ラーメン大好き小泉さん 第6話まで
今日もどこかで、彼女はラーメンを食べている――
クールで無口、他人と馴れ合わないミステリアスな転校生「小泉さん」
彼女は日々おいしいラーメンを追い求めるラーメンのプロだった……!?
ガツンと本格派ラーメングラフィティ
いざ着丼!
(公式ホームページ ストーリーより)
《記事解説》
本記事は、簡易採点+短評というレビュー形式の連載を試験的に導入してみました。
きっかけは今期の新アニメレビューをいつものように書いていたあと、二話分の追記をしていた時にふと「あれ、このまま一話から最終話までの採点と短評の推移が一度に目に出来たら読む側としても面白いんじゃないか?」と思ったことでした。基本、アニメの感想は各話単位で多くの人が書いているわけですが、その作品の評価が一話の時からどう推移しているのか、その時の各話の簡単な感想や短評からどうしてそのように採点が動いたのか、というのを一つの記事に纏め続ければ読む方も違った感じ方があるのかな、と。
あとは、短評(短文感想)なので書き手としても負担が軽い、というのもあってのメリットも加味しています。シリーズをずっと書き続けず、書きたい時に書きたい作品の感想を書く「今週のピックアップ」というコーナーも自作していますが、それとは違った形・コンテンツの一つになればいいな、と。
この作品を選んだのは、曜日的な都合、時間帯が早くて見やすい、あとは話数ごとの変動が大きそうでレビュー的に動きが大きくて面白そう(笑 / 正直、京アニなどの手堅い作品やきららなどの日常系では起伏があまりなさそうでw)
まぁ、あくまで試験的なもので来期以降、他作品に応用するかは分かりませんがね(苦笑
ということですので、これまでの各話および最新話の採点と短評は追記からどうぞ。
テンプレートはこんな感じ。
『話数』
登場人物:キャラクターのビジュアル、性格、総人数などに受けた印象。
物語構成:ストーリー。面白さ、好感、不快感を感じた程度。
作画美術:キャラクターの作画および動画。背景等の美術面の綺麗さ。
音楽声優:OP・EDなどの楽曲面およびキャストの方々のキャラとの適合度。
個人趣向:ジャンルや展開、キャラなどの総合的な個人的な好みの度合い。
総合評価:上記を踏まえた上での当話の評価。
短評
1話ないし序盤を視聴した印象の短文批評。
上記は十段階評価(5点満点、0.5点刻み)を行っております。
★=1点、☆=0.5点で換算してください。
『ラーメン大好き小泉さん 1話』 批評2018年1月5日
登場人物:★★
物語構成:★☆
作画美術:★★
音楽声優:★
個人趣向:★★
総合評価:★★
短評
漫画原作。
完全に飯テロ作品で日常系に分類されるので普通なら観るのだけど、ぶっちゃけキャラがウザイ(笑 特に悠。CVが佐倉綾音さんというのが、悪い意味でハマり過ぎてて凄くウザイ。原作通りなんだろうけどね。キャストも、変な言い方だが名前の売れた人気声優が揃っているものの、キャスティングとして良い形でハマっているとは言い難い印象を初見では受けてしまった。
視聴は本来なら確定のジャンルなんだけど、これだとしばらく様子見かなぁ…。
『ラーメン大好き小泉さん 2話』 批評2018年1月11日
登場人物:★★★(前話+1点)
物語構成:★★★(前話+1.5点)
作画美術:★★☆(前話+0.5点)
音楽声優:★(前話±0)
個人趣向:★★(前話±0)
総合評価:★★☆(前話+0.5点)
短評
びっくりした。悠の出番がほとんどないだけでこんなに観やすくなるなんて思わなかった(爆 いや、本当にそうだったんだよね。もちろん、彼女が出たら出たで魅力はあるんだろうけれど、個人的には居ない方が作品としての魅力は倍になりそうな気がしてならない(苦笑
というわけで登場人物や物語構成の評価が伸びてます。
『ラーメン大好き小泉さん 3話』 批評2018年1月19日
登場人物:★★★☆(前話+0.5)
物語構成:★★★(前話±0)
作画美術:★★★(前話+0.5)
音楽声優:★☆(前話+0.5)
個人趣向:★★★(前話+1)
総合評価:★★★(前話+1)
短評
まさかの小泉さん、水着姿でのサービスカット。いや、この作品にそんなシーン絶対ないと思ってたから笑ってしまったw ラーメンうんちくも程よいところ。あまり評論家のように語られ過ぎるとアニメとしては逆に萎えてしまいそうだし。ハワイのラーメンの話もそうだが、バーガーの話も(本当だったら、だけど)。っていうか、小泉さんはとりあえず「ラーメン」か「ラーメン屋で出している何か」だったら食べるんだな(笑 じゃあ、回転寿司屋のラーメンとかって食べるのかな? 案外、コスパが良い(値段の割に旨い)という評価があるけど、小泉さんは回転寿司屋にいってラーメンだけ食べるのか、ついでなら寿司も食べるのか。
Bパートでちょっとは報われた? 悠。でも、悠は報われない不憫な方がキャラとしては活きると思っている。小泉さんが悠にデレたりしたらダメだね、きっと(マテコラ
とはいえ、家事が出来てほぼ即席(?)でインスタントラーメンをあそこまで多数アレンジ出来る才能の発揮はようやく彼女がメインキャラとしている意味があったと思うので、そこは評価したい。
3話を終えてとりあえず1クール作品としては序盤が終わったとみて良い頃合いか。評価で分かるように個人的には今のところ右肩上がりの印象。
『ラーメン大好き小泉さん 4話』 批評2018年1月26日
登場人物:★★★(前話-0.5)
物語構成:★★★☆(前話+0.5)
作画美術:★★★☆(前話+0.5)
音楽声優:★☆(前話±0)
個人趣向:★★★(前話±0)
総合評価:★★★(前話±0)
短評
うーん、評価が難しいところ。単純に悠が絡むと単に煩くてウザいだけだな、と思うシーンが多いのだけれど、例えば「小泉さんに彼氏が!?」と誤認するのは小泉さんに対して強い興味・関心がないと成立しない誤解なので悠以外では成り立たないストーリーな点が一概に「やっぱ悠ウザい」と切り捨てきれない良くも悪くも悩ましい点(笑
小泉さん抜きでも成立するかと思った一風堂エピソードはなかなか。あそこで安易に小泉さんと悠・ミサをばったり遭遇させない辺りが良い展開と演出だと思う。また一風堂は名前だけは知っていたけど、あんなオシャレな店だったんだなぁ、と。当たり前だけどラーメンに対する認識は正直悠レベルなので、こういうところの豆知識的なところは純粋に観てて楽しい。
欲を言えばコンビニラーメン編はもう少し凝って欲しかったかなぁ、という印象。前回のインスタント麺がそうだったようにカスタマイズ域が広そうなカップ麺含めてもう少しアレンジがいろいろ出来たのではないかなぁ、と。
あと4話の一風堂シーンはガチでメシテロだと思った。作画良すぎだろw
『ラーメン大好き小泉さん 5話』 批評2018年02月02日
登場人物:★(前話-2)
物語構成:★★★☆(前話-0.5)
作画美術:★★(前話-1.5)
音楽声優:★(前話-0.5)
個人趣向:★★★★(前話+1)
総合評価:★★(前話-1)
短評
この回がやってきてしまったな、と思う。同時にこの企画をやっていて初めて評価の乱高下が激しい感じで面白いかもしれないがw
今回悠のウザさが1話並みにMAXだったのは、やっぱり私としてはこの作品で痛いところ。基本的に3エピソードの短編で30分1話分を構成している本作なので、3つあるエピソードの内の1つ程度で悠がウザさを発揮する分には「あぁ、またやってるよ」と笑いながら観れるのだけれど2つもあると辟易してしまう。もしこれで3つのエピソード全部悠メインだったらどうなってしまうのか(笑 実際、スタッフもそう考えているのか、悠メインのエピソードの間に、潤メインのエピソードを挟み込んだのはその辺りの緩和策と考えて良いのだろうか?
一方でエピソードとしてのバランスは良いと思う。トマト麺、ユーグレナ系ラーメンとラーメンとしては異色・異彩を放つものをメインに据えテーマ性がしっかりしており(あれらが小泉さんの中で「ラーメン」に分類されていて食べていることはちょっと驚きだけど)、さらに最後には「行列店・人気店に対するユーザーとしての最低限のマナーや礼儀とは何か」を原作者・アニメスタッフなりに語り、視聴者に伝えてくれた。
評価を全体的に落としている中で、個人趣向が上向きだったり、物語・総合評価の下落分がそこまで大きくないのはこの辺りのエピソード選出のバランスの良さを買っているからである。
『ラーメン大好き小泉さん 5話』 批評2018年02月09日
登場人物:★★★★(前話+3)
物語構成:★★★☆(前話±0)
作画美術:★★★★(前話+2)
音楽声優:★★☆(前話+1.5)
個人趣向:★★★★(前話±0)
総合評価:★★★☆(前話+1.5)
短評
前回よりはだいぶ良かった。やはり、悠の出番が限定的だったおかげか(ここまでくると、どんだけ私は悠が嫌いなんだよって感じだがw)
朝ラーメンの回には、以前も登場した悠の兄。悠よりよほどまともそうで、CVも中村悠一さん。ちょい役?の割に随分と豪華すぎるキャスティングだが、今後メイン回とかもっとがっつり小泉さんと絡む回があったりするんだろうか?
改めてストーリーは朝ラーメンから、冷やしラーメンと来て、最後は外国ラーメン。外国ラーメンだと以前ハワイのサイミンネタをやっていたけどね。前回のストーリー構成が素晴らしかったから、ネタだけ見るとちょっと雑な感じも否めないが、今回のメインはラーメンそのものというより、Bパート全てを使われた新横浜のラーメン博物館での小泉さんの「意外性」みたいな部分だったのかもしれない。
入場料無料のためとはいえ、休日でも基本制服(東北ラーメン旅の時は私服だったけど)の小泉さんの珍しい衣装チェンジ。それも浴衣。その小泉さんはドイツ人(?)の子供になんとドイツ語でやり取り。ドイツ語喋れるのか。さらに、あのクールな小泉さんでも子供の面倒見は良い(いや、冷徹に接しているのは悠だけかw)。いろいろな「意外性」が凝縮されていた。振り返れば朝ラーメンも「小泉さんらしいけど、あの美貌で朝からラーメン!?」という部分も、「小泉さんなら夏場でも問答無用でアツアツラーメン」かと思いきや季節限定ということもあるのだろうが冷やしラーメンに走る部分も、「意外性」なのかもしれない。
あと、単純に夏場ネタをこの最強寒波襲来中の今の時期にっていうのがタイムリーじゃないな、と(笑 こればっかりはスタッフも予想出来ないことなんだけどね。1クールなんだから仕方ないけれど、でももうちょっと暖かい時期(せめて三月)の放映でも良かったんじゃないかと思う。
『』
登場人物:(前話±0)
物語構成:(前話±0)
作画美術:(前話±0)
音楽声優:(前話±0)
個人趣向:(前話±0)
総合評価:(前話±0)
短評
- at 22:13
- [アニメ(放送終了):ラーメン大好き小泉さん]
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