ゲーマーズ! 2巻

作:葵 せきな 発行元(出版):KADOKAWA(富士見書房「富士見ファンタジア文庫」)
≪あらすじ≫
美少女からのゲーム部勧誘を拒否し、相性抜群のゲーマー少女とは大喧嘩をかます―もはや完全に自業自得なぼっち高校生、雨野景太。そんな雨野と学園のアイドル、天道花憐をくっつけるため、ゲーム同好会を発足したリア充、上原だったが、なぜか自分のカノジョに浮気を疑われ!?一方、天道は雨野のことが気になりすぎて原因不明の胸の痛みを発症中。そして唐突に開催される“総合テレビゲーム大会”。科学と魔術こそ交差しないものの、遂にラノベ的な異能は覚醒する!!…主人公以外の人物の中で!こじらせゲーマーたちによるすれ違い、未だ猛加速中!
(裏表紙より抜粋)
感想は追記からどうぞ。
≪感想≫
『ゲーマーズ!』の二巻。ここもおおよそアニメ化されている内容。
アニメ化されていない部分では冒頭のショートショートストーリーかな。景太は気付いていないが、花憐の父親との謎のやり取りがあったエピソードだけど、確かに景太の取る行動を考えるとアニメ化しなくても良かったエピソードかもしれないね。この景太のとった行動が結果的に花憐とのラブコメにおいて影響があるならいざ知らず、そうでもないしね。
あとはだいたい天道花憐の不意打ちハッピーエンドに繋がる展開。
改めて原作を読んでみて、特に『不意打ち~』に関するエピソードの部分はアニメが忠実に再現していたのだな、と思えてそこは良い収穫だった。
巻数的に数年後の第二期の可能性もゼロではない作品だと思うので、どこまで読んでしまうかは悩むけれど、三巻くらいまでなら読むかも?
評価は、★★★(3点 / 5点)。会話劇の面白さはさすが葵せきな。ただアニメ化されなかったエピソードはやっぱり要らないかもしれないね。
>2017.12/20 13:59分にコメントした方へ