ルパン三世 PART5 第23話
『その時、古くからの相棒が言った』
≪あらすじ≫
「パパ!ルパンを助けて!」――生き別れの父親と再会したアミ。しかし、エンゾは既に、ヒトログで世界を救うという妄執にとりつかれていた……。逮捕劇から半月後。ルパンと五ェ門は、ついにICPOへと護送される。その途中、護送車の行く手を塞ぐように一台のクラシックカーが止まっていた。車にもたれかかり煙草を燻らす男がひとり……。
(公式HP あらすじ 23話より抜粋)
≪感想≫
賛否両論?
23話。賛否ありそうな内容と展開だった。
単純に言えばルパンの主義、次元の戦闘シーン、五エ門の吹っ切れ、不二子の達観、銭形の信念といったところで見どころがある。とりわけ次元の戦闘シーンは、ここ数作品ぶりにかなりド派手にかましてくれていて観ていて迫力があって面白かった。どうしても斬鉄剣でズバズバ斬ってしまって、しかも残弾気にしなくて良くてヘリとか戦車とかミサイルとかバッタバッタ斬る五エ門の方が従来シリーズだとどうしてもド派手なんだけど、そこは次元が上手く魅せてくれた。
往年のファンに嬉しいのはカリオストロの城が明確に出てきたところか。版権的にも大丈夫になったんだろうか? このシリーズは過去シリーズへのリスペクトが強いのが特徴。そういったところの最たる部分がここに出てきたか。
ただ、この程度か、とも。PS版ゲームではカリオストロの城は元通りに復元されており、そういう意味で本当の意味でコアな往年のファンの知識にスタッフが追いついているかと言えばそれはNOとしか言いようがない。またここまでやるなら(台詞がなくても。それこそ姿なくても)クラリスか、あるいはジョドーの影や名前出すくらいのことが出来ないなら出す必要があったのかな? とも。
一方で思うのは、これらがあくまで過去の遺産に頼っているということだ。このPART5で新しいものを生み出したわけではなく、良く言えばリスペクト・オマージュだが悪く言えば過去の人気やネタにしか頼っていない。何かに頼るという部分ではアミもだいぶ……。
ストーリーというか内容としては最先端技術を使うことでルパンという存在を再編しているという風にも言えるが、それならそれで貫けたはず。そうではないところでのスタッフが自ら限界を決めている感じがある。
とはいえ、この土壇場でルパンは世界を味方に付けるという手段をとってきた。エンゾはどういった手段に出るかな?
≪TB先 参照リンク(URLアルファベット順)≫
・https://anime-diary.net/lupin-the-3rd/%e3%83%ab%e3%83%91%e3%83%b3%e4%b8%89%e4%b8%96%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%885%e7%ac%ac23%e8%a9%b1.html
・http://koisananime.com/now/2018/09/lpn5-23.php
・https://tiwaha.blog.fc2.com/blog-entry-1387.html
・http://ylupin.blog57.fc2.com/blog-entry-10726.html
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