ソード・オラトリア 第9話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか]
『特訓と嫉妬』
【白髪鬼(ヴェンデッタ)】の魔石を喰らい、更なる力を手にしたレヴィスから、59階層に来いと告げられたアイズ。
一旦地上へ戻り、深層遠征の準備を進める中、アイズはギルド本部に向かう。逃げられっぱなしの彼の少年、ベルに謝罪をする為に。
ごく短期間で駆け出しの冒険者から10階層の怪物(モンスター)を相手取るまでに急成長した少年。レヴィスとの一戦を脳裏に過らせ、アイズは少年に求めてしまう――成長の秘訣を。高みへの可能性を。それ故、戦いの師を持たぬという彼の悩みを聞いた際、思わずアイズは答えていた。
「じゃあ――私が教えてあげようか?」
(公式HP STORYより抜粋)
≪感想≫
おそらく一番本編と密接に繋がっている話であり、きっと一番アニメ化されるだろうエピソードの中では面白い話のような気がする(笑 「それってどうなの?」と思う方もいるかもしれないが、私としては『外伝』という在り方としては正しい形の一つだとも思っている。
そもそも『外伝』は今となってはとても広義に使われている印象がある単語だ。私自身も精確に知っているわけではないので感覚的な話になるが、例えば『ガンダムSEED』シリーズの外伝である『アストレイ』シリーズは世界観・時代を共有するシェアワールド方式だと思うし、『とある』シリーズの外伝である『超電磁砲』は本編が魔術サイドで描かれる中で本編でも人気キャラを主演に据えて科学サイドの物語を描くスピンオフ方式ではないだろうか。他にも『冴えない彼女の育て方』のコミカライズは展開や結末が本編と異なる異聞方式、『Fate/Zero』は本編『stay night』の前日譚を描いているし、逆に『ガンダムW FT』は本編『EW』の後日譚を描いている。
そんな中で『ソード・オラトリア』における外伝としての立ち位置は明瞭だ。本編では主人公たちの属するヘスティア・ファミリアではないため、なかなか深い交流や過去、あるいは日常を描きづらいアイズのそう言った部分を描くための『外伝』。立ち位置としては『とある』シリーズにおける『超電磁砲』に近いのか。
だが、それよりも本作は本編に寄り添っているわけだ。本編と絡んだ時が面白いというのは、それだけ本編と外伝の距離が離れすぎていない、ということ。原作キャラが絡むのがただのサービスシーンで終わっていないというのもそういうところだろう。
さて、改めて今回。アイズとベルの特訓に嫉妬するレフィーヤだけど、スイーツにつられてというのは笑う。「お前、それで良いのか」とw そして以前知り合ったフィルヴィスとの特訓の方が効果的という(苦笑
アイズはベルの向上心こそが成長スピードの一因だと知る。もちろん視聴者は本編を知っていればその「理由づけ」も知ってはいるのだけど、ただアイズはアイズで初心を思い出すきっかけになった模様。これが彼女の中でなにかプラスに転じるかな、というところだし、そこを外伝としてどう描くかというところか。
次回のサブタイは『少年と英雄』。察すると、もうベルのアビリティオールSがロキ・ファミリアの前で暴露される回に直結するの?
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- [アニメ(放送終了):ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝]
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NoTitle
最初のベル君とレフィーヤの出会いと
最後のアイズ襲撃はアニメ1期でカットされた部分で
本来なら本編のほうでもあった場面です
特にレフィーヤとの出会いは楽しみにしていたので
アニメで見られて良かったです
レフィーヤも性格に大分オリジナル入ってまして
妄想は1話から全てアニオリです
ぶっちゃけ妄想を全カットして
もうちょっとだけ芯を強くすれば
原作のレフィーヤの性格になります
あとアイズのヒロインっぽい場面はアニメ1期から
なんと9割カットです
どうやらアニメはアイズをヒロインとして描写するつもりがないようです
てか、それに関してはアニメスタップの鉄の意志を感じるレベルです
今回もベル君の前でヒロインしてる場面は完全カットでした
ぶっちゃけアニメ1期でもカットされてたので
今回こそ見れるだろうと
ひそかに楽しみにしていたんですけど残念です
その代わりにレフィーヤの出番がアニメでは3倍くらいに増えてますけどね