ゴーストハント 第23話
ゴーストハント 第23話「FILE8 呪いの家 #2」
<あらすじ>
ナルが憑依された翌日。ジョンと真砂子が合流し、リンによる式神で監視されたナルの状態に驚きを隠せない。真砂子曰く「霊の存在は感じるけれど、それを感じさせないようにしているみたい。具体的にどのような霊か知られることを隠しているのかも」という。
ナルを除くメンバーは、麻衣の視た夢と真砂子の霊視能力を頼りにしてナルに憑依した霊の正体を突き止めようと奔走する。麻衣の夢は、相変わらずほぼ確実に過去に起きた出来事や存在の感知を行っていて、夢の展開と同じ言い伝えの話を聞く麻衣も驚く。
そんな中、靖高が両手首を切りつけて自殺を図っていた。幸い、そこを彰文が発見し、法生たちの手当てもあって救急車によって運ばれた。その部屋を訪れたのは、克己と和歌子は部屋の中の様子を見ていないのに、まるですべてを知っているかのような口ぶり。さらに、靖高が死ぬことを望んでいる口ぶりに麻衣は、ある確信を抱く。
靖高が一命を取り留め、その報告を受けた麻衣たち。法生に言われて綾子が作った護符を配って回る。陽子に護符を受け取ってもらえない中、麻衣は再び発見した克己と和歌子にも近づき……。
続きはOPENからどうぞ。
<感想>
観ている側からすれば、憑依された状態を示すため瞳のハイライトが消されているので非常に分かりやすいのですが、やはり麻衣たちにとってそれは関係ないみたいですね。
なんか、怖いというよりも不気味な展開です。法生の言うことをすんなり聞いている綾子やリンにちょっと驚きだったり。
次回は、「FILE8 呪いの家 #3」。
<MVC>
滝川法生
ナルがいない分、きっちりリーダーとして頑張っています。が、ここぞというシーンに直面するのがたいてい麻衣なので、如何せんインパクトに欠けるのは難点ですな( ̄∇ ̄;)
<考察>
1.吉見家の呪い
真砂子曰く「霊は自分の正体を隠すために、動物の形状をとることがある」とのことなので、どうやら必ずしもキツネの霊、つまり守護霊だったり、地霊だったりそういった感じではないのかもしれない。
手がかりになるのは、克己たちに取り憑いたあの霊。分かることやそこから推察出来ることを箇条書きにすると以下の通り。
・単体ではない(克己や和歌子など複数に渡って乗り移っている)
・単体ではないが、おそらく意思統一はされている(同様の怨みを、吉見家に持つ霊が多数集まっている可能性)
・綾子、麻衣には失礼だが、この2人程度の護符や法力に負けるほど単体での力は弱い先に挙げた2つについては見たまんまですね。単体ではない可能性は、劇中で法生が示唆した通りだと思われます。あるいは、1つの霊体が複数に分裂している可能性も考えられますが、そんなことが可能なのかどうか私には分らないのでとりあえずこちらについては保留。
最後に挙げたものについては、これまで扱ってきた霊たちがかなり強力だった反動もありますが、単体での力はそれほど強くない霊だと思われます。綾子に関しては法生が疑念を抱いたほど、あのメンバーの霊能者の中では能力が低い。形式が決まっているであろう護符の作成にも多少、作成者の霊能力が影響すると仮定すると、綾子の護符を克己や和歌子たちにとり憑いた霊はかなり嫌っていたことを考えると、単体で持つ霊の力は綾子以下。法生に「才能がある」と言われた麻衣だって、ちゃんとした修行を積んだ霊能者ではなく、ナルから超能力的な素質があると言われただけ。磨けば光るほどの素質があるのかもしれないが、先に挙げたように修行を積んでいない以上、原石のままである。その彼女の法力で落とされるくらいなので、その弱さは確実。
なので靖高の言葉などを踏まえても、霊の特性としては、外部に対する力というよりも内部、つまりとり憑いた精神へ影響を与える力の方が強いタイプだと思う。
ちなみに、現在吉見家でとり憑かれているのは、落とされた克己・和歌子・栄次郎、あとおそらく病院に行ってジョンによって落としたであろう靖高の4人以外全てと考えるべきだろう。霊が凶暴化した、という麻衣の最後の独白から推理すると、逆にいえば凶暴化していない霊が落としていないほかの吉見家の人間の中にいる可能性が高い。
2.麻衣の夢
麻衣の夢では、姫と漁師の恋が投影されて麻衣が疑似体験をしていたわけですが、言い伝えと麻衣の夢の結果は異なっている。言い伝えでは海に飛び込んだのにも関わらず、麻衣の夢では山中の神社で暴徒と化した者たちに囲まれている。
この場合、言い伝えはあくまで言い伝えに過ぎないので、麻衣の過去視の方がこれまでの実績から考えても信憑性は高い。
となると、言い伝えは吉見家にとって、あるいはその土地に住む者にとって都合の良いように組みかえられている可能性が考えられる。つまり本当は山中に逃げ込み、暴徒に殺された姫と漁師だったが、何らかの理由でそれは都合が悪く、海に身を投げた話に切り替えられた、ということ。
ただ、三六塚についてはさっぱりわかりませんけど。
割と推理することが少ないσ(^◇^;)
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
・http://aaillnv.blog16.fc2.com/blog-entry-620.html
・http://ameblo.jp/rayran/entry-10027791793.html
・http://blog.goo.ne.jp/sweet-lovely/e/e1d97f30dc5609fc10f3f4eb7d7c10ef
・http://blog.kansai.com/aimugi/560
・http://chalcograhie.blog21.fc2.com/blog-entry-2210.html
・http://hukahireke.seesaa.net/article/35939083.html
・http://koianiut.blog96.fc2.com/blog-entry-17.html
・http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-101.html
・http://negi-jkjk.blog.ocn.ne.jp/beal/2007/03/232_8832.html
・http://plaza.rakuten.co.jp/yorozucat/diary/200703140000/
・http://rincolu.blog15.fc2.com/blog-entry-1242.html
・http://seraraku.blog58.fc2.com/blog-entry-576.html
・http://takoyaki-tako-tako.de-blog.jp/takotako/2007/03/post_9dc2.html
お風邪をめされているそうで…大丈夫でしょうか?
実は私も、月詠さんと同じような風邪にかかってしまいまして(汗)
熱はあまりないものの、咳は出るし喉が痛くて声は出ないし。
しかも一週間経ってもすっきり治らなず、未だに引きずってます(汗)
うーん、この時期にこの風邪は辛い。
月詠さんは長引かないよう、頑張ってくださいませ~。
治ってない私が言うのもなんですが、暖かい紅茶を飲むと、喉にイイですよ。
ゴーストハントですが、今回の話は、なかなか難しいんですよね。
漫画版で読んだときは、吉見家の過去・家を呪っている存在についての講釈が丸々一話分ほどありまして、漫画ながらも、読むのが大変だった覚えが(苦笑)
色々な事象が複雑に絡まりあってはいるのですが、まあ事件の核心としては意外とあっさりとした結末なので、もうちょっとヒントが出れば(おそらく来週辺り)、簡単に分かってしまうかもしれませんです。
あ、それと遅れて申し訳ないのですが、ブログ1周年、および15万HITおめでとうございます!
これからも、鋭い考察&感想を書いていってくださいませ。
応援しております。それでは。