ルパン三世 PART5 第22話
『答えよ斬鉄剣』
≪あらすじ≫
不二子が捕まった。シェイクハンズ社の本社がある、オリグ島に捕えられたのだ。島へと乗り込むルパン達。メンバーにはアミの姿も……。アミのサーバー攻撃で、混乱に陥るシェイクハンズ社。ルパン達はそのおかげで、目的地の摩天楼へと辿り着くことが出来た。作戦開始――しかし五ェ門だけは、ヒトログが導き出したルパンに関するある情報に、心が揺れていた。
(公式HP あらすじ 22話より抜粋)
≪感想≫
なんというかなぁ、といったところ。
確かに、しっかりと考察しようと思えば出来るコトではあるだろう。要するに自己による評価と他者による評価のズレ。それに対してどう向き合っていくべきか、という部分だ。もちろん、理想は自分が下す評価(今回は自分自身への)と他人が下す評価が同じであることが好ましい。そのズレが大きくなればなるほど、確かに自分の価値観とは乖離していくわけだから精神的にキツイということもうなずける。
そうした中でじゃあ自分はどうあるべきか。人間が群れで社会を形成している以上、他人からの評価の一切を無視するというのは並大抵のことではない。かといって周囲にほだされて踊らされるままで良いのかといえば、そうとも言いたくない。そうした中で、一つのモデルケースとして「五エ門」というキャラクターを通して描こうとしているのだと、好意的に受け止めて解釈することも出来るのだ。
……出来るのだけどねぇ(苦笑
以前から思っていたことだけど、既存キャラをダシにしないと物語が作れないのかなぁ、とメタな見方では思ってしまう。正直、今更ルパンと五エ門の確執(?)とか何とかっていうのは、それこそ1クール丸々五エ門を主役にしているくらいの前提・土台がないと成立しないと思う。成立しないというとちょっと言葉が強すぎるというか荒いのかもしれないけど、ストーリー的にもそうだし次元も囁かれていたしPART5はそもそも不二子の立ち位置もそうだったわけだけど、ルパンファミリーを貶してまで作るほどストーリー的に魅力がある展開にはどうしても見えない。
それならばもっとこのシーズン限定キャラになってしまうだろうアミらを中軸にしっかりと据えて描くべきだ。昭和の頃のように毎回オムニバスでやっているというならともかく、そうではないのだから……。
≪TB先 参照リンク(URLアルファベット順)≫
・https://anime-diary.net/lupin-the-3rd/%e3%83%ab%e3%83%91%e3%83%b3%e4%b8%89%e4%b8%96%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%885%e7%ac%ac22%e8%a9%b1.html
・http://koisananime.com/now/2018/09/lpn5-22.php
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