ラーメン大好き小泉さん 総評
今日もどこかで、彼女はラーメンを食べている――
クールで無口、他人と馴れ合わないミステリアスな転校生「小泉さん」
彼女は日々おいしいラーメンを追い求めるラーメンのプロだった……!?
ガツンと本格派ラーメングラフィティ
いざ着丼!
(公式ホームページ ストーリーより)
そんな『ラーメン大好き小泉さん』の私の評価ですが...
A+
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
ラーメン大好き小泉さん 総評
放映日:2018年01月~2018年03月(全12話)
私が視聴した放映局:TOKYO MX
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:B
基本はラーメン紹介ではあるが、そこに個性的なキャラクターを使うことで単調になりがちな部分をカバーしている作品。個性あるキャラクターなので、裏を返せば好き嫌いがハッキリ分かれてしまう可能性もあって、私の場合は悠があまりハマらなかったのでちょっと低調な評価に。
演出 評価:A
日常の中におけるラーメンというものを丁寧に描いていた…なんてカッコよく書く必要もないか。作画と相まってラーメンを食べたくなった。それだけで本作なら演出面では合格点なのだろう。
作画 評価:A
演出同様、ラーメンを食べたくなる。キャラももちろん可愛かったのだけれど、作品としてはいかに視聴者にラーメンを食べさせたくなるかっていうのは一つのラインだった気もするからそれはクリア出来ていた気がする。
キャラとしてはデフォルメされた時の個々のキャラが可愛かった。
CAST 評価:S
メインキャストはもちろんのこと、それ以上に出番が少ないサブキャラのキャスティングが豪華すぎて良い意味で引いた(笑 っていうかほとんど出番ない教師役に豊崎さんとか、ほぼ一回切りの悠の兄の同級生に福山潤さんら主役張れるキャスティング集合とかどういう意図でのキャスティングだったのやら(苦笑
原作だともっと出番があって二期への伏線?
あと悠のCVが佐倉さんなのは良い意味で声質が合い過ぎてウザい(笑
OP/ED/BGM 評価:S
なんといってもEDの秀逸さ。曲の歌詞がそもそもラーメンをテーマにしたものかと思えば、EDの演出もラーメンに終始という、作品・曲・演出が全て合致している。
何気に本作で実は一番評価しているのはこのEDとその描写だったりする(笑
総合 評価:A+
内訳:S評価(5点)×2+A評価(4点)×2+B評価(3点)×1=A+(4.2点+第二期期待の点につき0.1加点)
ラーメンが食べたくなる飯テロアニメ(笑
仕方ない話だが全体的にはラーメン紹介。現実にあるお店がほとんど(全部?)のようなので、気になったラーメンがあって行ける距離にいれば行ってみる、ということが出来るのでまた違った形での聖地巡礼みたいになっていきそう(まぁ、そういったことが起こるほどの大人気になっていれば、だが)。
そういう意味では、キャラクター面が活きたのだろう。ミステリアスでラーメン愛に溢れる小泉さん、ほぼ八割迷惑ストーカー化した悠、小泉さんをライバル視する美沙に常識人の潤。こうしたバラエティに富んだキャラクターの多さが、単純なラーメン紹介だけで終わらせない作品としての幅に繋がったと思う。
放映中に原作六巻およびアンソロジー本が出るという、コミック系ではまだまだ人気上昇中の本作。だからこそ第二期も期待したい。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 小泉さん
ラーメン愛半端ない。あと悠に気を付けてw
2位 潤
常識人だからか小泉さんと話す機会も多くてこの二人の絡みは安定して観てられる
3位 美沙
辛い物担当および背脂中毒者(笑
各話評価推移
※5点満点、総合評価のみ
1話(2点) ⇒ 2話(2.5点) ⇒ 3話(3点) ⇒ 4話(3点) ⇒ 5話(2点) ⇒ 6話(3.5点) ⇒ 7話(0.5点) ⇒ 8話(4.5点) ⇒ 9話(4点) ⇒ 10話(3.5点) ⇒ 11話(3点) ⇒ 12話(3.5点)
※細かい採点・批評はこちら『ラーメン大好き小泉さん 第12話まで』
この作品で当Blogでは初めて導入した各話採点評価。それぞれの話で採点と短評をしていき、さらにそれを過去分と常に一緒に載せることで作品を自分がどう感じてきたかを分かるようにしようと思ったのがきっかけ。
制度としては面白い試みだったと思えたし、久々に定期的に感想を書けたなという意味でも点数評価と短評にすることでただの短評よりもボリュームが出てちょっとした充実感もある。何より「書かないと」と使命感を抱くことで視聴へのモチベーションになった。放映していた時間帯も深夜アニメとしては早めの22時だったため、本当に久しぶりにリアルタイムで最後まで観れた作品。
さて、評価の推移だがピークは8~9話といったところのようだ。この辺りは悠の出番が減った頃だね(苦笑 逆に評価の底は7話。短評に目を通すと、どうやらキャラの言動として「どうなの?」と違和感を覚えたことが原因な模様。次に低いのは1話と5話だが、こちらはどちらも悠のウザさが光ってしまったのが原因みたいだ。
このようにざっくり観ると、悠の出番に採点が左右されてるのかぁ、と(笑
序盤は順調に盛り上がり評価も右肩上がり。7話でこそ落ち込んだが、その反動もあったのか8~9話で盛り上がって「さぁ、ここからクライマックス!」といったところで、個人的盛り上がりが10~12話の中では一度もなかったのはちょっと作品としては残念だと言えるのかもしれない。
- at 09:27
- [アニメ(放送終了):ラーメン大好き小泉さん]
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