刹那的虹色世界

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第49話(第二期24話)

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第49話(第二期24話)
『マクギリス・ファリド』


≪あらすじ≫
ギャラルホルンによる鉄華団掃討作戦。その開始の時が刻々と迫っていた…。
公式HP あらすじ より抜粋)



≪感想≫
まぁ、いろいろと書きたいこと、語りたいことはある。けれど、敢えてここはマクギリスの末路というよりも武力を手にした者の末路からこの作品の軸足がどこにあったのか、と言うのを少しばかり書いてみたいと思う。

マクギリスの野望は夢と終わった。その際のガエリオとのやり取りはさておくとして(語り始めると、ただのガエリオ批判になるしそういうやり取りは正直ゴメンなので)、重要視すべきは結果だと思っている。

つまり、マクギリスは負けた、ということ。これは何を意味するのか。

結論から言えば、これはテロリストの末路であり、反テロリズムとしての結果なのかもしれない、と思ったのだ。

私は厳密な意味でテロリストあるいはテロリズム、反テロリズムと言う思想的ないし概念的な部分に対して精通していないため、そこは一般的な意味や広義の形で捉えていただけると助かるのだけど、結局のところ、マクギリス・ファリドがしたことというのは客観的に観ればテロリズムだったようにも思う。

政治的目的のため武力を手にし、それを行使し、そしてマクギリス自身が今回口にしたようにそれを容認していた。マクギリス自身はセブンスターズの一角になったし彼は別に一般人を無差別に攻撃したわけなので、それはテロリズムと言うよりクーデターに近いのかもしれないけれどね。

だから厳密に表現するならば、「武力に物を言わせて物事を想うがままにすることへのアンチテーゼ」と言うべきなのかもしれない。

しばしば、サブカルの作品においては反戦などの意図があることも決して少なくはない。今回のマクギリスの敗北と死というのは、そういったものを個人的に強く連想してしまったのだ。
そして、この作品が伝えたいことはこの結論から想像するなら「暴力による解決はない。例えそれが腐敗した政治実権を握る相手だったとしてもだ」ということにも思えてしまう。私にはそう見えた。

フィクションだとそれに対してどうしても視聴者としては反発の想いもある。特に鉄華団の成り立ちと経緯を視てきて、彼らを主人公だと信じているから余計にそう思う。
けれど、もしも現実とリンクさせた時に、鉄華団、そしてマクギリスのやり方を容認出来るかと一歩引いて観た時、それはやっぱり容認できない部分はある。

今なお続くISIL、イスラム過激派組織(イスラム国)による無差別なテロ活動、日本で言えば北朝鮮によるミサイル発射や核実験といった武力によって政治的主導を握ろうとする行為などは断じて認めることは出来ない。一概に同じこととは言えないが、マクギリスや鉄華団のやり方がこれらに通じる部分がないとは言い切れない以上、彼らが「勝つ(勝ってしまう)」というのは確かに間違ったメッセージを送りかねないのかもしれない。


ただまぁ、こっちはフィクションだけどね(苦笑 それを考慮するなら腐敗した現体制を倒すという結末が合っても良かった気がする(さすがにマクギリス亡き今、鉄華団だけでそれを成すことは不可能だろう。まして鉄華団自体も「徹底抗戦」ではなく「生きるための戦い」へと移行しているわけだし)。

フィクションで得られた教訓や名言を現実に反映させることは愚かかと言えば私は決してそうは思わないのだけど、現代社会はあまりにもフィクションの悪影響ばかりを取り上げすぎる。犯罪が起きればアニメやゲームなどのサブカルのせいにするなんて、あまりに短絡的でナンセンスであり、そしてせっかくの犯罪に対する分析をむしろ阻害している。

次回最終回。この作品がどんな結末に着地して、そしてどんなメッセージを視聴者に届けようとしているのかは最後まで観てみないと分からないけれど……うん、どうなるんだろうね。

≪TB先 参照リンク(URLアルファベット順)≫
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Comment

 

いろいろ言いたいけど、これ日曜5時枠放送しちゃ駄目だろう。
イクオとラスタルなど差別主義者の人このまま報い受けないまま終わるで、BPOところが今の倫理教育に喧嘩売っている内容ですよ。
子供が足掻いでも汚い大人に勝てないから汚い大人になれとも言うの(汗
  • posted by zax 
  • URL 
  • 2017.03/26 23:52分 
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>zaxさん 

こんばんは。

>子供が足掻いでも汚い大人に勝てないから汚い大人になれとも言うの(汗
いや、本当にこれなんですよね。確かに鉄華団のやり方は、パンパン(苦笑)があるように暴力とも呼べる武力を使い続けてきた。それはテロリズムと言われても仕方ないもので、それはどんな立場であっても許さないというのは現代社会においては意味あるメッセージだと思いますが、それとこれとは違うというか。

汚い大人に勝つためにより汚くなるしかない、というようなメッセージを送りかねない最終回だけは止めてほしいところです。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2017.03/27 21:11分 
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ラス前ですね 

こんばんは
今回のマクギリスの独白と前々回の月詠さんのコメント返信で思ったのですが、結局のところマクギリスの最終目的はバエルを手に入れることでその後の事はついでの事だったのかなと。まぁ、ついでの事にしては犠牲が出すぎている訳ですが。
ギャラルホルンを改革しようと本気で思っているのであれば自分を慕ってくるガエリオとカルタを仲間にした方が時間はかかっても確実なのに力しか信じようとしないマクギリスはそれをせず、2人の排除を選んでしまい結果、滅んでいくと。彼の境遇がそれを選ばせなかったのでしょうが、何とも虚しい死に様でしたね。
今回でラスタルの生存がほぼ決定したと思うのですが、このまま終わるのでしょうか。私もこのまま終わると恐ろしく非道徳的な作品になってしまうと思うのですが。
余談ですが私は最終回放送2時間後に行われるキャストとスタッフ出演ののオルフェンズイベントに参加してきます。その時の会場の雰囲気が楽しみなような怖いような
それでは失礼いたします。

  • posted by カルテ 
  • URL 
  • 2017.03/28 01:44分 
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NoTitle 

こんにちは。
本作、勝ち負け損害の有無で道徳を語るわけではないのだと思います。
勝った側が全て正しいとは限らない、爽快感と逆に苦味もあるのがガンダムが子供向け作品らしからぬとして評価されてきた一因でもありませんでしたか。
だったら、ヤクザで無知無学で道を間違え続けた鉄華団の負け方だって、否定だけされる形で道徳を示しているとは限らないと思うのです。
  • posted by 闇鍋はにわ 
  • URL 
  • 2017.03/28 06:46分 
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>カルテさん 

こんばんは。

>自分を慕ってくるガエリオとカルタを仲間にした方が~
どうですかね。彼の回想が物語っていたように、彼自身は最初からギャラルホルンの改革を目指していたのではないですからね。その出生から力を目指した結果辿り着いた場所がギャラルホルンであり、その中枢であるセブンスターズであり、そしてそのセブンスターズの頂点だったバエルだったわけなので、彼としてはただ一つ一つ階段を上っただけなでしょう。

そしてそんなマクギリスの原動力は、世界への怒りであり、そこから来る力への渇望なわけですから、幾ら自分を慕おうと生まれた時から力も地位も与えられていたガエリオやカルタとはそもそも相容れる存在ではなかったのです。

ガエリオは言いましたよね、「俺を見ろ」と。でも、だからこそ私は感じてしまうのです。「じゃあガエリオ、君は本当にマクギリス・ファリドと言う男を見ていたのか」と。カルタにも同じことが言えてしまう。

まぁ、だからこそガエリオはああいうキャラクターとして描かれたのでしょうけど。


イベント、是非楽しんできてください。どんな結末になるのか分からないので確かに不安や怖さみたいなものもあるでしょうけど(笑

ただ一生に一度の機会だと思うので、会場の熱気、キャストやスタッフの方が改めて演じ終えてどう想っているのかなどを堪能してきて下さい
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2017.03/28 21:26分 
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>闇鍋はにわさん 

こんばんは。

>爽快感と逆に苦味もあるのがガンダムが子供向け作品らしからぬとして評価されてきた一因でもありませんでしたか。
いや、そうではないと私は思いますよ。というよりもこの意見自体が初耳なので「そうなの?」というところが率直なところです。ガンダム作品が放映当初、子供向け作品らしからぬという点で評価されたのはヒーローものと同義の事が多かったロボットものでありながら「一概に勧善懲悪とは言い切れない(主人公側の連邦、敵側のジオンそれぞれに決して間違っているといえない言い分・事情などがある)」部分であったように思いますが……。

確かに勝ち負けや損得が全てを語るわけではありません。ただ道徳、あるいはこの作品を通じて何を視聴者(特に十代前後の青少年)に対してメッセージを発信出来るかを考えた時に、そういった青少年へ意味あるメッセージを送れる作品ないし終わり方になるかどうかはかなり不鮮明だという部分は強いかな、と私なんかは思ってしまう部分もあります。

メッセージは出来る限り分かりやすく、そして伝わる形が好ましいと私は考えます。鉄華団の敗北、あるいは壊滅や解体ももちろん解釈次第でプラスなメッセージになる部分は出てくるかもしれませんが、目に見えた結果は「敗北」であり「消滅」であり「逃亡」といったものです。そして目に見えた結果ほど分かりやすいものはないわけです。
たとえその裏に「いや鉄華団は負けたんだけどあの裏にはこんな意味があってさ」とどんな意図が制作陣にあったとしてもそれが伝わらないなら、それはスタッフたちの一人相撲で終わってしまうわけですから、それは勿体なく感じてしまうのです。

まぁ、まだ最終回を迎えたわけではないので不毛な議論なのかもしれません。素晴らしいメッセージが発信されないとも限らないわけですから。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2017.03/28 21:37分 
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NoTitle 

 月詠様の語られる内容を読んでいて、ふと思ったのですが……

 テロリズムと革命と言うのは、ある意味で表裏一体の代物と言えると思います。
 現体制に対するアンチテーゼであり、武力行使を伴う行為でありますし……ただ、現体制の打破が叶えば、革命と称され、失敗或いは未成功の状態ではテロと称されると言う側面はあると思われます。
 とは言え、全く同じ物だとは言いませんけどね……

 ただし、こうした武力による革命と言うのは、諸手を挙げて賛成すべき物ではないのかも知れないとは思います。
 フランス革命は、王国の転覆を成功した後にテロリズムの語源ともなる恐怖政治を布きましたし……
 明治維新も、一説にはその後の近代国家への移行準備が不十分なまま突き進み、太平洋戦争の切欠となる軍部の暴走の遠因を作ったと言う意見もある様ですし……

 その意味で、マクギリスや鉄華団がラスタル打倒に成功しても、それで彼等の望むアガリに辿り着くには一二波瀾を要する結末としかならなかったのかも知れません。


 しかし、このまま鉄華団全滅→クーデリアやアトラが彼等の遺志を継ぐ……的な展開はBADEND過ぎる感じがしますしね……
 ある程度、大団円と感じさせる結末であって欲しいと祈るばかりです。
  • posted by 夜夢 
  • URL 
  • 2017.03/28 21:41分 
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>夜夢さん 

こんばんは。

夜夢さんがおっしゃられるようにテロリズムと革命、特にクーデターというのは表裏一体だと私は思います。定義では「クーデターは政権やそれに連なる人間だけを対象とし、テロは無差別に攻撃をする」と区別する形もあるようですが、何を以って現政権に連なるかというのは線引きが難しいと思うのです。それこそ選挙で「野党は頼りないし、まだ与党の方がマシか」と与党に一票入れたとしてもそれは与党応援、現政権支援者とも取れてしまうわけですし。

話はそれましたが、やはりその正否はともかく歴史は勝者が作るものですから、類似した行為でもその時、そして後世において成功したと捉えられればそれは革命やクーデターと言われ、失敗すればテロと言われるのでしょう。


そして最大のポイントは、夜夢さんもご指摘されているように武力による物言い、それによる革命は全面的に賛成はし辛いところが強い、と言うことなんだと思いますね。特に仮に火星の王になれたとしても鉄華団、そしてオルガたちが目指した場所やそこへのアガリが得られたかはやはり微妙なところだったと思います。王になったらなったで権力者は狙われるものですし…。

>ある程度、大団円と感じさせる結末であって欲しいと祈るばかりです。
かなり主要なキャラもすでに亡くなってますからね。前述のように鉄華団のやり方は諸手を上げて賞賛されるようなものではなく、彼ら自身も誤った道を選んだ結果の末路が今の状況なのでしょうから完全無欠のハッピーエンドとはいかないでしょうけど……彼らの生きざまが「ただの愚かな暴走気味の子供のワガママの末路」で終わらない結末であることを願いたいです。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2017.03/28 21:58分 
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NoTitle 

 ごめんなさい。少々書き足したいことがあって書き込ませて頂きます。

「武力革命の不完全性・危険性」がこの物語のテーマの一つであるのならば、対する物として「言論による改革」或いは「武力に依存しない革命」と言った物の価値を表現しようとしているのかなとも思っていました。
 そう言う意味では、クーデリアの果たす役割に大いに期待していたのですが……
 彼女が最終回にラスタル等ギャラルホルンに逆転の一手を指せるかは、難しい状況になっていますよね……


 それと、蛇足ながら……
 クーデリアや鉄華団からジャンヌ・ダルクを連想してしまいます。

 聖職者でも、貴族でも、男でもない彼女が、神の啓示を受けて、軍を率いて、敵国の軍勢を討ち果たすと言う業績を、敵味方共に評価することが出来ず、魔女として処刑されると言う末路を遂げてしまう所が、何処か鉄華団を連想されてしまいます。
 ジャンヌ・ダルクは、彼女の親族の働きかけによって魔女の烙印を取り消され、列福・列聖をされて聖女となり名誉回復が叶いました。ただ、この名誉回復に一世紀近い年月が必要だったらしいですし……救国の英雄として現在の様な高い知名度を得るのにフランス革命(ナポレオンの登場?)まで待たなければならなかったらしいです。

 それを思うと……鉄華団壊滅後、クーデリアが中心となって鉄華団の名誉回復の運動を行い、彼女の晩年期に名誉回復が果たされる――と言う展開は、歴史の展開としてはあり得そうですが……
 AGEの最終回終盤のそれにも似たそうしたラストは、物語としては不完全燃焼感が生じそうですけどね……
  • posted by 夜夢 
  • URL 
  • 2017.03/29 00:01分 
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NoTitle 

 返信ありがとうございます。

>ガンダム作品が放映当初、子供向け作品らしからぬという点で評価されたのはヒーローものと同義の事が多かったロボットものでありながら「一概に勧善懲悪とは言い切れない(主人公側の連邦、敵側のジオンそれぞれに決して間違っているといえない言い分・事情などがある)」部分であったように思いますが……。
 ええ、そうです。つまり主人公が今までのジオン側に相当する立場でもそれは作品として成立するじゃないのかな、ということです。ギャラルホルンは旧来の地球連邦軍に近い役割を持った組織と言うこともできるように思いますし。

 本作の分かりやすい結果がどのようなものかについては最終回に語った方が良いかもしれない、というのは同意です。
  • posted by 闇鍋はにわ 
  • URL 
  • 2017.03/29 06:10分 
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  • [Res]

>夜夢さん 

>対する物として「言論による改革」或いは「武力に依存しない革命」
確かにクーデリアはそれを表現し得る可能性を持っていたキャラクターですが、最終的に(まだ最終回は迎えていないものの)その役目を彼女が担うことは難しそうです。


あと個人的に思うのは、「鉄華団の名誉回復」ってなんだろうな、と。ジャンヌ・ダルクを引きあいに出されていて、私はあまり詳しくないので一般人が知る程度の知識でのお答えになってしまうのですが、彼女と違って鉄華団は「精いっぱい今を生きた」、ただそれだけですからね。

ある意味、正義もなければ大義もなかった。ヤクザ的ではあっただろうけど、極論を言えば「鉄華団」と言う一民間武装組織という会社のようなものだったわけで、それが従来のガンダムシリーズに比べると、軍隊的・組織的なところは薄く、秘密結社的な部分もないという具合が特殊だっただけに、彼らに回復すべき名誉が果たしてあるのかな、とも思ってしまいますが…。

ただご指摘のように武力を伴わない革命や変革というものを表現するキャラクターはもう少し居ても良かったのかな、とは思いますね。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2017.03/29 20:49分 
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  • [Res]

>闇鍋はにわさん 

>つまり主人公が今までのジオン側に相当する立場でもそれは作品として成立するじゃないのかな
それは従来の作品でも確かにある形です。代表的なところでは『Z』のエゥーゴ、『Destiny』のザフトなんかはそういう立ち位置だったと思います。

ただ一方で鉄華団がジオン的な立ち位置に位置付けてよいのか、と思ってしまいます。例えばですが、彼らがマクギリスと共にギャラルホルンの腐敗を正したい。腐敗を正した結果としてより良い未来、生活を勝ち取りたいと思って行動していた組織なら、はにわさんがおっしゃることも素直に納得出来ると思うのです。

ただ鉄華団はそうではないのが引っかかってしまう部分なのかな、と。彼らが望んだのは現体制の改革でもなければ、世界の変革でもなかった。彼らはただ自分たち「家族」が少しでも良い生活が出来、可能ならば危険性の低い仕事でそれを成し遂げたいという、良くも悪くも利己的というな内向きな願いだったので、それが「勧善懲悪ではなく、対立しながらもどちらの言い分にも一理ある構図」とはちょっと一緒くたには出来ないんじゃないかな、と。


最終回、どういう形になるかは分かりませんし、予想も正直難しいですが、楽しみにしたいですね。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2017.03/29 21:04分 
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  • [Res]

NoTitle 

>あと個人的に思うのは、「鉄華団の名誉回復」ってなんだろうな

 確かに、例えに引き合いに出すにはジャンヌ・ダルクよりも新撰組が近いのでしょうかね?
 あちらも、明治初期は殺人鬼集団と言う評価が主流で、ラストサムライ的な評価になるのは明治中期以降の隊士の手記が公開されて以降らしいですけどね……

 ともあれ、「鉄華団の名誉」とは何ぞやと言う問いかけに、明確な答えを返せるわけではありませんが……
 彼等がヤクザ紛いの集団ではあるものの、ラフタルによって流布されたテロリスト集団であるとの評価を撤回させることでしょうか……?

 とは言え、マクギリスが反逆者と言う評価である以上、その協力者である鉄華団を状況の被害者と見る事態に変化させるのは困難かもしれませんね。
  • posted by 夜夢 
  • URL 
  • 2017.03/29 22:24分 
  • [Edit]
  • [Res]

>夜夢さん 

そもそも鉄華団に回復すべき名誉があるのか、とも思います。前のコメントでも書かせていただいたように、ある意味鉄華団には大義や思想はありません。彼らにあるのは家族のことを想っている、ということだけ。

強いて回復すべき名誉があるとすれば、それは彼らは決して実権の簒奪などは目論んでおらず、ただただ家族同然の仲間たちが幸せに暮らせる世界が欲しかっただけなのだ、というところでしょうか。

まぁ、それもマイナスとなった評価を本来のプラスだった名誉へ回復するというより、マイナスの評価をプラマイゼロのに持っていく程度でもあるのですが…。

だからこそ重要なのはラスタルやガエリオの処遇なんだと思います。大人らしく、大人らしい狡猾さを以ってダインスレイブまで持ち出したラスタルや、客観的に観ればアインという一人の人間の脳をある意味で自分の願い(欲)のため兵器転用したガエリオ、彼らのある種の悪行が断罪されるのか否か、断罪するとしたら誰なのか。

最終回残り30分でそこまで描ける気もしませんが、描けるとしたらその辺の結末の描き方次第で評価や見方は変わるのかもしれません。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2017.03/29 23:15分 
  • [Edit]
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アニプレッション!!は、アニメブロガー達の合同ブログです。各執筆者がアニメについての問題意識・感想・考察・批評等の諸言説を発表し、アニメを語る事の面白さを伝える事が目標です。
まだまだ未熟者ではありますが、私も参加させて頂いております。冬コミでも多くの名立たる方が寄稿し合って本を出す予定です♪

以下、アニプレッション!!メンバーのBlogです。一見の価値ありですよ!

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残念ながら一年以上の更新がない相互リンク先の方々です。いずれまた復活し、交流が持てることを期待しています……

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