地獄少女 二籠 第16話
地獄少女 二籠 第16話「悪女志願」
<あらすじ>
地味で大人しい女性の辺見蘭(へんみ・らん)は、手島おさむ(てじま・おさむ)と言うヤリ手のファンド会社社長に騙された。蘭の会社社長の持つ資金を手に入れるため、蘭を利用したのだ。
すでに地獄少女から藁人形となった骨女を受け取っていた蘭。骨女を「お人形さん」と呼び、心の支えとし、あとは絃を解くだけ。蘭の意思も固まったその時
「本当にそれでええんかぁ?」
声をかけてきた女性がいた。上月マツ(かつき・まつ?)。蘭は「社長にお金、返したいんやろ?」と誘われ、マツに言われるままおさむを騙す計画に乗る。
メガネを外し、化粧をして、良い衣装に身を包んだ蘭は、すれ違う男性が皆振り向いてしまうほどの美人に変貌していた。その美貌に蘭だと気づかず、声をかけるおさむ。泥酔させた隙に携帯を盗み、それを受け取ったマツが講座から全額引き出させる。
後日、おさむはテレビに大々的に取り上げられていた。もちろん、悪い意味で。だが、話はここで終わらなかった。
続きはOPENからどうぞ。
<感想>
「いっぺん、死んでみる?」
お仕置きシーン&名ゼリフ、復ーっ活!ヽ(≧▽≦)ノ なんか、久々に聞きましたよ。どれくらいぶりでしょうかねぇ、このセリフ聞くのは。やっぱり、これを聞かなきゃ地獄少女じゃないですよね!(ぇ
お仕置きシーンも、骨女の心情を汲み取ったのか時代劇風に仕上げられていて……まぁ、欲を言えばもっとイタメつけられれば、とは思いますが。
さて、今回は地味な女性が騙される、と言う典型的……と言ってしまうと女性に失礼ですが、そんなお話でした。最初から胡散臭かったマツはやっぱり蘭を利用していただけだし、男にも女にも利用された蘭が不憫。
まぁ、特に社会的なお話ではないですよね。騙されることはともかくとして、あそこまで行くのはあんまりない……かな。今回はむしろ、骨女の昔話、と言った感じだったと思います。
とりあえず骨女の過去としては、
・遊女(?)だった
・最後には、裏で組んでいた女将と客の武士に殺されて川に流された
と言うことですかね。最後の部分は、蘭の前に殺されていた女性と重ねて演出されていて(先に殺されていた女性は水死だった。そして骨女も)、余計に骨女に感情移入させて爆発させる結果に繋げたと思います。
蘭を応援しつつも、最後は自分と同じ道を辿ってしまったことを骨女は悔いていたんだと思います。久しぶりのお仕置きシーンでの骨女の憎悪たっぷりの一言一言が全てを物語っている。
にしても、蘭は最後の最後で良くやったと思います。地味だったけど、悪い男にさえ騙されなければ……。だからこそ、解りきっていたこととは言え、ラストシーンで蘭が死んでいるシーン、そしてED直前のロウソクの炎が消えるシーンは切なかったです。
きくりに関してはほぼ出番なし。でも、数が少ない時のほうが彼女は生きると思います。蘭に対して「ケバ~イ」と言ったのは、もしかしたらきくりなりの「化粧で顔を隠し、憎悪で心を隠している」と言うことを暗に示していたように思えます……たぶん(ぇ
あいは化粧には興味がないようだけど、ファッションには興味がある??
次回は「沈黙のまなざし」。一目連の過去が遂に明らかに!?
<MVC>
骨女
「あんたにゃ、お似合いだよ」
自分と同じ道を歩んでしまった蘭の、せめてもの復讐。今回の『怨み、聞き届けたり』は2人分の重みがあった気がします。
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
・http://blogs.yahoo.co.jp/mireiyumoe2/45716523.html
・http://blogs.yahoo.co.jp/nanajigo/44627238.html
・http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/50716680.html
・http://blog.livedoor.jp/kuma_road51/archives/50895543.html
・http://blog.livedoor.jp/natsu_ki00/archives/50480917.html
・http://chalcograhie.blog21.fc2.com/blog-entry-2125.html
・http://futarinoneko.blog61.fc2.com/blog-entry-510.html
・http://omochiyasan.blog69.fc2.com/blog-entry-492.html
・http://raitoningu.at.webry.info/200701/article_25.html
・http://rincolu.blog15.fc2.com/blog-entry-1144.html
・http://seraraku.blog58.fc2.com/blog-entry-430.html
・http://takoyaki-tako-tako.de-blog.jp/takotako/2007/01/post_5169.html
・http://www.mypress.jp/v2_writers/kasumidoki/story/?story_id=1562838
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