ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 総評
- ジャンル:[ゲーム]
- テーマ:[ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて]


(公式ホームページ)
※画像はPS4のスクショ機能を活用しています
※主人公の名前は「イレヴン」です
『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の総評です。
S+
です。(S、A~Dの五段階評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 総評
発売年日:2017年07月29日
ハード:PS4 / 3DS
対象年齢:CERO A
備考:
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について
※他の評価についてはこちらからどうぞ→評価一覧
グラフィック、登場キャラクター、CAST 評価:S
PS4版をプレイ。グラフィックは文句なしの出来栄え。特に風景や各街ごとの作り込みの度合いも高く、ドラクエのナンバリング作品として相応しい。
登場キャラクター数はやや多くも感じたが、全体的なバランスとしては決して悪くはないし、それぞれに魅力がちゃんとある。
シナリオ、ストーリー 評価:A
シナリオはボリュームとしては十分。ただ、過去に戻ってやり直せてしまうという設定は正直どうかな、と思ってしまう部分も強かった。あくまで個人的な印象だけど。
操作性、親切性、システム完成度 評価:S
基本的にはオフラインによるオーソドックスなRPGというDQらしい形が残っている素晴らしいスタンダードさ。難易度は低いと感じるが、万人受けを考えればこの程度の難易度がちょうどいい調整といったところだろうか。ヘルプ的な要素もきちんとあり、シナリオ攻略中に次に何をするか分からなくなるということもほとんどない親切設計で誰もが楽にプレイしやすいシステムに仕上がっている。
OP・ED・BGM 評価:S
ドラクエと言えばこれ、と言う感じのBGM
HP、DLC、やり込み度 評価:S
PS4のトロフィーシステムとは別に独自の称号システムを採用。また、サブイベントのクエストも最終的には合計60と豊富で、各地域のモンスターリストがあるなど、やり込み要素も高い。
次回作以降への要望点
・主人公の選択武器が片手剣(+盾or両手持ち)と両手剣なのに、肝心の「勇者の剣」は片手剣装備しかなくシナリオ的に両手剣の意義が薄い。勇者の剣を装備しないと使えない専用技も多く、勇者の剣自体に片手剣Ver.と両手剣Ver.があった方が良いのではないか。
・シルビア、ロウの個性付け。キャラ的には個性があるものの、武器的には専用武器がないので性能的に選びづらさが。もう少し専用武器があっても良かったと思う。
・結婚要素を採用しているが、本編に余り絡まない非プレイヤーキャラ(幼馴染のエマ)だけで結婚しないと一部武器製作のためのレシピが手に入らないというのは選択肢が少ない。レアレシピやレアアイテムを結婚に絡ませないか、結婚相手の選択肢をプレイアブルキャラ(今作でいえばベロニカ、セーニャ、マルティナなど女性陣)にまで広げて欲しい
・スキルシステムの採用の是非。Lv.99くらいになると育成というよりコンプ要素になる割に、種などで補強しないとコンプが出来ない。コンプが出来るくらいにするか、コンプを一切不可能なほどバリエーションを持たせるかに突き抜けて欲しい
・馬・船の強化システムがあると良いかなと思う。ケトス(空飛ぶ乗り物)はイベント強化されるけど、乗り物を強化することで、馬は吹き飛ばせないモンスターも吹き飛ばせるようになったり、船にFFじゃないけど宿泊施設やアイテムの売買、鍛冶が出来る等の個性が出ればもっと楽しい気がする。
総合 評価:S+
内訳:S評価(5点)×4+A評価(4点)×1=S+(4.9点)、次回作への期待の点につき0.1点加点
オンラインゲーム全盛期ともいうべき中において、オフラインゲームとしてのドラクエのナンバリング最新作。グラフィック重視の据え置きPS4と、携帯性・普及ハード重視の3DSと全く毛色の違うハードで出しているところにも、力の入れようが分かる。
ストーリー、システム共にオーソドックス、という言葉が相応しいRPGに仕上がっていると思う。PS4でプレイしていると最新のグラフィックで遊んでいることが分かる一方で、懐かしさみたいなものも感じることが出来た。
前述のように要望も少なくないが、それ以上に満足した一本。たぶん120時間くらいプレイしているしw
次回のナンバリング作品が何年後になるか分からないが、ドラクエはまだまだ死なないなと思えたのは大きな収穫。
- at 13:19
- [ゲーム(昨年以前分):ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて]
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