ルパン三世 PART5 第3話
『殺し屋は荒野に集う』
≪あらすじ≫
魔山神平、ネズミ一族、ユニオンママ……突如、ルパンに襲いかかる、東西の殺し屋オールスター。彼らはマルコポーロの幹部が始めた新しいネットゲーム「ハッピー・デス・デイ」の参加者だった。アミはハッキングでルパンのピンチを救うが、殺し屋に撃たれ、傷を負う。次元と五ェ門も同時に襲われていたことを知ったルパンは、殺し屋を一網打尽にするために、ある作戦を企てる。
(公式HP あらすじ 3話より抜粋)
≪感想≫
ICPOの手が及ばない国にこもったが、それを逆手に取られて小さな国の中で、さらにSNSに自身の姿がアップされ続ける中で殺し屋たちに狙われることになったルパン一味。
その状況をどう打開するかというのが今回のポイントだったわけだが、率直な評価としては落第すれすれだけど及第点といったところだろうか。厳しい評価かな? ただ2話ほどの「そうきたか!」という感覚はちょっと薄い。
でも、ルパンは相変わらず本質をしっかりと突いているとは思う。デスゲームへと移行したルパンゲーム。それは、ルパンを殺したい人(管理運営者)と、ルパンを捕まえたい人(ルパンを殺したという名声と同時に多額の報奨金が得られる営利目的者)が一致しないという点。そのわずかな不一致を突いてルパンは、自分を殺しに来たはずの殺し屋たちを同士討ちさせるという手を組んだわけだ。アミの手を借りて実行しているとはいえ、アイディア自体はルパンの物。この辺りのルパンらしさの魅せ方は見事。
一方で、アミの扱いはちょっと難しくなってきたかな、とも。あまりにハッキング技術や電子情報技術が高すぎて、ルパンに比肩し得るチートキャラになりつつある感じがある。まして現代だとなおのことこの技術は驚異になる。
今後はそこをどういい塩梅にバランスを取れるかがポイントかも。
最後には不二子登場。ルパンとは四年前に袂を分かった(その間に不二子は結婚しようとしたがルパンに盗まれた?)ようだし、ルパン自身もある種不二子との関係が恋人などの枠からまた違ったor超えたものに変貌していることを口にしているが……まあそれはいつものことか(笑
どのシリーズでも同じことだが不二子は扱いづらいキャラクターだと思う。ルパンたちの仲間になり過ぎると彼女らしさを損なうが、ルパンの敵として回り過ぎるとシナリオ上不都合も多いという…。やはり作品としての面白さを左右するのは、この魅惑の女性がどういった立ち振る舞いをするのかによってしまうのかもしれない。
個人的に、五エ門が「作戦はお主に任せるが、まずは結論を訊かせてもらおう」というのは彼のルパンへの信頼が端的に凝縮されていて良かったな、と思う。
次回は、ルパンとアミ、銭形と砂漠を逃亡。まぁ、銭形と共闘する話はアミというゲストキャラの性質からあるかな、とは思っていたけど予想以上に早い(苦笑
≪TB先 参照リンク(URLアルファベット順)≫
赤字はTBが現在弾かれてしまっているBlog様です。
現在、nifty系、so-net系はほぼ全滅。livedoorは調子がいいと送れます。
・http://anime-diary.net/lupin-the-3rd/%e3%83%ab%e3%83%91%e3%83%b3%e4%b8%89%e4%b8%96%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%885%e7%ac%ac3%e8%a9%b1.html
・http://sakanouenokumo819.blog46.fc2.com/blog-entry-1431.html
・https://tiwaha.blog.fc2.com/blog-entry-729.html
・http://ylupin.blog57.fc2.com/blog-entry-10534.html
もしよろしければ、拍手ボタンをポチッと押して下さいm(_ _)m 管理人のモチベーションが上がります(ぉ
Web拍手に頂いたコメントは後日『Web拍手レス』にてお返事させていただきます。
NoTitle
殺し屋たちのオールスターズ。
そういえばルパンは殺し屋が嫌いでしたね。
どうやって切り抜けるのかと思いきや、
殺し屋たちの思惑の違いを使って同士討ちさせるという。
でもこれでマルコ・ポーロの幹部が引き下がるとは
思えませんね。次にどういう手を打ってくるんでしょう。
不二子と銭形警部がきて役者が揃うことになりますね。
最終的にマルコ・ポーロの幹部たちをICPOに逮捕させて
戦いは終結という流れですかね。