ルパン三世 PART5 第17話
『探偵ジム・バーネット三世の挨拶』
≪あらすじ≫
「誰が夫を殺したのか、あなたに突き止めて欲しいの」――三年前、何者かに銃殺されたモンバッサン伯爵。その夫人・イザベルに城へ呼び出されたルパンは、彼女から、なんと探偵の依頼を受ける。容疑者は三人。巻き起こる新たな殺人。そして封鎖される古城……。「俺はジム・バーネット。伯爵夫人に雇われた探偵だ」――今宵限りの探偵ルパン三世、とくとご覧あれ!
(公式HP あらすじ 17話より抜粋)
≪感想≫
単発の短編。最終エピソードまでの繋ぎか。
緑ジャケットルパン、容疑者の一人がカリオストロ伯爵似だったり、BGMだったりと全体的に『カリ城』を意識しているのかなーと素人ながらに思ったり。
ルパンでミステリ、というのはこうしていざ提示されてみるとなかなかない組み合わせ。元より「怪盗」という行為がある種の謎解きでもあるので、敢えてこうした本格的なミステリをやるという発想がなかったのだろう。
着眼点は面白い。解決篇までの流れも案外難関ミステリっぽくて期待出来そうだと思ったのも事実だ。まぁ、蓋を開けてみるといきなりの双子設定はミステリとしては反則だなぁ、と(苦笑 せめて「確か兄か弟かがいたはずだ」のひと言でも言及があればまだ違ったかもしれないし、ミステリとしてはちゃんと顔を出して登場している三人の中に犯人が居¥いて欲しかった。
そういう意味では、一番怪しくない人(メイド)が怪しいと邪推してしまいがちなところだが、メイドが最後までちゃんと従順で潔白なメイドであり続けたというのは意外だったし、私としては良かったかな、と。
最後にルパンが報酬の指輪を旅立つ伯爵夫人の指に添えるあたりのニクさというかロマンチストな部分やカッコつけな部分というのも、ある意味でルパン三世の側面の一つだと思うのでそこが強く出ていたのは良かった。
欲を言えば前後編くらいの尺の余裕がある状態で観てみたかった。それくらい素材やアイディアの切り口、ルパンの在り方という部分においては魅力があったと思う。
っていうか、アイキャッチカッコよすぎ(笑
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NoTitle
今回はミステリー仕立てでしたね。
犯人が双子設定というのはおもしろかったと思います。
まあ、それとなく匂わせてほしかったですけど。
もしかしてあのメイドさんが犯人なのかなと、
思いましたが、それでは面白みに欠けるので、
ちゃんと主人に仕えているというのはよかったと思います。
まあ、あの伯爵夫人が犯人というのもおもしろかったかもしれませんが。
じゃあ、なんでルパン呼んだんだよ、ってことになりますが。
自分を疑っている者をみんなまとめて始末するため、とか。
ちなみに今回ルパンが使ったジム・バーネットという偽名は、
ルパン一世が探偵事務所開いたときに使っていた名前です。
ルパン一世は無料で調査する代わりに裏でがっぽり儲けてました(笑)
ルパンが探偵事務所開いてあのメイドさん雇うのもおもしろいかもしれません。
次元や五ェ門は興味ないかもしれませんが。