コードギアス 反逆のルルーシュ 第17話「騎士」
<あらすじ>
スザクの知られざる過去を知ったルルーシュ。再会した時、180度逆転したと思えるほど他人優先の性格になった要因を知りながら、それでもルルーシュのスザクに対する信頼の厚さは変わらない。
マオとの一件で思い知らされた自らのウィークポイントに対する弱さと脆さ。今後、ゼロとして活動を進める上でナナリーを守る「騎士」の必要性はもはや不可欠なものになりつつあった。スザクにならば、と考えるルルーシュだったが、言う直前になってスザクは軍の呼び出しを食らってしまい、結局言えずじまいに終わる。
一方、ユーフェミアはクロヴィスの決めた芸術週間の初日に記念美術館の式典に参加。しかし、建前に過ぎない絵の選考やお飾りに過ぎない自分の立場、何よりそれをどうすることも出来ない自分にどうしようもない感情が沸き立つ。
その頃、黒の騎士団との接触を図ってきたのは藤堂を慕う四聖剣の面々。自分たちを逃すために捕まった藤堂を助けるため、力を貸して欲しいと言われ、ルルーシュはそれを了解する。
一方、スザクが呼び出された理由は処刑の決まっていた藤堂の死刑執行人になることだった。まだ日本だった頃、武道を藤堂から教わった記憶が蘇り、動揺を隠せないスザク。
そこを強襲する黒の騎士団と四聖剣。四聖剣に与えられた新型ナイトメアフレーム・月下(漢字が正しいかどうかは不明)はサザーランドを遥かに上回る性能で敵を翻弄していく。そして、ルルーシュはゼロとして紅蓮弐式と共に捕らえられている藤堂と対面を果たす。
感想はOPENからどうぞ。
<感想>
藤堂、カッコいいね(*^^*) 今まではなかなか彼らがメインになるのは無かった(せいぜいナリタ攻防戦くらい)ので、こう言う話は好きです。
ランスロットvsルルーシュの頭脳
勝負は引き分けですが、実際はルルの勝ちでしょうね。もし、ランスロットのパイロットがスザクでなければ、の話ですが。
個人的に、一番観たかったシーンだったので2クール以内に見れて本当に良かったです。綿密な分析と行動予測から成る戦術ですから、とても良かったです。これが藤堂や四聖剣、強いては黒の騎士団や彼を慕う者たちに対する信頼へと変わっていくでしょうし。
ユーフェミアに関しては、やはり政治には疎そう(記者からもそう観られている)。結局、コーネリアと違ってお飾りであり、良い操り人形なんですよね。最後、スザクを騎士に指名したことでそう言った印象が薄くなりましたけど、でもそれ以外のことは強く言えないでしょうし。
騎士に関しては、図らずとも今後ユーフェミアとナナリーでスザク(騎士)の取り合いとかしてくれると面白いかも。優柔不断そうなスザクのことだから、どっちの騎士もやる!とか言い出しそうですが( ̄∇ ̄;)
<MVC>
藤堂
今回ばかりはこの人を外すことは出来ないでしょう。個人的には最後の「勝てない戦と負け戦は違う。心得ているようだな、ゼロ」のセリフが好きです。まぁ、直感ですが。
<考察>
1.スザクのあの理想の根底にあるもの
スザクがしきりにルルーシュ(ゼロ)の正義や理想と反目しているのは、おそらく彼自身が一度そのやり方ではダメだったということを身をもって経験しているからでしょう。
父親であるゲンブ殺害
彼がどのような意図でゲンブを殺害したかは解りません。しかし、もし彼が何らかの理由で戦争の長期化を恐れ、徹底抗戦を唱える鷹(?)派に流れつつある首相である父を、武力をもって殺すことで止めようとしたのだとしたら、図らずも今のルルーシュに近い思考で近い行動をしたことになります。しかし、「止める」と言う目的そのものは達成したが、荒廃した土地と無数の死体が生まれることは変えられず、結果としてイレブンが虐げられる現在の状況が生まれてしまっている。
今の現状は、スザクが「外(武力)で変えよう」とした結末。だからこそ、スザクはルルーシュ(ゼロ)のやり方を認めないし、その道を共に進むことは出来ないんだと思います。一度、失敗した道だと言うことを知っている以上、再び同じ道を歩むためにはそれこそ「今度こそは!」と言う意気込みが無ければならないですが、それをスザクは別の道を選ぶことに注いでいますし。
とは言え、スザクは藤堂とのやり取りで改めて自分の進むべき道を確認したわけですが、だからといって彼が何かをしているわけではないんですよね。ランスロットに乗っているのは、そのためではないし。
スザクという存在に対し、少なからずマイナスイメージを抱いてしまうのはここに問題があると思うんですよね。結局、彼はルルーシュ以上に理想を述べるだけで行動しないので、C.C.から言わせれば「頭でっかちの童貞ボウヤ」と言うことなんですよ。
「それなら、一軍人である彼に何が出来るのか?」と問われれば、彼の理想を進むのであれば立身出世をもっと貪欲に進むべきかと。彼が今出世しているのは、彼が願ったからではなく、全て偶然の産物と戦果によるものですから。自ら出世を望み、そのために行動し、結果を収めていかない限り、彼の言葉は全て重みのない希薄な理想論に過ぎません。
2.スザクと藤堂のやり取り
注意:考察と言うより私論
藤「現状に満足するだけの腑抜けた小僧に成り下がるとは」
ス「今の社会を否定しても、意味はありません。認められて、変えていける力を持つことこそが」
なんとなく、納得できないんですよね、スザクのセリフ。「今の社会を否定しても、意味がない」ということはつまりスザクはスザクなりに今の社会を肯定しているのでしょうか。あの虐げられるイレブンやゲットー、命をかけて抵抗しているレジスタンスの姿を見て、なお今の社会は否定すべきものなのか。虐げられている現状は言うまでもなく、命をかけて抵抗しているレジスタンスの存在は抵抗させるだけの何かがそこにあるからこそのもの。それもレジスタンスの数は1つや2つではない。
そもそも、認められて、とは誰になんですかね? 市民に? 社会に? それとも皇帝に? 変えていける力がもし「武力」だったらスザクはどうするんでしょうか? まぁ、そういうところに繋がってしまうわけですよね。
大切なのは「どんな」世界に変えるのか、変えた「先」の未来は何なのかと言う目的であり、変えるための力はあくまで手段に過ぎない。スザクは目的と手段が逆転しているような気がするのは、こう言うところにも表れているような気がします。
3.メインヒロイン3人
○カレン
ランスロットの正体を知ったカレン。これからは全力で戦えなくなるでしょうね、ルルーシュに似て情に厚いですから。ただ、カレンの実力と紅蓮弐式の性能から考えると、これからもランスロットとスザクの相手は彼女が務めないといけないわけで、「慕う者(ゼロ)」と「級友(スザク)」の間で揺れ動くのは目に見えています。
とはいえ、もしゼロ=ルルーシュとなれば、ゼロが「慕う者+級友」となるのでウェイトが変わる(尤も人が、そんな単純計算で動くわけないのですが)。とは言え、しばらくゼロの正体は暴かれそうにないなぁ、とも。
○C.C.
前回推測した通り、中華連邦へは行かず、引き返してきたようですね。今回はあまり出番無し。でも、ルルーシュに「オマエの利用価値が〜」といわれたところはちょっと怒っているようにも。
コーネリア「バックにいるのはEUか中華連邦だろうな。ガンルーを確認したとの情報もある」
ちなみに、これも前回推測した通り、やはり中華連邦への派遣は反ブリタニア勢力としてバックを作るためだったと考えられます。ガンルーが良く解らないですが、EUか中華連邦の兵器(ナイトメアフレーム?)だと考えられます。
○シャーリー
ついに見つけてしまった、記憶を失う前のメモ。今後の可能性としては2つ。
1.記憶を取り戻す
2.記憶は取り戻さないが、ゼロ=ルルーシュの真実に行き着く
1の場合、ルルーシュの仲間になる可能性が……まぁ、あると思います。ルルーシュとしてもギアスの秘密を知っている以上、殺すか手元に置くかどちらかをしないといけなくなるでしょうし。ただ、そうなるとギアスの絶対遵守の力が否定されることになるので、可能性は低い。
むしろ、2の可能性が高い。その場合、今のシャーリーにルルーシュをかばう理由が無いので、軍に持ち込むなり、世間に公表するなりするでしょう。そうなるとルルーシュは学園にいられなくなります。これが意味するものは、ルルーシュにとって「日常」が完全になくなってしまうこと。今は、一見大変そうに見える二重生活を利用して、日常の学園では普段どおりに、ゼロとしての黒の騎士団は理想のために仮面をかぶっており、それを使い分けることでストレスを回避しているようにも見えるので、学園にいられなくなることはルルーシュに何らかの大きな影響を与えかねない。
○番外(ヴィレッタ、ラクシャータ)
ヴィレッタについてはシャーリーと同じです。ただ1の可能性が、よほど扇を愛し慕わない限り、ありえないでしょうが。
ラクシャータについては、今後に期待。ただ、ランスロットを見てロイドが関わっていることは感づいたでしょうね。互いの研究領域と一定の成果くらいは把握していそうですし。
ちなみにルルーシュの言っていた「医療サイバネティック関係の記事」はよく意味が解りませんが、おそらくナナリーの視力か歩行能力回復のためにルルーシュが読んでいたんだと思います。
4.ルルーシュの真意
ナナリーをスザクに任せようとした件です。確かにルルーシュは人間としてスザクを信頼しているようですが、ちょっと疑問です。
それはスザクがブリタニア軍人と言うこと。最悪、預けると言う形になればその正体が知られては困る国家のお膝元におくことになり、正体がバレたり、それによる危険が増す。仮にスザクの性格を逆手にとって「死んでも守ってくれ」と言ったとしても、危険が高いことに変わりはないのに......。この辺り、ルルーシュがちょっと甘いと思うのは私の考えすぎでしょうか?
5.次回は?
総集編です( ̄∇ ̄;) 2クールで2回も総集編入れて大丈夫なのか、本当に疑問なのですが、このスタッフならやってくれると信じています。
次回は、「仮面の真実」。
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
・http://aaillnv.blog16.fc2.com/blog-entry-584.html
・http://ameblo.jp/rayran/entry-10025268173.html
・http://angelnotes.blog46.fc2.com/blog-entry-809.html
・http://blogs.yahoo.co.jp/nanajigo/45026258.html
・http://blog.goo.ne.jp/sweet-lovely/e/bb8e3cfc0709bb8d038df88554159dfb
・http://blog.livedoor.jp/calypso_telltale/archives/50900693.html
・http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/50723223.html
・http://blog.livedoor.jp/natsu_ki00/archives/50484604.html
・http://blog.livedoor.jp/poohreeter55/archives/50869722.html
・http://blog.livedoor.jp/radical_weapon/archives/50847076.html
・http://blog.livedoor.jp/shibachi1/archives/50885017.html
・http://blog.livedoor.jp/x2oa1/archives/51061885.html
・http://blog.nekoyama01.com/?eid=460817
・http://chamani.arekao.jp/entry-6d9eafa9fc6ce93257d645a11606398a.html
・http://codegeass.blog76.fc2.com/blog-entry-22.html
・http://firelife.blog55.fc2.com/blog-entry-478.html
・http://futarinoneko.blog61.fc2.com/blog-entry-527.html
・http://hakuroupunk.blog56.fc2.com/blog-entry-523.html
・http://hashinomierufuukei.blog41.fc2.com/blog-entry-843.html
・http://hiroy.blog49.fc2.com/blog-entry-255.html
・http://hukahireke.seesaa.net/article/33325360.html
・http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-68.html
・http://lessiy.jugem.jp/?eid=706
・http://maruton.blog55.fc2.com/blog-entry-937.html
・http://mekatama.blog21.fc2.com/blog-entry-637.html
・http://nekonii.blog3.fc2.com/blog-entry-808.html
・http://nohohonhobby.blog39.fc2.com/blog-entry-306.html
・http://omochiyasan.blog69.fc2.com/blog-entry-514.html
・http://raitoningu.at.webry.info/200702/article_9.html
・http://rincolu.blog15.fc2.com/blog-entry-1168.html
・http://seraraku.blog58.fc2.com/blog-entry-464.html
・http://takoyaki-tako-tako.de-blog.jp/takotako/2007/02/post_ab3f.html
・http://tamayuru.blog21.fc2.com/blog-entry-530.html
・http://www.todasoft.net/blog/archives/2007/02/_17_4.html
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