ゴブリンスレイヤー 総評
「俺は世界を救わない。
俺はゴブリンを殺すだけだ」
辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで
銀等級(序列三位)にまで
上り詰めた稀有な存在がいるという……。
冒険者になって、はじめて組んだ
パーティがピンチとなった女神官。
それを助けた者こそ、
ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった。
彼は手段を選ばず、手間を惜しまず
ゴブリンだけを退治していく。
そんな彼に振り回される女神官、
感謝する受付嬢、彼を待つ幼馴染の牛飼娘。
そんな、彼の噂を聞き、
森人(エルフ)の少女が依頼に現れた――。
そんな『ゴブリンスレイヤー』の私の評価ですが...
S+
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
ゴブリンスレイヤー 総評
放映日:2018年10月~2018年12月(全13話 ※総集編1話含む)
私が視聴した放映局:TOKYO MX
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:S
中盤から終盤にかけてややゴブリンを倒すような展開が影を潜めてしまったのでそういう意味では中だるみ感も個人的にはあったが、全体的には上手く纏まっていたと思う。特に最終回はそれまでの伏線をしっかり拾うなど優れていた。
演出 評価:S
バトルシーンは異能バトルのような迫力あるものではないが、そこを策略や仙術と言ったもので大きくカバーすることで他の作品にはなかなかない見応えを実現。
作画 評価:S
難しかったのはきっとレイプシーンなどの残虐シーンだろう。小説版、コミック版があるなかで改めて「TVアニメで表現出来る範囲」を模索していた気がする。
1話と最終話はインパクト重視か割とハッキリ描いていた印象だが、それ以降は良くも悪くもボカしていた印象かな。
CAST 評価:S
さすがの布陣というべきだろう。名実ともに一線級のキャスティングがされているだけのことはある。
OP/ED/BGM 評価:A
OPの出来は最高。ちょっと演出には改善点があるような気はするが…。逆に言うとEDの方が演出面では優れていたが、楽曲がもう少し合うものが欲しかったか。
総合 評価:S+
内訳:S評価(5点)×4+A評価(4点)×1=S+(4.8点+0.1点)、続編の期待の点につき0.1点加点
今年の中でも1、2を争えるレベルの優秀作品。
近年、私はあまりバトル物の作品に高評価をつけることが少なくなってきたが、それでも本作はそういった私の傾向を吹き飛ばしてくれるだけのクオリティがあった。
前述の通り、グロいシーンや非道なシーンも少なくない作品なので逆にそこがスタッフの方々が「どこまで攻められるか」を考えたことで他の作品よりもより丁寧な作りになったのかもしれない。
同じスタッフさんで、ぜひ第二期を期待したい。
- at 12:39
- [アニメ(放送中):総評(カテゴリのない作品)]
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