日曜劇場「IQ246~華麗なる事件簿~」 第1話
とりあえず暇だったから観てみた(ぇ まぁ、テレビドラマのとっかかりなんてのは「原作を知っている」か「自分の好みのジャンル(あるいは俳優が出ているor監督・スタッフが携わっている)」か「暇つぶし」のどれかだろう、たぶん。
ジャンルとしては直近にミステリーだと知って、「まぁ、ミステリーなら」と思ったのが一つ。ネットニュースで主演である土屋太鳳さんの激走が話題となっていたのでTBS系列の新ドラマでそう言うタイトルのがあると知っていたのが一つ。そして暇だったから。
まぁ、「暇」という単語を連発しているのは理由があって、それが劇中の主人公で織田裕二さん演じる法門寺沙羅駆(ほうもんじ・しゃらく)が口にする単語。タイトル通りIQ246という頭脳を持つため、多くの謎をあっという間に解決してしまうため、暇を持て余しているという。
全体的なストーリーとしては基本は単発のミステリーだが、随所の完全犯罪を提供する「13(沙羅駆はアルファベットの13番目「M」の意味だと語った」による連続性を暗に示している。
ミステリーとして「謎を解く」という要素はやや薄め。その薄いところを濃くする要素が、沙羅駆による観察眼ということなのだろう。それが推理に繋がっている部分も確かにあるし。
ストーリー的には、前半は個性的なキャラクターが多いコミカルさを感じていたが、後半の立ち振る舞いはどことなく『古畑』っぽくもあった。視聴者としては犯人が最初から明白だった倒叙形式だった点も『古畑』と同じなので余計にそう感じさせたのだろう。もちろん2話目以降どうなるかは定かではない。
スタートとしては悪くなかった。『古畑』などが好きな自分にとって倒叙形式のテレビドラマのミステリーは普通に観ていける部類だと思えた。
まさか月詠さんがコレを観るとは意外でした。
僕は「織田裕二」という、色々な意味で「扱いづらい」であろう俳優が、今テレビドラマで「主演」として一体どんな「演技」をするのだろう? という意地悪な興味で観ました。
かなり「喋り方」を変えて(作って)演じてましたが、
「あなたが真剣に取り組んだ結果の演技がそれ!?・・・」と、僕は呆れてしまいました。
誰も彼の「勘違い」に注意できる人いないんですかね?
「今からでも遅くない、いや今だからこそ『演技を勉強』しなさい!」と余計なお節介をやきたい僕です。(←何様?)
中谷美紀が演じたキャラはキュートで良かった‼