眼を忌み嫌ってるためです
だから本来のマスターでありライダー自身が救ってやりたい(過去の自分と重なるから)桜のためだけに石化の魔眼を使います(西脇だっと版のコミカライズでは慎二がマスターでも「できれば使いたくなかった」と言いつつ、魔眼を披露してますが)

>どうようの意味では、凛が「桜抹殺」からの心変わりも少しは描いて欲しかった

原作でも、この時点の凛は桜に猶予を与えただけで抹殺を撤回はしてないですよ
あの姉妹で料理のシーンでも本当はメチャ嬉しいのにそれに溺れてはいけないと自戒してます


  • posted by 通りすがりの幻想殺し 
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  • 2019.02/08 22:31分 
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>通りすがりの幻想殺しさん 

こんにちは。

コメレスの前に書かせていただくと、コメントを読ませていただいて視聴・感想のスタンスが私と通りすがりの幻想殺しさんでは違うのだな、ということをまずは感じました。通りすがりの幻想殺しさんはキャラクターに感情移入しているというか、そこへのリアルさを感じたりそうでなかったりといった感じに思えましたが、私は共感や感情移入できないキャラを敢えて立ち回らせることでそこから見えるもの・感じるものがあると思って感想を書いているようですから(あくまで私がコメント読ませていただいた上での勝手な想像ですが)。

もちろん、視点や感想が違うというのはそれは良いことであり、当然のことです。ただ、一部コメレスをさせていただくにあたって、その違いを私なりに踏まえた上でのものになることをどうかご容赦ください。


>原因も理由は違えど根本は同じモノですからその感覚は決して間違いではないかと
>あの境遇で凛みたいに前向きで活発だったら、それこそ不気味で気持ち悪いです
まぁ、さすがに凛くらい勝気で前向きであるのは不気味ですね。

ただ、Fateは士郎の異常さに対して、セイバー、凛、桜というタイプの違うヒロインをぶつけ合うことによって生まれる効果の違いをルート・ストーリーの違いとしている感じがするので、異常に卑屈な者同士が組み合わさるとどういうことになるのか、というのを感じます。まぁ、奈須さんが当初からそういったテーマでHFルートを描いて構築したとは言いませんが(笑

なのでHFルートに対して私が抱いた感想を「そこまで間違ってはいない」とおっしゃっていただけるのは、素直にうれしいです。


原作部分との相違については、冒頭に書いてある通り原作うろ覚えが前提で書いているのでご容赦ください。
  • posted by 月詠 
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  • 2019.02/09 09:13分 
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NoTitle 

書き忘れましたけど、桜のドレス姿でのメルヘンな行進の演出は良かったと思います

あのシーンで、桜は幼い頃から異常な虐待を受けてきた影響で精神面が幼いことを描写でき、
一般人の虐殺が桜の本意ではない事を示せ(「この世全ての悪」に心と魔術を活用されてたとはい桜自身は半ば夢を見てる状態だった)
原作を知ってる人も驚かせることができ、
直後のシーンとのギャップもすごかったです
あと純粋に桜のドレス姿は可愛かったです 
川にライオン(セイバー)、熊(バーサーカー)、狼(ランサー)、狐(キャスター)のぬいぐるみが流れてたのも、芸が細かいな、と感心しました

あと今回の劇場版は慎二の描写に力が入ってましたね
終盤で慎二が桜に投げ渡した薬瓶は第1章の終盤に慎二が自作してた物で慎二なりに必死に魔術に関して努力してたようです
なのに自分では自作の魔法薬を光らせられず桜は簡単に光らせるという短い尺で慎二の桜への嫉妬と劣等感が描写できる良い演出だったと思います
他にも桜の素性が判明した時の慎二の疎外感も上手く表現できてました

慎二はなまじ勉強やスポーツなどが優秀で、だからこそ一番ほしい魔術の才能が無かった事が人格が歪む大きな原因だったわけですが、
今回の映画を観てると、士郎、凛、桜、という慎二にとって特別な三人が揃って慎二を対等に見ていない(当人達に悪意が無かったしても)事やその三人が揃って自分がどれほど望んでも得られないモノ(魔術)を持ってたのも大きな要因だったのでしょうね
まあ、どんな理由があっても義妹に性的な暴行をしていい事にはなりませんが、慎二もまた間桐の家に生まれたせいで歪んでしまった犠牲者だったというイメージが強くなりました
  • posted by 通りすがりの幻想殺し 
  • URL 
  • 2019.03/01 00:16分 
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  • [Res]

>通りすがりの幻想殺しさん 

前回コメントさせていただいているように、原作との相違点などについては割愛させていただきます。主に慎二関連は、たぶん原作から語られていた気がしたので。

>桜のドレス姿でのメルヘンな行進の演出は良かったと思います
そうですね。その辺りは、上手く描写したところですね。桜としては無邪気なじゃれ合いのつもりでメルヘンな世界にいるつもりでも、現実として彼女のじゃれ合いは大量殺戮であり、魔力収集のための殺人になっているというギャップが、余計に観た人の印象を強烈にしてくれたと思いますね。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2019.03/01 21:20分 
  • [Edit]
  • [Res]

NoTitle 

セイバーも普段の性格と態度は凛々しいけど、その願いは「王の選定のやり直し」という、ある意味で桜や士郎以上に卑屈なモノだったような・・・
というか、セイバー、士郎、アーチゃーはそっくりだと思います(後ろ二人は同一人物だから当然ですが)
あの三人の口論は大抵がブーメランの投げあいw

個人的に、セイバーは士郎と似たもの同士のヒロインが互いを差さえあって理想に到達するヒロイン
凜は基本的に士郎を引っ張り導き、それでいて自身も士郎に甘えることができるヒロイン
桜は士郎以上に不幸で暗い場所に閉じ込められて自分からは助けを求めることもできないでいるのを士郎が全てを投げ打って救うヒロインという認識です

まあ、確かに自分から助けを求めることすらできず結果的に事態を悪化させる桜に自分も思うところがないわけじゃないですが、
士郎や桜を救う事ができる強くて明るくて凛々しく普段は絶対に弱音を吐かない凛ですらバッドエンドで桜の過去を追体験させられたら一日で泣きながら許しを乞うわけで、それを5歳の頃からされてた桜が卑屈になるのは仕方ないというか普通なら壊れてますからね
HFの作風が暗いのは事実で前のUBWとのギャップもあるから、それが苦手な方がいるのも、これまた仕方ないというか当然ですが
  • posted by  
  • URL 
  • 2019.03/08 13:45分 
  • [Edit]
  • [Res]

>匿名希望さん 

こんばんは。

>その願いは「王の選定のやり直し」という、ある意味で桜や士郎以上に卑屈なモノだったような・・・
私は、それは違うと思います。セイバーが「選定のやり直し」を願ったのは、「より優れた王がいたはずだ(=その王ならば母国や民ももっと救えた)」というモノです。それは「卑屈」とは次元の違うものでしょう。何万という民の期待と命を背負う責任ある立場だったわけですからその果てに抱いたアルトリアが、当初聖杯に掲げようとした願いを、私は士郎やアーチャーと同列視には出来ないと考えます。士郎は確かに十年前の大火(第四次聖杯戦争の余波)で大勢の人が亡くなった中の唯一の生き残りであるし、アーチャーもそういったバッググランドにさらにアレコレと上乗せされた結果ではあるけれど、彼らは「王」ではないですから。

王として民を想うからこそ出た言葉と願いがセイバーのソレです。まぁ、それが本当に民の真意だったかと言えばそうでもない辺りのすれ違いが、良く言われる「王は民の心が分からない」という部分にもつながるのかもしれませんし、「王」の在り方を語るならZeroでやっていた気もしますが…まぁ、話はそれてしまいましたが、私はそう思いますね。

>セイバーは士郎と似たもの同士のヒロインが互いを差さえあって理想に到達するヒロイン
その印象は正直ないですね。互いの主張をガンガンぶつけ合って、その中で歩みを進めてきた二人ですから「支え合う」というのはちょっと違うかなぁ、というのが私の心象です。

>桜は士郎以上に不幸で暗い場所に閉じ込められて自分からは助けを求めることもできないでいるのを士郎が全てを投げ打って救うヒロイン
ちょっと足りないですかね。個人的には「~~士郎が全てをなげうって救おうとするけど、それを身勝手に一度は裏切っておいて今更なんだよ的ヒロイン」だと思います。

まぁ、実際ヒロイン像のどれが正しいのかというのは答えのないものだとは思いますが、一つやはり明確な答えとしては、幾度もルートごとにアニメ化されている作品ながら、ここまで一度もHFルートがアニメ化されていないということが、一つの答えなんだとは思います。

  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2019.03/08 23:45分 
  • [Edit]
  • [Res]

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