衛宮さんちの今日のごはん 第6話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[Fate/stay night]
『はじめてのハンバーグ』
≪あらすじ≫
今日は雨。士郎は幼き日の記憶をふと思い出す。
雨が降っていたある日、士郎は料理番組で作っていたハンバーグを作ることを決めた。それはハンバーグが好物なある人のためで…。
(公式HP 次回のごはん 第6話より抜粋)
≪感想≫
月一の『衛宮さんちの今日のごはん』。第六回は過去編。
……いや、原作読んだ時からダメだったけど、アニメになってもやっぱダメだわ。FateとZero知った上で見ていると、なんかこうもう涙腺が……。アニメではより幼少期の士郎の強い切嗣への想いというものが強く描かれていて、それに対する切嗣の安堵感みたいなものもまた強く感じられて…。こんな幸せな空間であっても、いずれ切嗣は死ぬ運命なのだな、と。その末路を知っているからこそ、このハンバーグへの思い入れというものを感じるのだろう。
士郎にとって「おふくろの味」というものはたぶんない、と思う。第四次聖杯戦争以前の記憶はたぶんなかったはずだし、今回観たように士郎は自分で料理を作ってしまうから。
でも、彼にとって大切な「家族の味」はあったんだな、と。その一つがこのハンバーグなのだろう。
そしてその士郎が作ったハンバーグを、イリヤやセイバーといった切嗣の子供だったり因縁深かったりする人たちが食べる。きっとおいしいのだろう。美食家(?)なセイバーや、アインツベルン家で育ったイリヤでも舌鼓を打つだろう士郎のハンバーグは、以前切嗣が同じように賞賛した一品。
士郎の料理というものを仲介して切嗣とイリヤやセイバーが繋がるということに、やっぱり往年のファンとしては胸にくるものがあるな、と。
余談ですが、タケノコグラタン作りました(笑 ちょっと厚みがあったので歯ごたえがあり過ぎたかな、という感じの失敗はあって次作るならもっとタケノコは薄くしようとは好みとして思いましたが、総じて美味しかったです。
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