うちのメイドがウザすぎる! 総評
仕事を探している鴨居つばめは、職業安定所で理想が高すぎる(?)条件を提示し、あっさり断られます。失意の中、去年のお正月に帰省した際に見かけた、ロシア語を話す幼女の家の目の前にやってきました。庭を覗き込むと、以前とは違いすっかり荒れ果てて人の気配がありません。「あの雪の妖精は冬の日の幻だったのか?」とがっかりしていたつばめでしたが、ふと柵の近くに目をやると、そこには「家政婦さん急募!」の文字が・・・!
(公式ホームページ1話より抜粋)
そんな『うちのメイドがウザすぎる!』の私の評価ですが...
B
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
うちのメイドがウザすぎる! 総評
放映日:2018年10月~2018年12月(全12話)
私が視聴した放映局:TOKYO MX
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:A
最終盤でシリアスに舵を切った時はどうなるかと思ったが、そこを上手く成長物語に繋げたのは何とか持ちこたえたところか。全体的にはコメディとして仕上がっていたので、シリアスに偏った最終回もどうなるかと思ったが、案外「いつも通り」な雰囲気もあったので、そういう意味で上手く構成したのだなと思う。
演出 評価:A
基本的にはミーシャの成長物語として描かれているので、彼女の内面での変化や進歩といったものがベース。ミーシャを小学生と設定したことも成長をより顕著に解かる要素として組み立てられている。
作画 評価:C
作画要素としてはそこまで高いというわけではないが、その分動きやモーションに注力していたといったところか。
CAST 評価:C
若手として出演数を伸ばしているらしい白石晴香さんをメインに、全体的には若い構成か。その分だけ、良くも悪くも作風としての軽さ・チープっぽさが最後まで残ったようにも。
とはいえダブル主演でもある沼倉さんがしっかりと支えていた印象かも。
OP/ED/BGM 評価:B
中毒性の高さはピカイチ。
総合 評価:B
内訳:A評価(4点)×2+B評価(3点)×1+C評価(2点)×2=B(3.0点)
変態コメディ作品として、今期のダークホース的に上手く纏まっていた。変態としての要素が突き抜けている感もあるので、そういう意味では肩ひじ張らずに笑って観れるアニメ。
そうした中にもしっかりとした成長要素があり、また最終回ではミーシャとの和解までの間で全体的に彩度を落とした作画にするなど演出面での工夫もしっかりしている。
上手く話がまとまってしまったのでここから第二期というのはアニメ的にはよほど売れないと厳しい感じもするが、裏を返せば12話の間にしっかりと魅せて完結してくれた。今期終わる作品の中では、あるいは上位に食い込める出来なのかも?
- at 20:15
- [アニメ(放送中):総評(カテゴリのない作品)]
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