こちらも、元々はゲームがオリジナルの作品。魔法と言う、現在には存在しないものが確立された、擬似現代社会をベースにして描かれた学園ハートフルコメディー……になるんだと思います。最後は、だいぶシリアス調でしたけどね。
魔法と言う世界観をどこまで生かしきれるか。
おそらく、それがこの「はぴねす!」と言うアニメを含めたシリーズでの課題なんじゃないか、と思います。生かしきれなければ、「魔法」と言う設定をわざわざ組み込んだ意味が無いわけですから。
!注意!
本Blogでは、この作品に対して各話感想やレビューを掲載していませんのであしからず。
それでは、続きはOPENからどうぞ。
○総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:A
全体としては、1つのストーリーとしてしっかりと組み上がっていたと思いますね。伊吹もラストに登場させるのではなく、その前から登場させることでより既出キャラたちとの関係性を気づいた上で、ラストの展開に持ってきているわけですし。
演出 評価:C
魔法と言うものがあるため、ちょっと演出は期待していたのですが、少しだけ期待はずれな感じがあります。魔法が、魔方陣の発動でほぼ全てが終わってしまっているのは世界観の設定となっているなら仕方ないんだと思いますが、もうちょっと演出があっても良かったかなぁ。
キャラクターの心理描写も、ちょっと描き切れていない気がする。
作画 評価:B
まぁ、平均的かなぁ、と思いますが、個人的にはあまり好きなタイプの絵ではないんですよね( ̄∇ ̄;) 基本的に、作画(絵)と言うのは好き嫌いに大きく個人差がある場合が多いので、一概には言えませんけどね。ただ、作画の安定さ、と言う面では比較的安定していたと思うので、B。
CAST 評価:B
平均……かなぁ。うん、たぶん、そう。ただ、メインキャラの演技にもう少し深みがあると良いかなぁ、と思いますね。そんなところも加味してB。
OP/ED/BGM 評価:A
OPは個人的に好きなノリですね。EDも悪くない。と言うわけで、OP・EDに関してはそんなどうこう言うものではないかと。BGMに関しても同じですね。原作ゲームを知らないので、原作のものを利用したりアレンジしたりしているものなのかどうかは解りませんが。
総合 評価:B
アニメとしては平均的だったかと思います。まぁ、最後まで見終えた人からすると、特にサプライズな起伏もなく安心して観ていられる、と言った具合でしょうか。
個人的には、「魔法」と言う存在があまり生かされなかったような気がしますね。「魔法」と言う存在に、主人公・小日向雄真がコンプレックスに似た感情を抱いていて、最後にそれを克服するわけですが、別にこの手のネタは魔法以外でもありますしね。なので、物語にもう少し小日向雄真と魔法を軸に据えても良かったかなぁ、と思います。例えば、雄真が魔法に対する考え方を変化させるのをもっと段階的にしていくとか。
○おまけ
ベストキャラTOP3
1位 渡良瀬準
あんな男、いねぇーだろ、って具合な女装が公認化している男( ̄∇ ̄;) でも、さすがにそんなことしているだけあって中身は、おそらく本編に出てきた誰よりも女性っぽい部分もあったり。悪い意味で我の強すぎる魔法科のメインキャラよりずっとマシ。
2位 高溝八輔
主人公・雄真の親友であり、悪友。こんな友人は……まぁ、ストッパー役の準がいるなら、1人くらいいても良いかな、と思える(ぇ でも、最終回付近での友人としての立ち位置は間違えていないし、そう言った意味でもやはりこう言う友人は1人は持ちたいなぁ、と思える。
3位 小日向すもも
色々悩んだ挙句、最終的に魔法科のメインキャラ全員をTOP3から外す結果に( ̄∇ ̄;) 魔法が使えるからなのか、精神力が強く、やたら自分の信念を貫き通そうとする魔法科メインキャラの少女たちは、確かに端から観ていて美しくて強くもあるのですが、個人的にはちょっと……。すももは、最終話で目を覚ましてからの一言「(雪の降る光景を見て)お兄ちゃんや伊吹ちゃんも見てるかな」で、3位は決まったようなものでしたね。
ベストエピソード
1話
何も無かった、まだ何も知らず、何もおきなかった頃が一番観ていてほのぼのしていたかなぁ、と。もちろん、これから先立ち向かわなければならないものは多々待っているわけだけど、ここで見える雄真・八輔・準のトリオの存在は今思い返すと大切なんだな、って。
