コードギアス 反逆のルルーシュ 第21話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[コードギアス 反逆のルルーシュ]
コードギアス 反逆のルルーシュ 第21話「学園祭宣言!」
<あらすじ>
ルルーシュによるクーデター計画が少しずつ進み始めた頃、アシュフォード学園では学園祭が開催された。実行委員長を務めるルルーシュはクーデター計画を進めることすらままならなくなるほどの忙しさに襲われる。
生徒会内では忙しい中で少しずつ人間模様が移り変わる。互いの正体を知るスザクとカレンの邂逅、ミレイとロイドの関係の真意、そして抱える真実を確かめようとルルーシュとの話し合いを望むシャーリー。
そんな中、ユーフェミアがアシュフォード学園に内密に姿を現した。その胸に、兄・シュナイゼルにも認めてもらった秘策を秘めてそれをスザクに聞いてもらおうとしたところで、ユーフェミアはナナリーと再会を果たす......。
感想はOPENからどうぞ。
<感想>
なんか、いろんな意味で凄い( ̄∇ ̄;)
でも、やっぱりヴィレッタのプロポーズは外せないでしょう(マテ いや、しかしですね。「イレブンになっても良いですよ」ってプロポーズですよね。くそっ、扇め(ぇ
まぁ、そんな個人的感情は別にすれば、この2人が男女として関係が強くなればなるほど、後で悲劇が起こる可能性が高くなるような気がします。
あとはやっぱりナナリーはスザクに恋してた……んですね、たぶん。ナナリー絶対主義のルルーシュからすれば今回は激動過ぎた気がします( ̄∇ ̄;) そして咲世子さんが、ディートハルトの密偵の命を受けた人間だったなんて……。
玉城については……どうしますか(ぇ 珍しくゼロ信奉者の如き発言をしたかと思えば、官僚になるためだって( ̄∇ ̄;) どこまで行っても視聴者の期待を裏切らない男です、ある意味でσ(^◇^;)
<MVC>
ヴィレッタ
「イレブンになっても良いですよ」
こんなこと言われたら、即OKしそうな感じですけどね( ̄∇ ̄;) あとは扇がどういった選択をするのか......。
<考察>
1.行政特区ニッポン
ユフィが設立を宣言した行政特区ニッポン。概要としては、
・富士山周辺の地域限定
・日本人を名乗る権利
・ブリタニア人の優遇制度の撤廃(=日本人と平等)
というもの。その他の備考としては、
・シュナイゼルは賛成
・コーネリアは聞かされていなかった
・ルルーシュ・ナナリーへの個人的思想が先行
という具合。
ユフィにしてはキレていたなぁ、と思う策です。おそらく本人は気付いていないでしょうが、これでゼロと黒の騎士団の進むべき道を封鎖し、自滅へのシナリオを押し付けたわけですから。なにせ、もしこれにゼロが参加すればブリタニアに組み込まれ、反対すれば民衆の反感を買うわけですからね。ルルーシュからすれば、ナナリーが平和に暮らせる世界かもしれないけれど、母の復讐ができなくなる点で行政特区は問題ですし。
加えて言えば、富士山という日本人の心の象徴の1つを行政特区の拠点としたこと、まっ先に挙げる特典として「平等」ではなく「日本人を名乗る許可」を与えたこと、そしてコーネリアに話を通さず、シュナイゼルの了解を得たこと、この3点は優秀でした。
先に挙げた2つについては言うまでもなく民衆の支持を得られるから。最後のものは、コーネリアに通しても間違いなく反対されることが目に見えているので、賛成してくれ且つコーネリアと同等以上の権限を持つシュナイゼルを味方につけた点で優れています。
シュナイゼルがユフィの策を了解した理由は、おそらくゼロと黒の騎士団封殺が狙いだと思います。幼いころとはいえ、ルルーシュと拮抗した頭脳を持つシュナイゼルだったら、ゼロの目的を推察することも十分考えられる。そのうえでユフィの策は、ゼロの自滅と同時に、自ら手を汚さずゼロと黒の騎士団の一件を片づけられる好機だと判断したからだと考えられます。
ユフィにとって好都合だったことは、自分がブリタニア人に、そして騎士に任命したスザクが日本人に高い人気を持っていたこと、そしてルルーシュの準備が遅れていたことですね。
最大の問題は、この展開にキョウトがどう対応していくか。どうやら桐原とダールトンが繋がっている可能性が出てきたこと(次回予告より)で、キョウトが行政特区賛成に寄り始めている可能性がある。その場合、日本解放戦線のように黒の騎士団が切り捨てられる可能性も考えられる……。あとは、ようやく再登場する神楽耶次第か……。
2.ヴィレッタ
このまま記憶が戻らない、という可能性はおそらく皆無。考えられるパターンは2つです(扇と恋愛関係にあることが前提で)。
・ブリタニアに戻り、復隊。敵である扇と戦うことに苦悩する(ブリタニア復帰パターン)。
・記憶が戻った後、「どっちの私が幸せだったか」と言う思考に苦悩する(中立パターン)
この2つですね。どちらも結末は、扇(黒の騎士団)と戦うor仲間になるor扇と駆け落ちする(ぇ)のどれかだとは思いますが。ただ、今回のヴィレッタのセリフから、個人的には後者の展開を期待したいです。
権力と昇進に執着していた頃の自分と、扇と共に歩いてきた頃の自分のどちらを選ぶのか、そこがポイントですね。
3.恋愛模様
今回を観る限りだと、スザクに集中しつつあるような( ̄∇ ̄;)
まず、スザクに対してユーフェミア、ナナリー、カレン(ぇ)。カレンについては、何となくそんな展開になりそうだなぁ、という程度ですが。
ルルーシュについては、相変わらずそんな雰囲気を放つミレイと事実だけを知るシャーリー。あとはC.C.ですかね。
まぁ、ギアスではガンダムシリーズのように恋愛関係を築きつつ物語を進むということは無いと思うので、このまま終わる気がします。
4.スザクの思考
カレンに今回変わったと言われた思考。何より注目すべきは、彼自身がルール違反を許容しながら、カレン説得の道を選んだこと。
これはこれまでのスザクではあり得ないことです。ルール違反は、彼が内外に示し続けた一種のアイデンティティの放棄に近いですから。
「相手が生徒会の仲間だったからでしょ」と思う方もいるかもしれません。確かにそれはそうです。でも、裏を返せば彼に深いかかわりを持つ人間ならば、彼は説得して進んで自首して欲しいと願い、そのとおりに行動するということ。
つまり、ゼロの正体がルルーシュだと判った場合、スザクは即座に軍に報告して捕縛作戦を展開することはないと言うことです。軍に報告しないのは、ゼロの捕縛作戦の場合射殺許可が下りる可能性が高いからだと考えられますね。あくまで生きたまま、自らの意思で自首させたいのが今のスザクの想いでしょう。
問題はスザクがゼロの正体を知れるか否か、ということだけど......。ちなみにギアスの有効時間は、現時点でもあの例の女生徒が壁に十字傷を作り続けていること、ギアスが絶対遵守の力、考え方を変えるほどの力があることから考えても、もうほぼ半永久的と考えられるので、スザクの今の考え方が将来に渡って、再度自虐的な方向へ転回することはないと考えられます。
5.篠崎咲世子
ルルーシュとナナリーに仕えるメイド……かと思いきや、隠密員だったというトンデモ設定がいきなり明らかにされた。まぁ、何かしらあるだろうとは踏んでいたけれど......。
彼女がルルーシュとナナリーに接近した理由としては、いくつか考えられるが、考えられる中で可能性が高いものとしては、
・ただの偶然
・ディートハルトに依頼されネタを追っていた
の2つが考えられる。
前者を挙げる理由としては、咲世子がルルーシュとナナリーにどれくらい仕えているのか具体的な年数が不明だが、ルルーシュの信頼度などから推測すれば数年単位だと考えられるから。つまり、ゼロの正体だとかそう言ったものを追って、ルルーシュに近づいた可能性は薄い。結果として、オレンジやヴィレッタの依頼を受けてアシュフォード学園でゼロの正体を探ろうとしたディートハルトが声をかけられた隠密員がたまたま咲世子だったという可能性が考えられる。一時は、咲世子が2人に内緒で黒の騎士団に参加していた可能性も考えたが、規模が大きくなっているとは言え、ルルーシュが一通り採用について人選している節がある(C.C.がプールで泳いでた時のように)ことから、この可能性は低く、ディートハルトの私兵的な位置づけだと考えられる。
後者については、仮にルルーシュたちと咲世子との出会いが、そんなに古くなく、ごく最近のものだった場合。ナイトメアフレーム開発でマリアンヌ暗殺により失権したアシュフォード家を追う企画が持ち上がり、それを担当したディートハルトがアシュフォード家の状態を裏から探るために咲世子を送り込んだ可能性が考えられる。この場合、当初の目的はアシュフォード家に深く関わるのではなく、一歩引いてルルーシュたちの世話をすることで近すぎず遠すぎない距離でアシュフォード家を探ろうとしたが、調べていくうちにルルーシュとナナリーの秘密に気づき、探索対象をルルーシュたちに切り替えたと考えられる。
ルルーシュにとって最悪なのは、すでにギアスを使用してしまっていること。正体を知られることは、ゼロの神秘性・カリスマ性をある程度失い兼ねないし、ルルーシュが皇族だということを知られることはもっとマズイ。そういった意味で、ルルーシュには防衛する手段がないのが痛いですね……それを言えば、すでに使用してしまい、なおかつ生き続けているカレン・ヴィレッタ・オレンジ、そしてシャーリーとスザクの存在はもっと痛いわけですが。
6.シュナイゼルが連れてきたパイロット
変な(?)バイザーつけた人たちですね。これは推察と言うより、個人的希望ですが、あれがマオのコピーやクローンでないことだけを望みます( ̄∇ ̄;) シュナイゼルが連れてきた=何かの実験体と思えるんですよね……。
現実的な話では何かのセンサーだと捉えるのが妥当なんでしょうけど。
とりあえず、今回はこんなところにしておきます。ミレイとロイドの関係についてはだいたい予想した通りでしたね。ロイドは第三世代までナイトメアフレーム開発をしてきたアシュフォード家の技術を、ミレイ(アシュフォード)はシュナイゼル直下の特派を仕切るロイドを身内として抱え込むことでの復権を狙っているようですし。
オレンジは改造中だしね(ぉ
次回は、「血塗れのユフィ」。
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
・http://aaillnv.blog16.fc2.com/blog-entry-624.html
・http://ameblo.jp/rayran/entry-10028059012.html
・http://angelnotes.blog46.fc2.com/blog-entry-855.html
・http://blogs.yahoo.co.jp/nanajigo/46028841.html
・http://blog.goo.ne.jp/sweet-lovely/e/f787b036de4d3ada57642107617a7d9d
・http://blog.livedoor.jp/calypso_telltale/archives/50927337.html
・http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/50744294.html
・http://blog.livedoor.jp/natsu_ki00/archives/50495601.html
・http://blog.livedoor.jp/radical_weapon/archives/50878551.html
・http://blog.livedoor.jp/x2oa1/archives/51092536.html
・http://chamani.arekao.jp/entry-ca953586ad2920f5b3fab6dbfc44ad59.html
・http://firelife.blog55.fc2.com/blog-entry-513.html
・http://futarinoneko.blog61.fc2.com/blog-entry-573.html
・http://hakuroupunk.blog56.fc2.com/blog-entry-576.html
・http://hiroy.blog49.fc2.com/blog-entry-309.html
・http://hukahireke.seesaa.net/article/36170135.html
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・http://lessiy.jugem.jp/?eid=752
・http://maruton.blog55.fc2.com/blog-entry-1051.html
・http://mekatama.blog21.fc2.com/blog-entry-686.html
・http://nekonii.blog3.fc2.com/blog-entry-867.html
・http://nohohonhobby.blog39.fc2.com/blog-entry-326.html
・http://omochiyasan.blog69.fc2.com/blog-entry-570.html
・http://rincolu.blog15.fc2.com/blog-entry-1245.html
・http://seraraku.blog58.fc2.com/blog-entry-577.html
・http://takoyaki-tako-tako.de-blog.jp/takotako/2007/03/post_2158.html
・http://tamayuru.blog21.fc2.com/blog-entry-572.html
・http://twodimension.blog59.fc2.com/blog-entry-377.html
・http://www.mypress.jp/v2_writers/kasumidoki/story/?story_id=1582361
・http://www.todasoft.net/blog/archives/2007/03/_21_4.html
・http://zdryeo.blog43.fc2.com/blog-entry-313.html
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