衛宮さんちの今日のごはん 第13話[終]

衛宮さんちの今日のごはん　第13話[終]
『あったか寄せ鍋』

≪あらすじ≫
大雪の降る、とても寒いある日。今日も、衛宮家には自然とみんなが集まり、同じものを囲み、同じ場所で食事をとる。士郎が作る、今日のごはんは―。
（公式HP 次回のごはん 第13話より抜粋）


≪感想≫
月一の『衛宮さんちの今日のごはん』。年あけて最終回。うっかり1月1日のやつは見過ごしましたw

最後の料理は寄せ鍋。まぁ、それ自体に対しては特にあれこれということはなく、まぁ標準的な作り方かな、と。あとはそれぞれの家庭に応じていれる具材が違うことは普通ですし。

気になったところは二つかな。マイナスなポイントとしては、凛・イリヤがいなかったということ。この世界線はどの原作ルートなどとも違うとはいえ、これだけ優しい世界なら凛やイリヤがいても良かった――というか、いた方が良かったと思ってしまう。桜が通い妻、ライダーがその付き添いなのはそうだけど、それを言えば凛だってルート次第ではそういう部分もあるし。なんというか、アーチャーを出すために凛を、バーサーカーを出すためにイリヤをそれぞれ衛宮邸から遠ざけた感じがしてしまったのが、特に「最終回」を考えた時にはマイナスかな（12話でみんなで食事しているから別に良いんじゃね、と言われればもちろんそれにも一理あるけれど）。

プラスなポイントはやはり最後の士郎とセイバーの会話だろう。これは1話の「年越し蕎麦」のラストを意識したやり取りであることはおそらく明らかだと思う。そういった作品を通じた「繋がり」を感じさせるところはさすがだな、と。


それにしても本当に温かくなる作品を一年間観てこれたことは、2018年における幸福の一つだったと思う。最後まで監督以下スタッフ、キャストの方々お疲れ様でした。第二期、期待しています。