ゴーストハント 第15話
ゴーストハント 第15話「FILE6 禁じられた遊び #2」
<あらすじ>
いざ、調査開始と言う段階になって助っ人としてやってきた霊媒師の真砂子の能力が不安定状態に陥る。霊の存在や場所は感知出来るものの、具体的にどのような霊なのかは判断出来ない。チャンネルのズレたテレビの画面を見ているようだ、と言う真砂子。とりあえず、昨晩収集したデータを基に温度の低下した場所、音の鳴った場所を法生とジョンが、真砂子が感知した場所を綾子が除霊し、ナルとリンと安原は不透明な場所の調査を行うことになった。
毎度の如く、ベースで連絡番を務めることになった麻衣。ナルに「居眠りするな」と忠告を受けたものの、我慢出来ずに……。
麻衣が気づいた時には、廊下に立っていた。隣にはナルとは思えないほど優しい微笑を浮かべたナルの姿が。
「ここは危険だ。麻衣は帰った方が良い」
ナルはそう言うと、校舎に漂う数多の霊、そしてその除霊をする綾子と真砂子の光景、そして霊と霊の共食いとその現場が放送室であるところを麻衣に見せる。「私だけ帰れない」と言う麻衣に、夢の中のナルは「退魔法を学ぶんだよ。そして鬼火の近くに寄ってはダメだよ」と忠告を残した。
麻衣の夢の内容が真実ではないかと勘ぐる法生とジョン。今までも偶然で、必ずではないと否定的な麻衣の気持ちをよそに、翌日未明、放送室で本当に小火が起きる事件が発生した......。
続きはOPENからどうぞ。
<感想>
本編の内容についてはいつものように、考察で考えていきます。まぁ、それ以外のところで。
ナルが、麻衣を雇った経緯判明。まぁ、ちゃっかりしていると言うかしっかりしているナルのことですから、機器に保険をかけてあるのは当然ですからね。今考えれば、確かに少し怪しかった( ̄∇ ̄;) しかし、そんなナルにまんまと嵌った麻衣。まっ、それでも今は貴重な体験をしているわけですから、良いのではないでしょうか?
安原、なかなか喰えない男です。まぁ、それについても少し考察で触れようかと思います。
と言うか、最後の麻衣が、ホルマリン漬けが壊れただけでなぜあそこまでビビるんでしょう? 原作だともっと詳しくビビった理由が描かれているんでしょうか? 例えば麻衣がホルマリン漬けに何かトラウマがあるとか。いや、それは私が男だから、の感覚なんでしょうか? 確かにホルマリン漬けはあまり見てて気持ちの良いものじゃないですからね。特に女性は、あまり好きな類いじゃないでしょうし(個人差はあるでしょうが)。
次回は、「FILE6 禁じられた遊び #3」。 気絶した麻衣の行く末はΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
<考察>
1.怪奇事件
とりあえず、前回予想した通りかな、と思いますが、いかがでしょう? 「ヲリキリ様」が広まった2つの「1年生」と「美術部員」と言うルート。そのどちらにも関係している自殺した坂内は、おそらく「ヲリキリ様」を流行らせた人物に間違いないかと。ゴーストハンターを目指していたという坂内の、その志望がどの程度本気のものか不明なものの、仮にこれでメシを食って行こうと思うほど本気だったと仮定した場合、色々蓄えているであろう知識で「こっくりさん」とは使う条件や呪文など細部が異なる「ヲリキリ様」を生徒たちに魅力的に見せて広めることは可能である。
加えて、真砂子は坂内の霊を「特に強い霊」と言っているし、麻衣と松山教諭のやり取りで坂内が教師陣の中で評価が良くなかったことも考えられる。実際、松山教諭の話から推理すればオカルト話に関心を抱いていた坂内は、教師たちから疎外されていた可能性も十分ありえ、学校に捉われ続けているのも納得出来る。
ただし、それが坂内1人とは限らないわけで。そもそも、どれだけのカリスマ性があったとしても、たった1人の生徒の言動で全校生徒(おまけに進学校で規律の厳しい学校の)に広められるとは思えず、協力者あるいは首謀者がいるようにも思える。
と、事件の内容については実は真新しいことがさっぱり思い当たらなかったんですがね( ̄∇ ̄;)
ただ1つ解ったことがあるとするなら、坂内は事件のきっかけを作った人物かもしれないが、現在の状況を維持・拡大している張本人ではないということ。実際、彼の霊は喰われてしまったわけですし......。
2.原真砂子の不調
考えられる原因は2つ。1つは体調的なもの。霊的な能力が、体調にどこまで影響されるものかは定かじゃありませんが。あと、別の作品だった気がしますが、霊能力で特に女性は女性特有の現象時に不調に陥るとか何とか聞いたこともありますし。
もう1つは、真砂子が言っていたようにチャンネルが合っていないこと。ナルが日本で一流と言う真砂子の霊媒師としての能力。それを考えると、真砂子がチャンネルを合わせられない、と言うよりは、意図的にチャンネルを合わせられないよう霊たちが何かをしている、と考える方が妥当でしょうね。
なぜ、そんなことをしているのか。
考えられることとしては、霊媒師に具体的な正体をつかまれることを拒むから、と考えるのが妥当。つまり本当の犯人は正体を知られると、除霊される可能性が高くなる存在、と言うことか……。
3.安原の存在
あだ名が「越後屋」なだけあって、確かにその微笑の仮面に隠された本心は中々読み解くことは出来ない。必要以上にナルたちに接触を図ろうとする安原。
そうなると彼がもたらした情報は意図的に彼に有利に操作されている可能性もある。そう、「ヲリキリ様」が流行したという2つのルートと坂内が直結するという話。ああいわれれば、坂内が全てのきっかけを作った、としか捉えようがない。
まぁ、これはあくまで可能性ですし、証拠は何も無いわけですが。
<MVC>
ナル&麻衣&法生
「少しは賢くなったじゃないか」
「テメェー! 騙しやがったなぁー!!」
「殿、殿中でござる!」
「っナルゥーーー!!」
この3人のやり取り、と言うか麻衣の絡んだやり取りは中々に面白いです。(殿中の部分をとある方に指摘して頂きました。一応、管理人のみのコメントで指摘して頂いたので、名前は伏せておきます。ありがとうございましたm(_ _)m)
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
・http://aaillnv.blog16.fc2.com/blog-entry-553.html
・http://ameblo.jp/rayran/entry-10023516145.html
・http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/50711620.html
・http://takoyaki-tako-tako.de-blog.jp/takotako/2007/01/post_a6dd.html
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