ガンダムビルドダイバーズ 第6話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[ガンダムビルドダイバーズ]
『過去と未来』
≪あらすじ≫
フォースを立ち上げる決意を固めたリク達。結成することで自分達だけのスタイルや強さを見つけたいと意気込む彼らだが、新たなメンバーの人選に苦労する。上を目指すなら上級者をスカウトするべきだとアドバイスするシャフリヤールが指したガンプラは、モモがレンタルしていた素晴らしい出来のカプルだった。
(公式HP あらすじ 6話より抜粋)
≪感想≫
ガンプラバトルの土台は、ガンプラを作ることである。
そんなことを強く感じたし、だからこそ私はそのことを感想として(他の人は書かないだろうから)書いておきたいと思う。公式あらすじにあるように、シャフリヤールは上を目指すなら上級者をスカウトすべきだといい、その身近なものとして挙げたのがカプルだった。
なぜカプルだったのだろうか。GBNが多様性のある世界とはいえ、そのベースにはやはりポイントを稼ぐオンラインゲームであって、ポイントを稼ぐ最も手っ取り早い手段がバトルである以上、ガンプラバトルというものが主となるゲームであることに違いはない。
ならばなぜシャフリヤールは、結果的にカプルの製作者(コーイチ)を上級者として推薦したのか(もちろん、劇中での台詞回しでは直接的な推薦ではないが)。彼自身が有名なビルダーである、ということも一因だったかもしれない。しかし、前述のようにGBNにおいて主のゲーム要素はバトルであり、バトルである以上タイガーウルフのような実戦タイプ、ここまでリクらと接点はないがロンメルのような戦略家タイプを推薦するという選択肢もあったはずだ。
けれどシャフリヤールはそれをしなかった。また、今作でのポイントはガンプラそのものを動かして戦っていたバトルが数年前までは流行っていた際の、コーイチらの発言にも同じような意図を感じ取れる――「もう少し肩関節の可動域が欲しい」と。コーイチ自身も最後にフォースへ参加する条件として、「アドバイスはするが、自分たちのガンプラは基本自分たちで作ること」を挙げている。
これらから共通するものは何か。それは「ガンプラを作ること」じゃないだろうか。ファイターである前に一人のビルダーで有れ、というわけではないかもしれない。しかし、ガンダムを愛すること、そしてガンプラを愛すること。それこそが、最低限立たなくてはいけないスタートラインなのだ、と。そんなことを言っているように、私には聞こえてしまった。
ガンプラバトルは、ビルダーとしての才能とファイターとしての才能の両方が求められてしまう。本作ではフォース戦なんてものもある以上、戦略家としての資質すら必要かもしれない。前作では、ビルダー・ファイターを分業していたケースすらあったほどだし、二つの才能と実力が同時に求められてしまう以上、どちらか片方の才能しかない人からすれば特に分業制というのは決して否定できないやり方だ。
それでも、やっぱり土台には「ガンプラを作る」ということがないといけない、ということなのだろう。そして、ガンプラを作るということはガンプラを愛するということでないといけない。
リクらが目指すべき「強さ」はもしかしたらそこにあるのかもしれない。タイガーウルフのようにバトルで強くなるだけじゃない、シャフリヤールのようにビルダー技術を高めるだけでもない。そのどちらもが中途半端になってしまうかもしれないけれど、それでも自分たちのフォースはどのフォースよりもガンプラを愛するフォースだ、と。
もしそうだと嬉しいなと個人的に思えた一話だった。
以下、ネタ。
・ガンプラ実機バトルがあったらしいけど、プラフスキー粒子を使ってないみたいだからやっぱり世界観は全く違うみたい
・コーイチ、まさかのナナミ兄。でも、これでナナミ=マギー説は消えたか
・案外出番が多いタイガーウルフとシャフリヤールwww
・お前それ言いたいだけだろw
・時代は流れて行くもの、か。FB、twitter、インスタ…SNSが流れて行く中でBlogに固執している私は、ある意味でコーイチと同じなのかもしれない。
・でも、古いから悪いわけじゃない。この世界で実機バトルは廃れてしまったけれど、コーイチのように愛していた人もいたはず。
・好きなものを、いつから好きだといえなくなったのだろう…
・ガンプラは自分で組み立てるもの
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- at 21:23
- [アニメ(放送終了):ガンダムビルドダイバ-ズ]
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NoTitle
そういえば前の話でも思ったんですけどゲーム空間のガンプラは全部CGで処理されてると思ってたんですけど、シャフリヤールのガンプラの作り込みに対しての発言から、もしかして動かしてない状態の時はVRでも実物が映し出されて動かす時のみ微妙なCG処理がされてるんでしょうかね?
>ガンプラ実機バトルがあったらしいけど、プラフスキー粒子を使ってないみたいだからやっぱり世界観は全く違うみたい
よくあのトンデモ粒子無しで動かせたな。
けどあの世界でもダメージが反映されるみたいだからそう考えると実物を動かす凄さよりも安全に戦えるバーチャルの方が流行ったんでしょうね。
パソコンと専用の機器さえあればリク達みたいに直接行かなくてもダイブ出来るみたいですし。
傷つかない壊れない。必要以上にお金が掛からない。条件さえ揃えばいつでも世界と繋がれて多くの人とコミュニケーションが取れる。
時代の変化による前世代のゲームシステムと凄さへの慣れと飽きもあったんでしょうけど、圧倒的にダイブの方がリスクとメリットにおいて勝ってる。ファイターズのように粉々になるまで壊されたらちょっとしたトラウマですし。
それと今回の話で感じたのが、ナナミは妹なのにまるで姉みたいな振舞い、兄はオンラインも含めややおどおど気味、コミュ症気味。
なんというか……上手く言えないんですけど人と多く関わる、経験するって大切だなって改めて思いました。
店員だから基本接客とはいえ、人と多く関わっているナナミの方がずっと社会人的な年上というか、性格とかトラウマ抜きにしても……何か……こう、人と関わりは経験値になる……色々と実る……兄も一人暮らし出来る分それなりの社会人なんだろうけど、やっぱ、コミュ力は大切だなって……すみません、何か自分でも文章がまとまらないや。
後、最後辺り、中学生にダメ出しされてさらに年下の女の子にダメ人間呼ばわりされるのって結構きついなあー。リアルで言われたら精神的に来ます。
>FB、twitter、インスタ…SNSが流れて行く中でBlogに固執している私は、ある意味でコーイチと同じなのかもしれない
blogは今の時代においてもまだまだ現役だと思いますよ?
ガンダムで例えるなら量産機にビーム兵器が当たり前の様に標準化されても実弾が廃れるとは限りませんし。それだとマシンガンや頭部バルカン、バズーカが活躍しないのと同じです。
それにblogの良いところはいつでも見れて簡単にコメントが出来る事です。
twitterはよく見ますがコメントをするには登録しないといけないのがネックです。気に入った人にちょっとしたコメントをしたいだけなのに登録しないといけないのは正直面倒です。
ただ登録するだけなら良いのですが、登録=自分も何かをつぶやかなければいけないというのが……。
その人を評価・会話するには自分のプライベートを周りにも知ってもらう……書くことが無かったらどうしようもないです。何を呟けば良いの……な感じです。
見る、読む分には結構楽しいんですけどね。知らない情報もたくさん手に入りますし。
FBは内容を見る時点で登録が必要ですし。プライバシーも筒抜けと聞いた事があります(情報に誤りがあったらすみません)。
匿名性を防ぐ為にあるんでしょうけどそれが逆に足枷になってるというか……あくまでもコメントする側の勝手な言い分ですが。
ですから、blogは色んな意味で手軽なんですよね。
固執はちょっと考えすぎですよ。
それにblogやってる人達がtwitterやり始めたらblog更新がめっきり減ったのを結構見てきましたし。
あとtwitter長文書けない。
月詠さんは月詠さんのペースでやるのが良いと思います。twitterとかもやりたくなったらなったで良いと思います。
何かそういうのをやってないというので誰かに責められてたり嫌みを言われてたりしてたら自分のblogは二百万超えの大台突破してるぞ等と反論して自慢しちゃえば良いんです。
blogだって関わりを持てると言えば良いんです。
少なくとも月詠さんはそれだけの事を積み重ねて来たんですから。