Fate/Apocrypha 5話 感想
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[Fate/Apocrypha]
※原作ネタバレ、補足コメント等は極力避けていただければ幸いです。その後のストーリーで分かることなら取り立てて補足は不要です
今回は簡易ではないけど簡単に。
5話は名無しのホムンクルスことジークの出立と、今までちょい出ばかりだったルーラーメインの回。興味深いのは後半でのジークとルーラーのやり取りか。
ルーラーは自らの生に卑屈になるジークに対して、そうであるべきではないと諭した。見えざる意思が働いたとしても、というようなことすら口にしていた。それはつまり神や運命といったものよりも、ジークが願った「死にたくない」「生きたい」という想いこそが大切だと語ったということだ。
ちょっとそれがルーラーの半生と矛盾しているようで、彼女がジークに放った言葉はもしかしたら過去の自分自身への弁明であり願いだったのかも、と思えてならない。私はそこまで彼女に詳しいわけではないが、それでもある程度彼女の生前を知るならそういった「見えざる手」をルーラー自身が否定する、というのはちょっと彼女の真名であるジャンヌの名のイメージにそぐわない(まぁ、TYPE-MOONは史実に対して独自の解釈をしているケースも多々あるので実際の史実とTYPE-MOON内における設定は違うのかもしれないが)。だから、そう感じたのだろう。
主(?)へ祈りを捧げていた少女に憑依したルーラーが、それが目的達成のための(神からの)啓示だったとしても自らはジークを犠牲にすることを選ばないと決意する。いまだ見えないサーヴァントとしてのルーラーの聖杯へかける願い。それがあるのかどうかすら定かではないが、もしかしたらジークへのこの願いと決断がジークフリートが「誰かに請われるのではなく自らの意志で誰かを救いたい」という願いと同じようにルーラーの隠された願いの一端に繋がっているのかもしれない。
どうでもいいけど、ジークがアストルフォからもらった長剣はいつまで使えるんだろ? アストルフォが霊体化したら一緒に消えるんだろうし、ルーラーの予見ならどうせ戦うんだろうし新しい武器をどこかから調達するんだろうか。
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