ブラタモリ(第4シリーズ) #107「伊豆」
(公式ホームページ)
今回は伊豆・下田。テーマの中心は開国の際に開港されたところとなり、有名なペリー提督を巡る旅に。
本来ペリーが望んでいた開港地ではなかったものの、下田の地質と住人が持っていた気質に惚れたペリーは下田を絶賛。というか、あの時代に積極的に異民族と交流していた下田の人の好奇心と人情味と言う部分は素直に凄いな、と思ってしまう。言葉も通じないはずだろうから、普通なら敵対して迫害してもおかしくない(もっとも表立ってやれば大変なことにはなっただろうが)。それでも、そうじゃないというところがね。
というか、日本に開国を迫ったアメリカの最も願っていた理由の一つが「捕鯨の際の停泊地、補給拠点」というのが浅学なため初耳で面白かった。なるほど、と。現代においても、アメリカにとってハワイよりもさらに極東に近い位置にある沖縄を始めとした日本の在米基地というのはロシア、中国、中東、そして朝鮮半島を観た時に重要拠点の一つとされているはずだし、そういった考えはペリーの頃から(偶然かもしれないけど)あったんだな、と。
次回は、関門海峡。なんていうか、山口と伊豆を行ったり来たりしてるな(笑 編集か何かの都合で萩を先に放映してしまった、というところなんだろうか。
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