地獄少女 二籠 第13話
地獄少女 二籠 第13話「Vの惨劇」
※マメにやってきた地獄少女のあらすじですが、他のアニメレビュー同様、縮小しております。ご了承下さい。
<あらすじ>
居酒屋を営む久住貴八(くすみ・きはち)は誰にも言えない影を持っていた。今、この周辺で起きている、被害者がVサインをして死んでいる奇妙な連続殺人事件を起こしているのが他でもない貴八なのだ。交通事故で妻と息子を喪い、奇跡的に一命を取りとめた娘・椿(つばき)も意識が戻らないまま。貴八自身の身体も、すでに手遅れなほど病巣に蝕まれていた。
正式な依頼こそまだだが、その可能性を危惧して調査を開始する三藁。貴八の担当となった一目連は、何と自ら下界での調査に乗り出したあいとその付き添いできたきくりと3人で、居酒屋のバイトとして情報収集を始める。輪入道は屋台のオヤジとしてマスコミや警察から、骨女は貴八のターゲットである牧村と言う男に対して情報収集を始める。
当初は、牧村が事故を起こした犯人だと思われていたが、そう言うわけではなくて......
続きはOPENからどうぞ。
<感想>
一応、型にはまったまともな展開、と言えるでしょう。怨む対象との接点が遠いことと、地獄に送られること以外の罰を受けることを除けば(いやこれがあるからこそ、型にはまっていない展開なのかもしれませんが)。
骨女以外には相応に見せ場があって中々面白かったですね。一目連はある意味主役で喧嘩も強かったし、輪入道は渋くて屋台のオヤジが似合ってる(マテ あいときくりが、まさかバイトするなんてねぇ……でも、案の定接客業には向いてないね( ̄∇ ̄;)
さて、今回もちょっと真面目なお話。
今回のお話で、怨みの動機となったのは、無神経な第三者、でした。ぶっちゃけた話、今は(もしかしたらスタッフが頑張って一般人が入らないようにしているのかもしれないが)交通事故の現場であんなピースしてテレビに映ろうとするヤツなんざ、いねーだろと思うのですが……まぁ、それは置いて置くとして( ̄∇ ̄;)
はっきり言えば、交通事故の現場を撮影しに来たテレビに面白半分で映ろうとするなんて人として倫理観を疑うような輩なわけで、同情する余地は皆無なのです。まぁ、そこには自分のことしか考えていない自己中心的な考え方が蔓延していることでもあって、そう言ったヤツらが日本社会に増えていることを暗示しているお話だったのかもしれません。
さらに言わせてもらえば、だいぶ前も言いましたが、マスコミも限りなく同罪だと思うわけです。マスコミからすれば事件を広く伝えることで、第2・第3の事件を防ぐとか名義大分は立つんでしょうが、最近のマスコミはやり過ぎが目に見えてますから。
だからと言って貴八のした殺人が許されるわけではないです。まぁ、そればっかりは当然ですね。悲しかったというか、鬱だったのは、その罰が娘に降りかかったと言うこと。正確には娘に降りかかったのではなく、貴八に「娘に自分が殺人犯だと知られた」「娘に『殺人犯の娘』の汚名を着させた」と言う精神的罰を与えるための手段だったわけですが、娘から見れば罰が降りかかっているも同然ですから。
普通に考えれば、これは当たり前ですよね。何か罰をすれば、自分だけでなく家族も汚名を被ることになる。良くも悪くも欧米よりも、個人ではなく家制度による家族と言うものが根強く残り続けている日本社会ならではのことかもしれませんが。
家族に迷惑がかかるから
この思いで罪を犯すことを思い止まっている人も少なからずいるでしょう。今一度、これを思い返したいですね。
今週のきくりはウィンナーを連呼していただけ……かと思いきや、ちゃんと仕事をしてましたね。しかも、三藁には到底不可能なことを。眠っている者の意識を汲み取り、目覚めさせられるだけの力。確かに、これだけの力があれば三藁を見下すのも頷ける……。
次回は「静かな湖畔」。次回の舞台は、「森の影から」でしょうか?(違
<MVC>
一目連
「大当たり~」
この前に、「テメェ、頭の後ろにも目がついてんのか!」と言う絡み客の言葉があります。しかし、良く考えると後ろにも目があるって喧嘩のとき、ちょっと有利ですよね。相手に隙を見せているように見えて、実は隙なんて見せてないわけですから(ぇ
きくり
「きくり、ウィンナー♪」
なんだか、最近のきくりは大人しいです。大人し過ぎて、最終話前後での反動がちと怖いですが( ̄∇ ̄;)
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
・http://blogs.yahoo.co.jp/nanajigo/43970750.html
・http://blog.livedoor.jp/kabekabe123/archives/50869176.html
・http://blog.livedoor.jp/natsu_ki00/archives/50474468.html
・http://blog.livedoor.jp/poohreeter55/archives/50831691.html
・http://blog.livedoor.jp/radical_weapon/archives/50816765.html
・http://chalcograhie.blog21.fc2.com/blog-entry-2041.html
・http://ecopen.blog84.fc2.com/blog-entry-99.html
・http://futarinoneko.blog61.fc2.com/blog-entry-479.html
・http://omochiyasan.blog69.fc2.com/blog-entry-458.html
・http://raitoningu.at.webry.info/200701/article_5.html
・http://rincolu.blog15.fc2.com/blog-entry-1100.html
・http://takoyaki-tako-tako.de-blog.jp/takotako/2007/01/post_ef93.html
・http://seraraku.blog58.fc2.com/blog-entry-365.html
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